2006/11/16

Glasshouse

私、ハンドル名をglasshouseと申します。

で、お人形を愛でているこの人たち、Glasshouseだそうです。
真ん中の上目遣いのお兄さん、いい味出してるねー。(笑)
Glasshouse

偶然Myspaceで見つけちゃったんですけど、こちらはオーストラリアのインディーズバンド。
「わー、Glasshouseを聴くglasshouse。共食い~(?)」なんて、しょうもないことを考えながら、ほとんどネタ作り気分で音を聴いてみると……

ちょっとー!ちょっとちょっとー!
ものすっごく、いいじゃないですか!!!Glasshouse!!
ダークで耽美なメロディー。高らかにかき鳴らされるギターのアルペジオ。時に激しくエモーショナルにもなる触れ幅の大きさ。ファルセットを効果的に使った伸びやかなヴォーカル。特に、このヴォーカルの表現力に惹かれます。高らかに歌い上げた時の雰囲気は、UltravoxのMidge Ure的かな、と。

この曲は、サウンド的にはThe BendsとOK Computerの中間位のRadioheadにNirvana風味を加えた印象です。で、ヴォーカルがミッジ・ユーロ(笑)。
Glasshouse / Disappointment
♪You're a disappointment~, you're a disappointment~♪
「がっかりだよ!!」って歌ですね。(笑)

Glasshouseマイスペース
 試聴1曲目のJust Soが一番好きです。
 ♪Just so, we're clear, there is no turning back~♪

Glasshouseオフィシャルサイト

☆現在、日本のネットショップでは、かろうじてHMVで6曲入りEP、Nothing Comes Of Thinkingだけが手に入る模様。フルアルバムも扱って欲しいです。

先日のTamas Wellsもそうですが、オーストラリアの音楽シーン、あなどれませんね。

それにしても、自分のハンドルと同じ名前のバンドが、好みの音で良かった~!
「がっかりだよ!!」な音楽性だったらちょっと悲しいですものね。(笑)

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2006/11/15

サウンド&レコーディング・マガジン / English Journal 12月号

今日、書店で2冊の雑誌に目が留まりました。

まずは、サウンド&レコーディング・マガジン12月号
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巻頭特集は、「alva noto + ryuichi sakamoto 坂本龍一とカールステン・ニコライの“insen”ツアー 2人のインタビュー&豊富な写真でその秘密に迫る! 」
vrioonはファイル交換で制作し、insenは二人一緒にスタジオに入った、など、興味深い話がいろいろ載っていました。もちろんマニアックな機材のお話も。
insenツアーの写真もたくさん掲載されていたので、ライブに行けなかった方も雰囲気がよく分かると思います。

さらに書店の奥に向かっていたら、花束持ったヒュー・グラントと目が合っちゃって(笑)。
こちらはEnglish Journal 12月号
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「イギリス英語が好き!」ほほう。
しかも、「ヒュー・グラント」の下には「カズオ・イシグロ」、「マイケル・ナイマン」の文字が!
私のツボ総攻撃じゃないですか~(ヒュー・グラントはファンというほどではありませんが、わりと好きです)。
「イギリス英語発音レッスン」なんてコーナーもあるので、ピーター・バラカンさんみたいな英語に憧れる人は練習してみるのもいいかもしれません。さらにイギリスの主要な4つの訛りの特徴も分析されています。これを読めば、訛りのある英国人ミュージシャンのインタビューも少しは聞き取りやすくなるかも。

惜しむらくは、ヒュー・グラント、カズオ・イシグロ、マイケル・ナイマンのインタビュー音声を聞くには別売CD(1,980円)を買わなくてはいけないこと。文字だけを読む分には本誌で十分ですが、どうせなら声が聞きたいじゃないですか。特にイシグロさんの声を聞く機会は貴重なのでは?輸入盤の音楽CDに慣れているせいか、1,980円は高い!と思ってしまいます。もう少しリーズナブルに、しかもダウンロード販売等してくれないでしょうか>アルクさん。

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2006/11/14

MOGWAI @新木場 Studio Coast '06.11.11

フジロックのホワイト・ステージ、そしてStudio Coast。
1年に2回もモグワイを体験できた私はなんて幸せ者!

フジでは、夜空、山々、木々に、モグワイの音がふわーっと拡散して、大自然と呼応しているような感覚がありました。
かたや今回のライブは、なんと言ってもフルセットだし、屋外のように音が拡散していかないこともあり、彼らの音楽が全身に突き刺さってくるようでした。なんと凶暴な。でも、なんと美しい。

今、どうやって言葉にしたらいいのか、途方にくれています。
フィードバック・ギターがどうとか、ドラミングがどうとか書いても、あの時の感覚を語るにはあまりにも遠すぎて。

意識が空高く飛ばされて、宇宙が、海が、山々が眼前をよぎる。地下鉄の激しい軋みが体内を通過し、誰も見ていない海に豪雨が降りしきり、星空の羊水の中を漂い、雷鳴に打たれ、全身の細胞が覚醒する。ここがどこでも、自分が誰でも、もうそんなことはどうでもいい。ただ、ひたすら、音、音、音、音が突き刺さり、包み込み、音に滲入されて、自分と自分でないものの境界が消失する。

なんか、あぶないヒトでしょうか(笑)。でも、あのライブを体験された方なら、少しは共感していただけるのでは?We're No Hereのラストでは、死ぬんじゃないかと思いました。ちゃーんと、生きて返してくれましたが(笑)。もしかすると再生したのかもしれません。次に来日したら、絶対にまた行きたい!

セットリスト、私は全然覚えられなかったのですが、 ☆ Krtek viewfinder ☆さん のところに載っていました。ピックをもらえたなんて、うらやましい。

Xmas Steps
Friend Of The Night
Travel Is Dangerous
Tracy
Acid Food
I Know You Are But What Am I?
Hunted By A Freak
Mogwai Fear Satan
Glasgow Mega-Snake
Ithica 27 Ø 9
Cody
2 Rights Make 1 Wrong

(encore)
Helicon 1
We're No Here

セットになかった曲ですが、5年前のライブを貼ります。
Mogwai / You Don't Know Jesus

BBC Collectiveで比較的最近のライブ映像を2本見ることができます。
(Hunted By A FreakとFriend Of The Night)
画面も小さいし、音質も良くないですが……。雰囲気だけでも。

スチュアートとドミニクのインタビュー映像もありますよ。

Mogwaiオフィシャル

MogwaiオフィシャルMyspace
(今はZidaneのサントラの曲が視聴できます)

P.S. 蛇足ですが、前座のRATATATは、生ドラムを入れた方が良いと思ったな。

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2006/11/10

Jeff Buckley / Hallelujah (NPA Live '95)

先日の音楽バトンにこの曲のことをチラっと書きましたが、ようつべをウロウロして偶然ライブ映像に行き当たったので貼ってみようと思います。

イントロのMCでJeffはこんなことを言っています。

「2日ほど前、僕はオーストラリアで目覚めて、爆弾が発射されるのを見たんだ。フランス政府が、地球に死の物体を送りつけようとする愚か者たちの列に加わってしまったことが悲しかったよ。この歌を、核爆弾があってもいい場所は廃棄所だけだと分かっている人たちのために、どこにいるにせよレナード(コーエン)、そして、ニナ・シモンに捧げるよ。」

1995年。フランスが核実験を行った年でした。このMCはそれに対する抗議になっています。

しかも、これ、フランスのテレビ番組にライブ出演したときの映像だそうで。シャイで人当たりの良さそうなJeffですが、こうした姿勢に芯の強さを感じます。この2年後に若くして他界してしまったのが悔やまれますが…。彼の歌声は永遠に愛されることでしょう。

もうひとつ、シカゴでのライブはこちら。絶唱です。

Jeff Buckleyオフィシャル

Jeff Buckley Wikipedia(日本語版)

Hallelujah(Jeff バージョン)歌詞

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2006/11/06

コミュニケーションのノイズ

10月31日、alva noto + ryuichi sakamotoコンサート(拙ブログ記事)の帰り道のこと。読んでいた本を読み終えたところだったので、某駅構内の書店に立ち寄りました。

すると、入り口付近で40代くらいの男性が、店員さん二人を相手に声高にまくしたてています。すべてを聞き取ることはできませんが「責任者を……しなさいよ」「だからさっきから言っているけど、それが客に対する態度なの?」「だいたいね……」というような言葉が切れ切れに耳に入ってきます。店員さんたちは平身低頭、「ですから電話がつながらなくて……」というようなことを言っていますが、男性はまた似たような言葉を浴びせ続け、一向にしずまる気配がありません。

「何があったか知らないけれど、厄介なことになってるなー。店員さんたち気の毒だな…」と思いつつ、本を選ぼうとしたのですが、うるさすぎて集中して選ぶどころじゃありません。iPodで聴いている音楽越しにもバンバン耳障りな声が聞こえてくるんですから。

音楽どころではなくなってイヤフォンを耳からはずすと、別の男性が介入しはじめた様子。50代くらいのその男性、「こんなところで営業妨害じゃありませんか?」というようなことを言ったようです。クレーム男性の矛先が、今度はこの男性に移りました。「あなた、お店の人?お客さん?営業妨害ってどういうこと?あなた、それは私に対して失礼じゃないの?」とネチネチネチネチ。

んもう、よっぽどツカツカ歩み寄って「うるさくて本を集中して選べなくなってるんですから立派な営業妨害ですよ!」と言ってやろうかと思いました。こういうのって結構、我慢できない方なのです。

でも、待てよ。暴力は振るわなさそうだけれども、言葉尻を捉えてネチネチ攻めてくるタイプだけに、どんな言葉をかけるか良ーく考えないと。
①とにかく怒ってる
②かなり理屈っぽく、粘着質
③はっきりとは分からないが、酔っていたり、軽い精神疾患を抱えている可能性あり
④一般的に、人前で自分の非を指摘されたら、それが正論であっても人間は頑なになるもの

→よって、声をかけるなら、ソフト路線じゃないと、まず無理だな。男性が言うより、女性から言われた方が軟化する確率が少しは高いだろう。(あ、私、いちおう女じゃん? 笑)

「あのー、ちょっとよろしいでしょうかー?お話中、ごめんなさーい(*゚ー゚)>。お声が大きくて、ちょっとご本をゆっくり選びにくいのですぅ。申し訳ないけれども、もう少し小さな声でお願いできないかしらー?というか、もう店員さんもかなり反省していらっしゃるみたいだし、今夜はひとまずお終いにして、明日にでも責任者の方とお話なさってはいかがですぅー?」…こんなセリフでどうだ?(深田恭子の「富豪刑事」口調をイメージしてください 笑)
①それこそ深キョンとか、叶美香さんとか、はたまたロリータ女子高生が上記のような声をかけたら、クレーム男性が軟化する確率は70パーセントくらいか?
②深キョンでも叶美香でも、ロリータ女子高生でもない、私が声をかけて軟化する確率はどれくらい?うーん。
③クレーム男性が軟化せず、ネチネチの矛先が私に向いた場合、それが収束するまでに私が精神的に耐えられる確率は…?うーん、せっかくのコンサートの余韻をこれ以上壊したくないし、夜だから疲れてきてるし、耐性弱まってるよなー。。。

てな具合で脳内シミュレーションしているうちに、いつの間にかクレーム男性いなくなってました(爆)!セリフの効果、試せなかった。

noto + sakamotoコンサートと同じ晩に遭遇したこの出来事は、コンサートに音と光の交信=コミュニケーションというイメージを抱いていただけに、皮肉なほど対照的でした。noto + sakamotoは言葉を一切つかわずに鮮やかに音と光のメッセージを交信していたけれども、このクレーム男性に対しては、どのようなメッセージを発すれば心に響かせることができるのか。(自分が使うことのできる)言葉の力って弱いなーと思ってしまいました。(だって、最終的に言葉の内容より深キョンや叶美香さんに頼りたくなってましたから 笑)
音楽家なら、ああいう場面に遭遇したらどんな音を発するかな?なんて考えてみたり。

とはいえ、脳内シミュレーションをしたことは、無駄ではなかったと思っています。いつか似たような場面に出くわしたら、今度こそ使えるかもしれないしね。(ホントー? 苦笑)

心地よいコミュニケーションを音楽とするならば、このようなトラブルはノイズです。しかも、最近の音楽ですっかり市民権を得ている、グリッチやスクラッチのような快適なものでなく、耳を覆いたくなるノイズ。でも、こういうノイズを除去するのではなく、乗り越える努力をしていかないと、コミュニケーションの力は成長しないでしょう。

世の中いろいろ便利になったおかげで、自分を含め、世間の平均的コミュニケーション能力やノイズへの耐性が落ちてきているような気がします。電鉄各社で増えている「女性専用車」に私が感じる違和感もここにあるような。男女平等うんぬんという形式的レベルでの違和感ではなく、あれはノイズを除去、というか最初から回避する装置なんだと思う。男性と女性という、異質な(部分「も」持っている)人たちが同じ車両に乗っていれば、痴漢だとか、痴漢冤罪とか、酔っ払いに絡まれたとか、様々なノイズが生じて、利用者が不快な思いをしたり、職員が間に入らなきゃいけない面倒事は増えます。正直、私だって痴漢や酔っ払いに絡まれることは歓迎しないけど、そういうことを社会のいろんなところで避けられてしまうシステムが整えば整うほど、ノイズへの耐性が損なわれる怖さのことも考えなきゃいけないと思ったのでありました。(でも、女性専用車、乗ったことありますけどね。 笑)

ノイズへの耐性を高めたい。もっと強くなりたい。(腕力じゃなくて精神的に。)
まず大人が強くならなきゃ、今の子ども達の脆弱性がなくなるわけがない。
といいながら、人一倍ひ弱な私ですが。

少しでも強くなるには、私の場合、やはりgood music & good friendsの力を借りたいところ。
そういえば、ちょうどいいタイトルの曲がありました。。。

Burt Bacharach & Elvis Costello / God Give Me Strength
(歌詞はこちら

サカモト話で始まって、コステロで締めるのもちょっとバランス悪いので、最後に懐かしい曲をもうひとつ。

♪See how the world goes round
 You've got to help yourself
 See how the world goes round
 Then you'll help someone else

YMO / 以心電信

オレンジ○ンジ。なあに、それ?(笑)

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2006/11/04

音楽バトン3たび?

某SNSでいただいたバトンです。

♯Q1♯朝目覚めた時に聴きたい曲教えて♪

朝一番でRadioheadのKarma Policeみたいな暗~い曲も平気で聴けちゃうヒトなのですが(笑)
勢いつけて仕度しなきゃって時にはBeckのアッパー系(Odelay, Guero, The Information)とか、Strokesとか、The Upper Room、Delaysなどでテンションあげてみたり。

♯Q2♯故郷を思い出す曲と言えば?

私には故郷がどこだかよく分かりません。。。
それでも、「プロトタイプ・郷愁」を刺激されるのが、
Kraftwerk / Ohm Sweet Ohm (アルバムRadioactivity)
後半はもう、駆け出したくなる!
どこに向かって走ればいいのか分からないけど(笑)。

Rain Tree Crow / Blackwater (アルバムRain Tree Crow)
David Sylvianの歌声自体が私にとっては故郷です。

あと、
The Smiths / Reel Around The Fountain (アルバムThe Smiths)
故郷というより、高校の古びた校舎とか、十代ならではの気だるい空気を思い出す。

Jeff Buckley / Hallelujah(アルバムGrace)
初恋の人を思い出す。これも一種の郷愁?
その人と一緒にいた頃は、まだJeffのアルバムは世に出ていませんでしたが。
特に"But you don't really care for music, do you?"というフレーズの"do you?"部分が好き。
Jeffの声の限りない優しさ、せつなさにとろけます。

Jeff BuckleyのGraceは56さんに教えていただきました。56さん、元気かなー?

♯Q3♯スポーツとか勉強とか、頑張ってるときに聴きたい曲は?

基本、スポーツは頑張りません(笑)

お勉強系なら、まずノリのいい曲で気分を盛り上げて(例えばKula ShakerのHushやHey Dude)、
集中してきたらインストものに切り替える(最近ならBoards Of Canada、Alva Noto + Ryuichi Sakamoto、Infantjoyなど)。
本当に集中しているときは音楽無しでも気付かない。

♯Q4♯落ち込んだ時、元気出したいって思った時は何の曲?
今一番のお気に入りは先日も記事にしたオーストラリアのアーティスト、Tamas WellsのアルバムA Plea En Vendredi。
どんなにボロボロになっても抱きとめてくれる音です。かなり中毒になっていて、Tamasが切れると禁断症状が出そう(笑)。

まだ知名度が低いけれども、多くの人におすすめしたい1枚。
こちらで3曲試聴できます
http://www.inpartmaint.com/hue/hue_title/IPM-8009.html

♯Q5♯あなたの中でベストサマーソングは?

The Cars / Magic (アルバムHeartbeat City)
歌いだしが♪Summer....Summer, summer, summer...という単純な理由で(笑)
Oh,oh~it's magic. When I'm with you~♪

JBK / The Shallow Pool (アルバムism)
とてもファンキーなのに、水の中にいるような浮遊感たっぷりの不思議な曲。
Steve Jansenの声も色っぽい。

♯Q6♯では冬の歌では?

やはり冬にはSigur Rosが似合います。アイスランドのオーロラが見えそう。昨年出たアルバムTakk...が一番好き。

Nine Horses / When Monday Comes Around (シングルWonderful World)
「天気予報は雪
 君はどこにいるんだい?
 この夕暮れの中

 雪は降らないかもしれない
 でも降ってほしい

 僕のまわりは色彩を失った世界
 君の足跡が雪に刻まれる」
う~ん、悲しい。。。(涙)

♯Q7♯クリスマスの歌ではどれが好き?

Cyndi Lauper / Early Christmas Morning
民謡っぽいイントロからはじまる、カラフルなシンディらしい曲。
子どもと迎えるクリスマスの朝の空気が伝わってきます。

Bing Crosby & David Bowie / Peace On Earth ~The Little Drummer Boy
この1曲だけが欲しくてクロスビーのアルバムを買ってしまいました。

♯Q8♯自分の結婚式で流したい(流したかった)曲は?

結婚式で流したい曲を選んでいたら、私の好きな曲がどれも結婚式にふさわしくない暗すぎるものばかりということに気が付いて愕然としました(笑)。
結局、何を流したのか全然憶えていないという。。。

今選ぶなら、Radiohead / A Punch Up At A Wedding(アルバムHail To The Thief)とか
Death Cab For Cutie / Death Of An Interior Decorator (アルバムTransatlanticism)……
というのは大うそで、どちらも結婚式では「絶っ対に!」流しちゃいけません(笑)。

今、真面目に選ぶと、Brian Eno & John Cale / Lay My Love (アルバムWrong Way Up)かな?
高橋幸宏バージョン(アルバムBlue Moon Blue)もいいです。
こんな曲を流す変わり者の新婚夫婦がもしいたら、お友達になりたい(笑)。
「私は順列の海
 私は解釈の彼方に生きる
 私はあらゆる名前と組み合わせをかき乱し
 私は説明の壁を突き抜ける
 私は意志
 私は燃えるもの
 そして、私は、あなたの周りに愛を並べよう」
原詞↓
http://www.lyricsfreak.com/b/brian+eno/lay+my+love_20024294.html

♯Q9♯カラオケで異性に歌ってほしい曲は?

その人に合った曲。

♯Q10♯カラオケで気になる異性のいる中で自分だったら何を歌う?

カラオケ自体あんまり好きじゃないのですが、気になる異性がいたらなおさら歌いたくないな~。
どうしても1曲は歌わないとダメ!という雰囲気になったら、かろうじて歌える数少ない曲のどれかを。
気になる人がいる時といない時とで選曲変えるのもなんか嫌だし、そもそもそんなにレパートリーが無い!(笑)

かろうじて歌えるのは、日本語なら、
工藤静香 / 声を聴かせて など。
英語懐メロなら、
Olivia Newton-John / Have You Never Been Mellow
どっちも古いな~(笑)。知っている人も少ないだろうけど、いい曲よ。

♯Q11♯バトンを回す5人!!
SNSでいただいたバトンなので、そちらで回させていただきました。

でも、やってみたい方、ぜひどうぞ♪

なかなか楽しかったですよー。

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2006/11/01

Tamas Wells / A Plea En Vendredi ('06)

春の海を最後に見たのはいつのことでしょう?私はもう十数年来見ていません。ぎらぎらまぶしい夏の海と違って、春の海は淡いパステルカラーの波で心の中を洗ってくれそうなイメージ。日頃、なるべくほんわりと、楽しく生きていたいと思っているのですが、春の浜辺で波音を聴いたら、「ああ、ほんとうはまだまだ肩に力が入っていたんだ」などと気付いてしまいそう。もしかすると涙など流れてしまうかもしれないし、頭の中がごちゃごちゃしていても、来し方や未来に思いを馳せながら光る水面を眺めれば、大切なものと瑣末なものが篩にかけたように整理されていきそうな気がします。

こんなこと書くと「どーしたんだ!グラちゃん疲れてる?」とか言われてしまうかもしれませんが(笑)。このCDを聴くと、どうしても春の海を連想してしまうのですよ。

Plea
Tamas Wells / A Plea En Vendredi ('06)

これはTamas Wellsのセカンド・アルバム。Tamas Wells(タマス・ウェルズ)はバンド名でもあり、フロントマンの名前でもあるそうです。写真に写るタマスの風貌、思わず向こう側に何があるのか確かめたくなりそうな、透き通った青い瞳が印象的です。ミャンマー生まれのオーストラリア育ちという、ユニークな経歴の持ち主。
Tamas
その透明な瞳と同じくらい、イノセントな彼の声。試聴してみるきっかけになったのはHMV渋谷の試聴コーナーに書かれた「シガー・ロスのヨンシーを超える天使の歌声」という謳い文句でした。個人的にヨンシーとは全く別路線だと思いますが、とにもかくにも、春の海のように、優しくもほのかに悲しみをたたえた歌声とメロディーです。
アコースティックでシンプルなので、楽曲的にはサイモン&ガーファンクルとか、ニック・ドレイク系統ですね。新しさはありませんが、エヴァーグリーンな魅力を湛えた良曲揃い。インスト曲も深みのある叙情性にあふれています。

春の海に癒されたくてもなかなか行けない、という方。
(つか、秋ですしね。今。 笑)
しばし、Tamas Wellsに耳を傾けてみてはいかがでしょう?
ただ「聴きやすい」だけでなくて、静かに深く、耽溺せずにはいられない何かがあります。

Australian Music Online: Tamas Wells
(3曲試聴可。1,2曲目はファーストアルバムからで、3曲目がセカンド収録。)

Myspace
(3曲試聴可。3曲ともファーストから)

☆iTunes Store:ファーストA Mark On The Pane

☆日本盤販売レーベルhueのページ (セカンドより3曲試聴可)

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2006/10/10

Beck / The Information ('06)

先日、ベックについて あんなエントリを書きましたけど、新譜到着☆

Theinformation
Beck / The Information ('06)

ご存知かと思いますが、このアルバムはシンプルな方眼のデザインで、付録ステッカーでリスナーが好みのジャケットにアレンジできる趣向になっています。開けてみてステッカーの種類が予想以上に多くてびっくり。そして、みんなカワイイ~~(萌)!!くぅ~~!!もったいなくて貼れませんよ~!
Buffalo Daughterの付録折り紙同様、子どもの餌食になる前にしっかり隠しておかないと。

音の方はどうかというと、すごい気合入ってます!Guero('05)がフツーのポップ・アルバムに思えてくるほど(ポップなのは確かですが)。1曲目Elevator Musicの出だしの音、というか「空間」にいきなりやられました。妙に金属的な、異次元との狭間みたいな空間の中でヒップホップが炸裂している感じです。
ベック+ナイジェル・ゴッドリッチって、音使いもすごいのですが、空間演出に非常にそそられるものがあります。音に凝っているアルバムはもちろん無数にあるけれど、その背景と言うべき部分を意識させるものはそこまで多くないと思うんですね。リバーブのかけ方が同じ曲の中でも音の種類によって大きく変えてあったり、そこらへんの配置感覚が絶妙なのでしょうが、シュールレアリスムの絵画なんかを連想します。ポップで、なおかつアートです。

とにかく聴いていて、「どうしてこの流れでこういうサビメロ?」とか「なんでここにこんな音が入ってくるの?」という驚きがてんこ盛りなのに、ポップソングとしてちゃんとまとまっているという離れ業の連続で。15曲入りで(日本盤はさらにボートラ3曲)、全曲ビデオ付き。
どこまで気合入ってるんですか。
どこまでインスピレーションの宝庫なんですか、この人は。

昨晩聴きながら寝ようとしたら、眠れなくなりました(笑)。そりゃそうだ。

[追記]上の記事を書いた後で付属DVDを見たのですが、笑えた~。
悪趣味&イイ加減な雰囲気満載、なおかつカッコいいツボも押さえられてます。
特に「なんちゃってダメダメ・○ー○○ズ」が可笑しい(笑)。
それにしても、ベックの難易度の高い着こなしにはいつもながら参ります!

Beckオフィシャル

Beck@Myspace

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2006/10/07

秋だけどサマソニ

昨晩のトム・ヨーク@NHK POP JAMは、ニュース23より更に脱力してしまいました。彼を知らない人への紹介というにしても、あれで興味を持つ人っているんだろうか?

それはともかく、Gyao音楽チャンネルでサマソニ2006をやっているので(2007年1月1日正午まで)、この連休にちょっとずつ見ようかと思っています。

昨日はMountain Stageの分を鑑賞。これまで聴いたことがなかったバンドで気になったのは、モグワイっぽい65DAYSOFSTATIC、シンプルなリフの繰り返しが印象的だったThe Rapture、ボーカル君が好みだった(笑)PHOENIX(英語曲だけどフランスのバンドらしい)でした。

この春CDを買ったEDITORSもやっていたけど、うーん。CDで聴いてもちょっと「惜しい」感じだったけど、ライブでもやっぱり私としては「惜しい」バンドでした。サウンド自体はエッジのきいていた時代のエコバニを彷彿とさせるクールな熱さが最高なのだけれども、ボーカルに感情を揺さぶるものが足りなくて。まあ、あの単調な感じが逆に好きって人もいるんでしょうが。
ご本人たちには悪いけど、勝手に私が「EDITORS、新ボーカル募集キャンペーン!!」でもやりたいです。
で、イアン・マッカロクが応募してくるっていうのは、どう?(笑)

Editors
EDITORS/THE BACK ROOM ('06)

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2006/10/05

Something Blue, Extra @ ICC [セットリスト追記]

昨晩は、月の裏側に連れて行ってもらったような気分でした。

東京オペラシティにあるNTTインターコミュニティセンター(略してICC)で10月4日に行われたSomething Blue, Extra。高橋幸宏さんとスティーヴ・ジャンセン、Her Space Holidayによるイベントです。

続きを読む "Something Blue, Extra @ ICC [セットリスト追記]"

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2006/10/03

明日のICCイベント

高橋幸宏さん、スティーヴ・ジャンセン、Her Space Holidayによる、Something Blue, Extra @ ICC、けっこう「当たりました!」という声をあちこちで聞きました♪

楽しみですね!
ところで、同じ会場で開催された、昨年(2005年)8月の坂本龍一バンドの即興ライブイベントでは、床に体育座りさせられました。私はカプリパンツだったので体育座りでもオッケーでしたが、繊細な素材のスカートを履いている女性がちょっと気の毒でしたよ。

今回もそうなるかは分かりませんが、念のため、体育座りでも惜しくないファッションの方が安心かと思います☆>明日行かれる皆さま

2日の仙台でのExtraはどんな感じだったんでしょうね?

Stevebullettrain

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2006/10/01

4 Moon's Live "Something Blue" @ 昭和女子大学人見記念講堂

昨晩「きゃあああ」なエントリーを書きましたが、記憶が薄れないうちに(もうずんずん薄れ始めてるんですけど! 涙)ライブの内容も記録しておきます。月曜日のリキッドも行ったので、今回は気分的に余裕がありました。椅子席なので場所取りであくせくする必要もないし。とはいえ、やっぱり朝からドキドキ&ウキウキでしたけど。

続きを読む "4 Moon's Live "Something Blue" @ 昭和女子大学人見記念講堂 "

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2006/09/30

当たったー!&ニュース23

このイベント、当選ハガキが来ましたーー!
ガッツポーーーズ!

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そして、さきほどトム・ヨーク出演のニュース23金曜深夜便が終了。まあ、地上派のニュース番組だから、あんな感じだろうと思ってました。できれば撮りおろしの生パフォーマンスが見たかったところだけど。

それでもトムはやっぱり魅力的でした(Lazy eyeも含め)。スターとして祭り上げようとする周囲の雑音に足元をすくわれずに、ピュアな自分の感覚に耳をかたむける。それはきっと、シンプルなようですごく難しいことのはず。そんな、ロック・スター臭をまとわない、無防備なまでのトムが放つ空気。インタビュー内容がどうのこうのというより、画面から伝わるその空気にいろいろ喚起されるものがありました。

それにしても、放送直前くらいからの某SNSでの書き込みの増え方はすごい(笑)!まだぐんぐん伸びてるし!

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2006/09/28

音楽バトン

Opportunityのmitsuさんからいただきました☆

mitsuさん、遅くなってすみませーーん!

以前出回っていたのと違う内容ですね。じゃ、行ってみよー!

続きを読む "音楽バトン"

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2006/09/27

Infantjoyの新譜!

Infantjoyは、Art Of Noiseの創設期メンバーだったPaul Morleyと元The AuteursのJames Banburyの二人ユニット。そもそも彼らのデビュー・アルバムWhere The Night GoesでJapanのGhostsがカヴァー(歌はSarah Nixey)されているということで興味を持ったのですが、エリック・サティを絶妙にサンプリングした他のトラックも非常に魅力的なエレクトロニカ・アルバムでした。(拙ブログ記事:その1その2

Wherethenightgoes
Infantjoy / Where The Night Goes ('05)

あれから1年たたないうちに、セカンドアルバムWithが出るとは。

日本の女性ファッション誌みたいなタイトルだな、という話はさておき(笑)。

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2006/09/26

4 Moon's Live "Something Blue" @ Liquid Room

アルバムタイトルBlue Moon Blueに敬意をはらいw、ブルーのカットソーを着て乗り込んだリキッドルーム。整理番号93番のおかげで、前から2列目ゲット!とりあえず適当に舞台向かって右側をセレクトしたのですが、これが大正解(^◇^)。「例の方」がほとんど右側だったので(笑)。。。

ちなみにツアーパンフは3000円、Tシャツは5,500円でした!(Tシャツは買いませんでしたが……)

以下、超長文な上にネタバレ多発地帯ですので、これから行かれる方はご注意ください。

続きを読む "4 Moon's Live "Something Blue" @ Liquid Room "

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リキッドルーム行ってきました♪

Yukihiro Takahashi Presents 4 Moon's Live@リキッドルーム、行ってきました!

帰ってきてお風呂に入ってからボーっとしつつ「うふふ」と色々思い出しているわけですが、書き始めると「あれもこれも」と長くなりそうなので、まずは眠ってから出直します。

とりあえず、幸宏さんとスティーヴは×××××××××××。

そして、ハースペは△△△△、△が△△かった。

それから、アルブレヒト・クンツが○○かった。

さらに、「あの曲」が!!

うー、書きたい!(笑) でも、お休みなさい!

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2006/09/24

高橋幸宏、新宿ICCでスペシャルイベント♪

昨年の坂本龍一ツアーメンバーもICCでスペシャルイベントを行いましたが、幸宏さんも!(以下ICC Onlineより)
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新作『Blue Moon Blue』を発表し,9月に自身のプロデュースによるコンサート・ツアーを行なう高橋幸宏と,レコーディングにも参加したスティーヴ・ジャンセン,HER SPACE HOLIDAYによる,スペシャル・ライヴが実現されることになりました.
先の東京・大阪公演とはまったく異なる内容・構成で,参加アーティストとのセッションによる今回だけのコラボレーションが披露される予定です.

出演: 高橋幸宏
スティーヴ・ジャンセン
HER SPACE HOLIDAY
Visual: 伊瀬聖子

日時:2006年10月4日(水) Open:午後7時 Start:午後7時30分
会場:NTT インターコミュニケーション・センター [ICC] 4F特設会場
料金:1,500円(1ドリンク付)
定員:450人
主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
制作協力::エピファニーワークス
協力:ヒンツ・ミュージック オフィス・インテンツィオ
住所:〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階 
   京王新線初台駅東口から徒歩2分
お問い合わせ:フリーダイヤル 0120-144199
E-mail: query@ntticc.or.jp

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9月27日(木)正午までにメールまたはファックスにて抽選申込(350枚)。
当日券も100枚用意されるそうです。

詳しくは このページをご覧下さい。

早速申し込んでみましたが、当たるかな~?くじ運悪いので……。
映像が伊瀬聖子さんというのも興味をそそられます!

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2006/09/23

Vince Guaraldi Trio / Charlie Brown's Holiday Hits

スヌーピーのテレビアニメを初めて見たのは、大人になってからでした。あどけない子ども達の声で、例の味わい深いセリフの数々が語られるのにもしびれましたが、なんといっても音楽が印象的で。ウキウキさせつつも奥深いジャズサウンドが、まさにピーナッツ・ワールドにぴったりだと思いました。

Charliebrown

Charlie Brown's Holiday Hits (試聴可)

この音楽を担当したヴィンス・ガラルディは残念ながら1976年に48歳という若さで亡くなってしまったそうですが、スヌーピーの音楽は今でも愛されています。このCDは有名な「ライナス&ルーシー」などの定番曲の他に、バレンタインやハロウィン、クリスマスなどのホリディ・スペシャルで使用された曲が収録されています。

子ども達も喜んで聴いていますが、こんな小粋な音楽、子どもだけのものにしておくのはもったいない!家族で過ごす休日の朝などにぴったりくるCDだと思います。

続きを読む "Vince Guaraldi Trio / Charlie Brown's Holiday Hits"

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2006/09/19

The Other Side Of Beck...

最近とても気になるのがベック。(漫画じゃなくてベック・ハンセンの方)

あらゆる音楽をぎっしり詰め込んでコラージュしたようなアッパー路線も、フォークやカントリー、ブルースなんかに一工夫加えたロウアー系も両方好きです。分裂気味な私の趣味を一気に満たしてくれるアーティストなんですよね。

気になる……というのは、もうすぐ新譜The Informationが出るというので検索してたら、こんなサイトが上位に出てきたこと。↓

The Secret Life Of Beck Hansen (英語)

続きを読む "The Other Side Of Beck..."

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2006/09/13

Kasabian / Empire ('06)

雨続きで、なんだかとっても寒いです。今日なんか、思わず長袖2枚着てます。とても寒がりなので。。。今からこんなことでは本格的な冬になったら何を着ればいいのやら?

そうだ!こんな寒い日には、熱い音を聴こう!ということで、Kasabianの新譜Empire(試聴可)。

Empire

デビュー・アルバムKasabian(試聴可)の、トランシーな電子音とレトロなロックの融合が大好きで。2作目はどうかな?と期待半分・不安半分で心待ちにしていました。

熱いです。前作より骨太になりました。でもねえ……エレクトロ風味が減っちゃいましたね。前作は得体の知れないアヤシサが漂いまくっていましたが(それでいてキャッチー!)、今回は得体が知れてる感じだな~。この変化はカーロフが抜けたからでしょうか?

まあまあ好きだけど、前作ほどでは……という感じです。一番好きなのは、Sun Rise Light Flies!あと、意外な新境地のアコースティックなスロー・ナンバーBritish Legionも箸休め的にいい感じです。全部がああなっちゃったらKasabianらしさが無くなっちゃうけど。

なんだかんだ言いつつ、1月のライブ、行きます~♪

オフィシャルサイト

BMG JAPANのカサビアン・サイト

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2006/09/09

Architecture In Helsinki / Fingers Crossed ('04)

シャルロット・ゲンズブールの新譜、まだ届かないなー。ダウンロードで買えばよかったなー、とつぶやきつつ、今日はArchitecture In Helsinkiです。

Aih
Fingers Crossed (試聴可)

ヘルシンキなんていう地名が出てきますが、オーストラリアの8人組インディーズ・バンド。

指を交差したヘタウマなジャケがいい感じの脱力感を出してますが、音もそんな感じです。みんなでワイワイ食べ物を持ち寄ったホームパーティーみたいに、ゆるーいけどギリギリまとまっているポップ・アルバム。お味の方は甘いけどどこかひんやりしていて、アイスクリームみたい。フレーバーは絶対にチョコミントかストロベリーです。

……て、わけの分からない説明になってきましたが、Her Space HolidayThe Postal Serviceあたりをお好きな方には好まれる音ではないかと思います。もっとユルくてヘナヘナしてますけれど(笑)

個人的ハイライトはT7: The Owls Go。口を「ポッ」と開けたときの音や「ハッハ」という息の音、ハンドクラップなんかをパーカッション的に組み込みつつ、複数のボーカルや子どもの声が入った、アットホームでチープな手作り感覚が可愛いです。

オフィシャルサイト(音も聴けます)

V2Recordのページ

年を忘れてスキップしたくなる度:★★★★☆

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2006/08/30

Beth Gibbons & Rustin Man / Out Of Season ('03)

Outofseason
Out Of Season ('03)

Myspaceで試聴

taknomさんの「Tak's ウェブログ」の記事で興味を持ったアルバム、Out Of Seasonを買ってみました。Beth GibbonsはPortisheadのボーカリストで、恥ずかしながらPortisheadもずっと興味があったのに未だ聴いたことがありませんでした。ちなみにRustin ManはTalk Talkのベーシスト、Paul Webbだとか。

それにしてもBethはすごい声の持ち主です。曲によってジェーン・バーキン風のささやき声だったり、ビリー・ホリデイばりのこぶしを回したり、かなり幅広いボーカルスタイルをこなせる人。しかも、ただ「器用」なのではなく、ひとつひとつの歌に鬼気迫るまでの魂がこもっていて怖いほどです。

曲はアコースティックでフォーキーなものが多いですが、微妙~にエレクトロ風味もさりげなく加えられたりしています。それでも2003年の作品ながら、もっとずっと昔のアルバムだと言われても納得しそうな、ヴィンテージ感が漂っています。そんなところからOut Of Seasonなんていうアルバムタイトルなのかしら?Portishead(同時に購入しました。こちらについてはまた後日書いてみたいと思います)と比べると地味ですし、途中から若干中だるみするような感もありますが、聴けば聴くほど味の出る、一癖も二癖もあるアルバムだと思います。とにかく1曲目、mysteriesは名曲です。

今出回っているCDはボーナス・トラック付のものと、そうでないのがあるようですが、これから聴いてみようという方にはボーナス・トラック付をおすすめします。ボートラはThe Velvet UndergroundのCandy Says(アルバムThe Velvet Underground収録)のライブ・カバーなのですが、もうなんというか、胸のあたりがぎゅーーーっとなる歌声です!

おすすめの聴き方は、朝、目が覚めたらすぐに聴く事……たちまち全てのやる気が失せて、朝からたそがれ気分にどっぷり浸れまーす(ダメじゃん!)
というのは冗談で(^^;)一日の終わりにいかがでしょう?単なる癒し系とは違うディープなBethワールドに入り込めるはずです。

退廃度:★★★★★
秋よ、どーんと来い!度:★★★★★

Mysteries

Tom The Model

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2006/08/26

Back To Normal?

7月のPCトラブルから約1ヶ月。結局PCは3度も入院して(3回目はPCのせいじゃなくて、増設メモリが壊れてたんですが)、長期帰省してしまったこともあって、借り物PCを渡り歩いた1ヶ月。ようやく元の状態に落ち着いてきました。RSSリーダーも再設定したし!

しばらくよそ様のブログ訪問をご無沙汰しがちになり、自ブログのエントリ頻度も減っていたのですが、ぼちぼち平常状態に戻れたらいいなーと思っております。でも、子どもの夏休みが終わらないと完全には戻れませんけど!(ええ、未だ宿題が残ってます!!)

平常に戻る……と言えば、キーンのボーカル、トム・チャップリンがドラッグとアルコール依存症から抜け出すべく、リハビリ入院しているそうです。(BARKS記事

サマソニ出演もキャンセルしたそうですが、水彩画のようなファーストから油彩のように濃厚なセカンドに進化するには、やはり相当なプレッシャーがあったのでしょうか。リハビリ成功して欲しいものです。

Hopesandfears_1
Keane / Hopes And Fears ('04) 

Ironsea
Keane / Under The Iron Sea ('06) 

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2006/08/06

フジロック:July30,2006

さてさてフジロック最終日。前日の疲れもなんのその、結構早く目が覚めて、シャトルバスもさほど待たずに行けたので、9時半頃に会場着。

でも、ここで、思わずグッズ売り場の行列に並んじゃったんですねー。ネットで買えることは分かっていたんだけど、せっかく行ったからにはちゃんと現地で買いたいと、うっかり思ってしまって。覚悟はしていたけれども、結局3時間待ち。また再びフジに行けるかどうかは分からないけれども(行きたいけどね)、次回がもしあれば、並んだりしないでネットで買うわと自分に誓いました。

午前中のアクトは、自分にとって絶対はずせない、という物はなかったのだけれども、せっかく早く会場に着いていたんだから、ギターウルフやenvy、見ておけば良かった。

この日見たのは……
Mumm-ra (Red Marquee)
英国から来たこのバンド、インパクトありました。最初レッド・マーキーに足を踏み入れ時には「ダンス・テクノ系なのかな?」と思わせる曲をやってましたが、その後、Nirvanaっぽい轟音が鳴ったり、プログレっぽい幻想的な音を出したかと思えば、ボーカルが一人でアコギ持って、しっとりした曲を歌いあげたり。その芸風の広さや、楽器編成に流動性を持たせてるあたり(ギターの子がメイン・ボーカルをとる曲もあって、これもなかなか上手かった)、BlurやRadioheadを連想しました。曲が似ているわけではないんですけどね。まだシングルしか出していないバンドですが、アルバム出たら聴きたいな。

KT Tunstall (Green Stage)
お天気が良くて気持ちいいので、グリーン・ステージの木陰の下でなごむ。えーっとKTさん、良い声ですけど、なんか引っかからないというか、あんまり良さが分からなくて(^^;)、数曲聞いてレッド・マーキーに移動。

The Automatic (Red Marquee)
天気が良いのと、夜のために体力温存しておきたかったので、レッド・マーキーの中には入らず、会場後方の木陰に座って、The Automaticを聴く。疾走感のあるUKサウンドで、なかなか良かったけど、もう少し緩急つけて揺さぶってくれたりするともっと良いな~。などと思って聴く。帰ってきてから雑誌見たら、彼ら、平均年齢19歳なんですね。うぇー、若い!

「コドモは学校に行ってなさーーーい!」

って、うそうそ((^┰^))ゞ。ぜひ頑張って欲しいですわ。

この時、謎の生命体を目撃。(画像が寝ちゃっててすみません。後で直します、多分。)
Butterfly2_4   

Snow Patrol (Green Stage)
やっぱりオープン・エアの気持ち良さが捨てがたく、またグリーン・ステージに移動。スノウ・パトロールってあんまり聴いたことなかったんですけど、きれいなメロディで、なんだか安心して聴けるロックというか。えー、裏を返せば、なんとなく先が読めて退屈、というか(お好きな方、ごめんなさいねー)。フィッシュマンズを聴きに、ボードウォークを歩いてField Of Heavenに移動。

フィッシュマンズ (Field Of Heaven)
フィールド・オブ・ヘヴンに付いてみたら人でいっぱいでした!"I'm Fish"Tシャツを着ている人もちらほらいて。徐々に日が傾きかけた、木々に囲まれた会場にシャボン玉もふわふわ飛んで、フィッシュマンズの浮遊感あるサウンドによく合っていました。特にUAの亜細亜特有の湿度を帯びた歌声がなんとも言えませんでした。

Transit Kings (White Stage)
The OrbのAlex PatersonとKLFのJimmy Cautyだなんて、豪華なユニットですよね。とのさんのブログでも紹介されていたこともあり、ホワイト・ステージに行ってみました。アルバムは未聴でしたが、夜にむけて体力温存しようという計画も忘れ、踊っちゃいました~!踊らずにはいられないでしょ、あれには。最後にはBroken Social Sceneのメンバーが飛び入り参加するという場面も。

Buffalo Daughter (White Stage)
グリーン・ステージのThe Raconteursはあきらめ(White Stripesあんまり好きではないし)、そのままホワイト・ステージでバッファロー・ドーターの出番を待ちました。サウンド・チェックに時間がかかったわりに音響バランスが悪くて、マイクの音が小さくて声があんまり聞こえない。そのせいなのかは分からないけれども、新譜からの曲も思ったより少なく(2曲?)、MCも何もなくて終始無言で演奏し、去っていきました。2月にリキッド・ルームで見たときには、フレンドリーでにこやかな雰囲気だったんですけど。それでも、やっぱり、突き抜けたセンスとテクニック(特にシュガー吉永)のバンドです。どうしても以前見たライブと比べてしまうのですが、初めてだったらこのステージでも充分圧倒されただろうと思います。

The Strokes (Green Stage)
早いもので、もうグリーンのトリです。(正確にはこの後にスペシャル・ゲストのHappy Mondaysがありましたが。)あんまり前に行くのは怖くて、やや後方から見始めたのですが、我慢できなくて少しずつ前方移動。移動してみて実感したのですが、見る位置によって、だいぶ感じ方が変わってきますね。後ろで見ていると、どうしてもちょっと「引いた」聴き方になります。前に行けは行くほど、周囲の熱気に気分がシンクロしてきます。自分自身の聴き方の基準が定まっていないみたいですけど、やっぱり周りの影響は大きい。同じ聴くなら、いっぱい楽しんだほうがいい!ということで、前方移動、正解。骨太になった3rdの曲から、飄々とした1st、2ndの曲までを網羅したセットリストをめいっぱい楽しみました。

メイン・ステージであるグリーンのトリとしては賛否両論あったようですけれども、年功序列とか、テクニック至上主義じゃなくて、こういう若いバンドにトリをまかせてみるスマッシュの心意気がカッコいいと思った私です。

Mogwai (White Stage)
Happy Mondaysも気になったものの、時間が完全にかぶっているのであきらめてホワイト・ステージに移動。それにしても一日歩き回ったり踊ったりした後での山道はしんどい(苦笑)。

で、モグワイ。みんなおそろいのジャージを着て現れて、ミュージシャンというより、工場のおじさんたちみたいで微笑ましい(^^).。彼らの演奏はですねー、何というか、もう、神々しかったです!

フジでの2日間、いろんなライブを楽しみましたが、ふと引いた目線に立ち返ってみると、音楽ってあくまでも人間のための楽しみであって、苗場の山とか木々とか、雄大な自然の場を人間がちょっと借りてチャカチャカやっているようにも思えてきて……。地球規模とか、宇宙規模で考えると、どうしてもそういう捉え方になってしまいます(とはいえ、やっぱり音楽は人間にとって非常に大切なものだと思うのですが)。でも、モグワイの音は、人間だけでなく、木々にも、山にもどんどん浸透していくようで、人間対自然、というような区別自体が些細なことに思えてくるのです。大自然と対峙できるだけの構築力と、(矛盾するようだけれども)破壊力。一日の疲れで真っ白になりかけている状態で、その音を浴びることができたのは、何にも替えがたい経験でした。(正直なところ、あまりに疲れていて、「うわー、モグワイすごーい!」と「疲れて死にそうーーっ」という思いが頭の中を交互に訪れていたのが残念だったけど。もっと音に没頭できれば、もっと感動したと思う。)

いやー、帰りの山道がきつかったのなんの!寝不足疲れのうえに、夕食が軽かったからエネルギー切れを起こして、ホワイト・ステージを出てすぐの売店でポテトチップスを買って(それくらいしか食べ物無かった)、食べながら歩きました。いざというときのための、カロリーメイトか何か、キープしておけば良かったな。

そんなこんなで終わった2日間。だらだら長文失礼しました。

そして、あらためて、フジ行きを可能にしてくれた、家族と友人たちに深く感謝します。本当にどうもありがとう。

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2006/08/04

フジロック:July29,2006

ご無沙汰しております。PCトラブルやら、いろいろあった上に……

……行ってきちゃいました、フジロック (^-^)!2日目(7月29日)と3日目(30日)の二日間。

Fujigate

なかなか宿が取れなかったし、そもそも体力にめっぽう自信がないので、行くまではひたすら不安だったんですけど。えいや!と。

29日。朝6時に家を出て、新幹線で越後湯沢へ。シャトルバスを待つ列にならんで、結局会場に着いたのは10時半過ぎ。すぐに(と言ってもだいぶ歩くけど)Kula Shakerのサイン会チケット配布場所に行ってみたけれども、もう配布終了(TT)。そりゃ、そうだよね~。

この日見たのは……
locofrank (White Stage)
  日本のバンド。んー、悪くないけど、そんなに印象に残らなかったかな(^^;)。

Mo'some Tonebender (Green Stage)
  なんとなく、ボーカルの歌い方とか、言葉の選び方が苦手な感じでした。でも、グリーン・ステージ後方の芝生に座って聞いていたら、トンボくんがチョンと手にとまって。思わず写真撮ったね(笑)!この時間帯は少し晴れ間もあって、気持ちよかったです。途中で移動してRed Marqueeへ。

Fujidragonfly_1
マニキュア塗り忘れてて、恥ずかしいんですけど (。-_-。)

The Rifles (Red Marquee)
イギリスの若手バンド。うん、やっぱり私にはUKの音が落ち着くわ~☆。結局この日はRed Marqueeにいることが多かったです。

Mystery Jets (Red Marquee)
rockin' onの付録CDに入っていたYou Can't Fool Me Dennisという曲が印象に残っていました。なんか村の宴会の大合唱みたいなノリで始まってw、途中でコロコロと曲調が変わり、終盤はなんだかポリスのロクサーヌを彷彿とさせたりして。訳分かんない、けど忘れがたいんだもの(笑)。ライブもやっぱり、いろんな音をぎゅっと詰め込んで、ワイワイやろうよ、というざっくり楽しいフィーリング。自分の生理的感覚からすると、ボーカルが雑すぎて、多用されているコーラスが全っ然ハモってないのが耳障りなんですけど(苦笑)。でも、妙に気になるバンドです。「フォーキー・サイケ」なんていうキーワードで語られているみたいですね。
入り口近くで見ていたら、途中から濡れている人たちがドッと入ってきました(Red Marqueeは屋根付き)。そう。やっぱり雨が降り出しちゃったのです。

Kula Shakerトークショー&ミニライブ (Purple Haze )
サイン券は逃したけれども、トークショーとミニライブは券が無くても横から見ることができたので、The Hivesをあきらめて雨の中見てきました。多分、この模様はMTVで放映されるのではないかと思います。ミニライブでは、クリスピアンがアコギでShower Your Loveともう1曲(ビートルズのRainだったらしい)を披露してくれました。歌声がしとしと降る雨のように心に沁みてきて、雨も悪くないなと思いました。こういうシンプルな弾き語りを聴くと、芯からのミュージシャンかどうか分かるような気がします。

Fujitalkshow1
こんな感じで人が多くてあんまり見えなかったんですけど。。。(涙)

Fujitalkshowchris_1
腕を思いっきり伸ばしたら、王子の写真、撮れました(^◇^)!

The Like (Red Marquee)
Straightenerも気になっていたけれども、雨の中ホワイト・ステージまで歩く気力がなく(弱っちい……^^;)またレッド・マーキーへ。ここのところ音楽雑誌でよく見かけるカワイイ女の子3人バンド。サポート・メンバー無しで、本当に女の子3人(Vo.&Guitar, Bass&Chorus, Drums)だけなのね。たった3人とは思えない、しっかりした音です。早い、安い、ウマイ!じゃないけど、カワイイ、上手い、MCオモロイ!の3拍子そろってて感心、感心。往年のブロンディやバングルズみたいにビッグな女の子グループになるかもしれないですね。

Jenny Lewis (Red Marquee)
本当はこの時間帯、Clap Your Hands Say Yeahのはずだったんですよね。ボーカルが喉の調子を悪くしたということで、キャンセルになって残念。かわりにJenny Lewis。アメリカの、フォーキーな女性歌手で、なごみ系。早めの晩御飯を食べながら、ゆるゆる聴きました。

Sonic Youth (Green Stage)
雨も降ったりやんだりになってきました。新譜はおろか、もう何年もアルバムを聴いてなかったんですが、フジで見たかったバンドのひとつだったソニック・ユース。夕空にたちこめるグレーの雲と、グリーン・ステージ背後の深緑の木々。不穏な空気をかもしだす風景に、オルタナな音がなんともマッチしてました。それにしても、キム姐さん、カッコよすぎ!ソニック・ユースがあいかわらずとんがった音を出し続けていることも嬉しかったです。

電気グルーヴ (Green Stage)
電気グルーヴって、CDを買って家でじっくり聴きたいとは思わないのですが(すみません ^^;)、ライブが楽しそうだなと、常々思ってました。次のKula Shakerのために3曲位しか聴けませんでしたが、やっぱり楽しかったです。Shangri-La、しっかり歌ってきました(笑)。

Kula Shaker (Red Marquee)
この日一番楽しみにしていたのがKula Shaker!電気グルーヴを早々に切り上げて、スタート前から待ちました。会場内は開始前から熱気でムンムン。待ちに待ったところで、いよいよメンバーが登場すると、わあーっ!と大揺れが起きて、将棋だおしにならないか、かなり心配になりました(汗)。一度解散してからの復活だから、みんなすごくハングリーになっているのがよく分かります。

まずSound Of Drumsではじまり、懐かしさでいっぱい。次が書きかけの曲というThe Big Bad Wolf And The Bogeyman。何といっても会場のテンションが一気に上がったのが303から。まるで花火に火が付くように、観客の熱気がシュワーーッ!と炸裂するのを肌で感じました。そうそう、このたたみかけるようなノリ。この妖しさ(笑)。このレトロ・フューチャー感。テンション上がりっぱなしのまま、ラストのHush, Hey Dude, Govinda攻撃には、みんな弾けまくり、歌いまくりでした~。これまでの人生で最大量のアドレナリンが分泌されたような気がします(笑)!

あの場にいられてよかった!& 生きて出て来られてよかった!(あそこで転んだらホント死ぬと思いました ^_^;)

正直なところ、再生クーラのシングルの曲に対しては物足りなさを感じていたのですが、このライブで、クーラのうねるようなグルーブ感の健在ぶりを確認できて嬉しかったです。この勢いで、ニュー・アルバムは「K」「Peasants....」をしのぐ内容にしてほしいものです。

そうそう、王子は渋い赤のシャツに、黒いパンツ&黒ベストでした。Myspaceに素敵なお写真が

余韻に浸りたいから、貼っちゃうぞ!Shower Your Love

もひとつHush!

さらにGovinda (貼りすぎ ^^;)

Red Hot Chili Peppers (Green Stage)
クーラの後は、グリーン・ステージ2日目のトリ、レッチリへ。クーラのアンコールを期待して長居したので、レッチリはもうスタートしていました。Give It Awayの頃のような、したたかでギラギラとした感じがあんまりなくて、なんか落ち着いた雰囲気のバンドになったな~、なんて思ってしまいました。でも、やっぱり、どんな曲をやっても巧いですね。MCでは「数日前に日本に来たんだけど、ハロー・キティを妊娠させちゃったよ。カワイイ赤ちゃんが産まれるとおもうぜ」なんてジョークを飛ばしてました。けど、笑ってる人がほとんどいなかったような(苦笑)。ビージーズのHow Deep Is Your Loveをカバーしたのには驚きました。けど、そんな古い曲知ってる人、ほとんどいないような(苦笑)。終了少し前に会場を後にしたので、お手洗いもシャトルバスも、嘘みたいに空いていました!

こんな感じで終了した29日。The HivesとTrashcan Sinatrasを逃したのがちょっと残念でしたが。Orange Courtは遠すぎた……。

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2006/07/18

高橋幸宏ツアーチケット先行予約

+eで東京公演のプレオーダーが始まりました!(~20日18:00まで)

大阪公演はすでにプレオーダーは終了しています。

いつもチケット運がいまひとつなのですが、なるべくいい番号、いい席が取れますように。
皆さまもグッドラ~~ック!

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2006/07/14

高橋幸宏ツアー!

まだPCは再インストールの途中なのですが、このニュースにいてもたってもいられなくなってしまって、夫PCより投稿~☆
幸宏さんのツアー!しかも「あの人」も参加!
っきゃーーーーーーーーーーーー!!!(笑)
(ヲババさん、情報ありがとうございました~m(_ _)m)

高橋幸宏 Presents 4MOONS' LIVE "Something Blue"

◆ 9/25 (月) 東京:LIQUIDROOM ebisu
◎ 開場 18:00 / 開演 19:00
◎ ¥6,800(スタンディング・別途1ドリンク代)
◎ 出演:高橋幸宏/ Steve Jansen (ex-Japan)/
 Her Space Holiday/ Albrecht Kunze (from MARZ)
◎ チケットの一般発売:7/29(土)~
◎ (問):ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999

◆ 9/27 (水) 大阪:なんばHatch
◎ 開場 18:00 / 開演 19:00
◎ ¥6,800(1F:スタンディング/2F:指定・別途1ドリンク代)
◎ 出演:高橋幸宏/ Steve Jansen (ex-Japan)/
 Her Space Holiday/ Albrecht Kunze (from MARZ)
◎ チケットの一般発売:7/29(土)~
◎ (問):サウンドクリエーター 06-6357-4400

◆ 9/30 (土) 東京:昭和女子大学人見記念講堂
◎ 開場 17:00 / 開演 17:30
◎ ¥7,500(全席指定)
◎ 出演:高橋幸宏/ Steve Jansen (ex-Japan)/
 Her Space Holiday/ Albrecht Kunze (from MARZ)
◎ チケットの一般発売:7/29(土)~
◎ (問):ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999

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2006/06/30

Fennesz / Venice ('04)

夏バテでしょうか、それとも単にトシなのか(TT)、どうもこのところ心身ともに力が入りません。体調がいまひとつでも気力があればなんとか引っ張っていけるし、やる気がどうも出ない時でも体力があれば勢いで押せるのですが、両方ダウナーだといけませんね。こういうときは素直にウダウダするしかない‥‥ということで、どうしてもやらなくてはいけないことだけを済ませたら、寸暇を惜しんで(というのも変ですが)ダラダラ体をやすめて、アッパーに向かうのをじっと待っています。

で、思うようになってくれない心身を休めるのにぴったりなのが、フェネス(フェネズ?)のVenice。フェネスがオーストリア出身のせいか、Vつながりで、このアルバム名をついついViennaと言ってしまいそうになるのですが、それはUltravoxだって!(古)
えー、失礼しました。プチプチ、つぶつぶとしたノイズが多用されていながら、とても繊細で美しい。シュワーッとやわらかく弾ける冷たい炭酸水の中に、すうっと沈んでいくような気持ちよさがあります。(「本当に」炭酸の中に沈んでいったら気持ちよいどころじゃないでしょうけどね 苦笑)

特に5曲目Circassianの壮大さには、宗教音楽のような神々しさすら感じてしまいます。シルヴィアンのヴォーカルをフィーチャーした8曲目Transitを初めて聴いた時には、フェネスのシュワシュワ・サウンドと対照的なシルヴィアンの存在感溢れる歌声に戸惑ったのですが、両者のせめぎあいがなんともいえません。なんというか、海の中に立つ彫刻(サモトラケのニケあたりがいいなぁ。マーライオンや、田舎をドライブしているとよく見かける巨大な観音像とかではなくて。^^;)に波が押し寄せてきては返していく光景が脳裏に浮かぶのです。

皆様はいかがおすごしでしょうか?
周囲でも調子をくずしている方が多いようですので、御自愛くださいませ。

Venice
Fennesz / Venice

Bricolages_1
先日の記事にも書いた、坂本龍一のリミックスアルバム
bricolages にもフェネスは参加しています。

Fenneszオフィシャルサイト
 御本人同様、シャープでカッコいいサイトです

STOP ROKKASHOにも参加

☆Veniceを試聴できるリンクは見つけられなかったのですが、
 Myspaceで2001年のアルバムEndless Summerから4曲聴く事ができます。
 

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2006/06/12

Scritti Politti / White Bread Black Beer ('06)

Whitebreadblackbeer

White Bread Black Beer (アマゾンHMV

やっぱりグリーン・ガートサイドは優れたポップス職人だなぁ、と再確認した新譜です。

歳月を経ても「枯れる」という言葉は彼の音楽には似合わず、あくまでも瑞々しくポップ。往年のビートルズやサイモン&ガーファンクルのような白人ポップスのセンスに黒っぽいニュアンスをしのばせるバランス感覚も相変わらずです。でも、80年代の才気走った手触りよりも、年月とともに優しさや包容力が増していて、なんともいえない「滋味」があると思いました。良質の素材でつくられた、柔らかな白パンと、コクのある黒ビールって感じですよ。五臓六腑に染みわたるぅ‥‥。

今の音楽シーンの中で大きな話題を呼ぶかはわからないけれど、個人的には愛聴盤の仲間入りに決定!です。

☆ネットショップではどこも試聴できないようですが、こちらからDLできるBBC Radioの番組(グリーンがゲスト出演)で、4曲聴くことができます。
(Krush Bros.さんの「Krush Blog」より得た情報です。他の情報も満載なので、興味のある方はぜひ御訪問を。)

☆前作Anomie & Bonhomie('99)に関するインタビュー「”空間的隠喩”についての考察」(なんちゅータイトル 笑)はこちら

☆ついでに懐かしい映像を。
Scritti Politti / Perfect Way(アルバムCupid & Psyche 85より)
I got a perfect way to make the girls go crazyだなんて‥‥
グリーン様に歌われたら反論できませんねっ!?(笑)

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2006/06/02

Kasabianの新譜タイトル!

まだオフィシャルにもアップされていませんが、Kasabianの新譜タイトルはBritish Legionの模様です。情報源はこちら。このリストを見ていくと、他にも気になるリリース情報がたくさん(わくわく)!ただし、Kasabianも*マーク(rumour=噂)で、まだ***(confirmed=確定)になっていません。

とはいえHMV.co.ukでは9月18日発売予定で、予約受付が開始。ってことはもうほぼ確定と考えていいのかな?日本のアマゾンとHMVはまだですけれども(6月2日午前1時現在)。

いずれにしても、ファースト↓を超える音になるのか、とっても楽しみです!!

Kasabian
カサビアン/カサビアン ('04)

[追記]:BMGROCK.com official weblog6月12日記事で、新譜タイトルはEmpireと公式発表がありました。発売日は9月6日だそうです!

Kasabianオフィシャル

BMG JAPANのアーティスト・ページ

Kasabianに関する拙ブログ記事

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2006/05/30

鋤田正義写真展

ただいま銀座のクリエンションギャラリーG8(第一会場)と、ガーディアン・ガーデン(第二会場)[会場マップはこちら]で開催されている、鋤田正義写真展を見てきました。(6月2日まで)

Sukitamasayoshi

ボウイやマーク・ボランの写真で有名な鋤田さんですが、シルヴィアンの写真も1枚あったと教えていただいたので‥‥。行ってみたらYMOのジャケット写真や、マッドネスのホンダのコマーシャル・ポスターなんていう懐かしいものもあったりして嬉しくなってしまいました。ジョン・ライドン、ディーヴォ(この写真、笑えた~^◇^)なども。

それにしても写真の一枚一枚が、まるで被写体の人物が「そこにいるような」存在感を放っているのです。ロックスターをそれほど近くで見たことはない(※1)ので何とも言えませんが、オーラが凝縮されている分、もしかすると実物以上の存在感かもしれません。それが、部屋中の写真から発せられるのですから、圧倒されました。

‥‥シルヴィアン写真は、服装などから、たぶんGone To Earth頃ではないかと思いました(※2)。貴重な情報源のDavid Sylvian.netがまだクローズされているので確かめられないのですが。若き日のシルヴィアンの、ほぼ等身大の上半身写真を間近に見て、なんだか照れてしまった私です(笑)。写真なのに、あんまり近寄ると胸騒ぎがしてきそう。じっくり見たいのに、ついつい目を伏せてしまうほどの美しさでした(あ、スティーヴ・ファンですけど^^;)。(※3)

修行時代の写真や乗り物写真などを集めた第二会場の写真も見ごたえがあります。しかも、入場無料。今週金曜日までなので、足を運べる方はぜひ!

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☆追記(※1):いわゆる古典的な「ロックスター」とは異なりますが、昨年、坂本龍一さんとツアーメンバー(スティーヴ・ジャンセン、フェネス、スクーリ・スヴェリッソン)に、サイン会で間近にお会いしたことはありました。その時、オーラとは、こちらが受け止めようとすれば感じられるし、こちらが興味を持たなければ感じられないものではないかと思ったものです。(古典的「ロックスター」の場合は、また別かもしれませんが。)オーラは、発信者と受信者の周波数が一致して生まれるのかもしれません。そういう意味でも、鋤田さんの写真はオーラを最大限に増幅させるまでに、被写体と周波数をシンクロさせていたように思います。

☆追記(※2):この写真の撮影時期に関しては自信がないので、よくご存知な方は教えていただけると嬉しいです。

☆追記(※3):上の記事を書いていた時点では、シルヴィアンの写真を見て照れてしまうのは、自分のファン心理と彼の美しさのためだろうと考えていましたが、他にも理由があるように思えてきました。他のポートレートとシルヴィアンのポートレートは、被写体の「見られる」「撮られる」ことにたいする姿勢が決定的に違うのです。例えばボウイは、自分が表現したいことをカメラがどこまで写し撮れるか挑んでいるような、アグレッシヴな被写体です。ボウイに限らず、多かれ少なかれ、どのミュージシャンのフォトも「オレを見てくれ」「オレを撮ってくれ」とアピールしているのが画面から伝わってきます。

でも、シルヴィアンは違う。被写体としての自分の魅力は充分意識しているし、撮られることを受け入れ、エネルギーをカメラ「にも」向けているけれど。それでもどこか、視覚化することのできない思考なり想念なりを、カメラに奪い取られないように、自分のものとして保持しようとする意思が感じられるのです。静かだけれども、とても強い意思が。それでいて、美しく、なおかついろいろなものを発信してくる写真になっているところが、被写体自身の魅力でもあり、鋤田さんの力でもあると思うのですが。

「見られる」ことを受け入れつつも、自分の全てをさらけ出すことは拒絶している、そんなポートレートはあの会場でシルヴィアンの写真だけでした。私がその写真を見て照れてしまったのは、彼の「見られる」ことに対する緊張感が画面から伝わってきたためではないか。そんな風に、後になってから考えました。

‥‥ダラダラと駄文を連ねてしまいましたが、もう一度見たいです、あの写真。

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2006/05/28

「武満徹│Visions In Time」展と、武満の言葉

東京オペラシティーアートギャラリーで開催中の「武満徹│Visions In Time」展に行きました(2006年6月18日まで)。音楽家の世界を展示という形式で「見る」ということに、期待半分、不安半分で赴いたのですが、結果的にかなり楽しむことができました。

特に刺激的だったのは、若かりし日の武満徹と、瀧口修造の関係です。武満による繊細な手書きの楽譜、瀧口の自作オブジェやメモに書きとめられた言葉の断片などからたちのぼるオーラ。言葉と音と視覚芸術の相互作用。遊び心も秘めつつ、何物かが創造される瞬間の可能性の息吹に満ちていて、まぶしかったです。

他にも、武満がインスピレーションを得た美術作品の数々や彼自身の絵、遺品などが展示され、時おり傍らに武満自身の言葉が添えられています。その言葉を読んで、彼の慧眼ぶりに感銘を受けました。当然と言えば当然ですが、優れた表現者はやはり、受け手としても卓越した眼を持っているのですね。しかも、それはアートに対してだけでなく、生きることそのものについて深く洞察する眼であることが、伝わってくるのです。

ちょうどカタログに、武満が「眼」について記した文が載っていました。

私は本を読むたびに、それによって私の「眼」が鍛えられたら、と思う。
特殊な芸術の世界だけでなく、たえず変化して行く、予測できない日常の世界を、その眼で見るのだ。(中略)そのために、なるべく本を読むように、また、なるべく本を読まないようにという困難な読書の仕方を、私は自分に課している。
(「武満徹│Visions in Time」展公式カタログ p.162より)

Visionsintime

この「なるべく本を読むように、また、なるべく本を読まないように」という感覚、よく分かるような気がするのです。それがなかなか困難であるということも、日々痛感しています。

このカタログは、通常の美術展のカタログと違い、展示作品の写真やデータだけでなく、武満の著作から抜粋された文が多数収録されているのが魅力です。展覧会の余韻にひたりながら、その言葉の数々をかみしめています。
展覧会に行くことのできない方も、アマゾン等で購入可能です。

さて、シルヴィアン・ファン目線の情報を。
会場ではラッセル・ミルズのアート作品と、「トオルのいない庭で」と題されたシルヴィアンの文章が展示され、ヘッドフォンでBeekeeper's Apprentice(アルバムApproaching Silence収録)を聴くことができるようになっていました。上述のカタログにも「トオルのいない庭で」と、ラッセル・ミルズ&シルヴィアンのインスタレーション「エンバー・グランス」について武満が書いた文章が収録されています。
それにしても、武満とシルヴィアンの間にこれほど親交があったとは知りませんでした。ロンドンのホテルで昼食をとりながらシルヴィアンと武満、坂本龍一の3人がコラボレーションの構想を話し合っていたなんて!想像しただけで倒れそうです(≧◇≦)。片や現代音楽、片や(いちおう)ポップ・ミュージックと、異なる分野で活動していた二人ですが、音や言葉のテクスチャーの好みなどは確かに通じるところがあるような気がします。

昨晩は寝る前にピアニストのためのコロナという曲を聴いていましたが、ゾクゾクしました!本当にコロナで焼き尽くされるかと思った‥‥。

武満徹の音楽や言葉に、これからも少しずつ触れていきたいと思いました。

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2006/05/23

The Butterfly Effect

「バタフライ効果」とは、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらすという、カオス理論を表現した思考実験のひとつだそうです。ネーミングの由来は、「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」とたとえられることから。(Wikipedia参照

Butterflyeffect

その「バタフライ効果」をタイトルにした映画、The Butterfly Effect(全米公開2004年、日本公開2005年)を見ました。誰でも「あの時ああすればよかった」「あれをしなければよかった」などと振り返ることがあると思います。大学生の主人公(アシュトン・カッチャー)は、子ども時代の日記を読むことで過去に戻り、気になっていた言動をやり直せることに気付きます。でも、過去をやり直すたびに、大切な友人や自分自身の現在に大きなしわ寄せが来てしまい‥‥。児童虐待、爆破物設置、恋人が娼婦に転落、母親が重病、自分が刑務所入り、といった出来事の数々が、めまぐるしく現れては塗り替えられていきます。最後に彼がとった究極の選択は、ほろ苦いながらも、ストンと心の中に落ちていくものでした。

マルチエンディングのロールプレイング・ゲームや小説の発想が取り込まれているのでしょうが、ラストのおかげで上手くまとまっていると思いました。アシュトン・カッチャー、好みのタイプではないはずなんですが、カッコ良いです(笑)。

私自身はRPGはやらないし(一度手を付けたら、のめりこんで収拾がつかなくなるのが目に見えているので^^;)、マルチエンディング小説は食わず嫌いで読んだことがありません。小説は作者の意図がストーリー展開から伝わってくるものであって欲しいと思ってしまうんですよね。ただ、創作作品についてはそう思いますが、現実の人間にはあの時違う選択をしていたらどうなっただろう?と想像する自由が必要だと思います。現実の人生はマルチエンディングでないからこそ、イマジネーションの中だけでも若干の遊びがないと、息が詰まりそうだし‥‥。それに、「もし自分が今とは違う状況にいたら」と想像することがなかったら、自分と立場の違う人の気持ちを想像してみることもできなくなりますから。時には、想像の翼を羽ばたかせようではありませんか。

そうそう、忘れちゃいけない。エンディング・ソングはOasisのStop Crying Your Heart Out(アルバムHeathen Chemistry)♪

バタフライ・エフェクト日本版映画サイト

[DVD]バタフライ・エフェクト

[小説] 「バタフライ・エフェクト」ジェームズ・スワロウ著、酒井紀子訳

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2006/05/20

脳内旅行

ここのところリアルライフが盛り上がっていて、なかなかブログ・モードになれずにいました。リアルライフが充実していると地面に足がちゃんと着いている気分で良いのですが、たまには息抜きしないとね。そこで、しばしの脳内旅行。以前記事にしたことのある、英国ブライトン出身のインディーズ・バンドVeldtのPVです。

Veldt / Walking In Silence

う~ん、気持ちいい♪
このメロディー、大袈裟なアレンジ(笑)、英国の風景‥‥。
え!?これから初夏を迎える季節に似合わない?
スーツにネクタイの男性が映っている映像はお仕事を思い出して嫌?
‥‥そんなご意見もあるかもしれませんが、私にとっては体内に封印していたノスタルジーを解放する脳内旅行にいざなってくれる音楽&映像です。(^_^)

このVeldt、いよいよ6月にファースト・アルバムThe Cause: The Effect(アマゾンHMV)をリリースするそうで、個人的に「買い」が決定しておりまーす。

Veldt in Myspace
Veldtオフィシャル

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2006/05/11

ストロークスが大トリ!!!!

噂されていましたが、やはりフジロック大トリがThe Strokes!!!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060511-00000033-sanspo-ent

もうダメです。不良母はチケット申し込みしちゃいました。オロオロ。

‥‥電子チケットぴあの抽選にはずれたら諦める。かな?

FUJI ROCK FESTIVAL '06

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2006/05/07

Mogwai / Mr.Beast ('06)

ご無沙汰しておりました~。「ぷちネット断食」実験、一応ひとまず終了します(^_^)。ブログへの投稿や閲覧ができなくて、寂しくはあったのですが、やはり、これまでブログに費やしていた時間とエネルギーを使ってリアルライフを振り返ってみるのは有意義なことでした。(振り返ってみたら、家のあちこちに汚れや不要物が溜まっているのがよーく見えてきて、掃除に気合が入ったのなんの ^^;)これからは一日あたりの時間を制限してアクセスしようと考えています。

正直に告白すると、ネット断ち初日にブラウザからこのブログへのブクマを外したときは(意志薄弱なので、けじめとして)ちょっとウルっときちゃいました(^^;)。別にブログそのものをサーバーから消去したわけではないのに。やっぱりここは、私の大好きなモノがいっぱい詰まった場所であり、コメントを下さる方々との貴重な交流の場であることを実感した瞬間でした。

ネット断ちをする前から考えていたことですが、ネットは遠くにいる人たちとのコミュニケーションを可能にしてくれるし、調べ物にも便利だし、本当に重宝しています。でも、便利とは怖いものでもあると、時々思うのです。ネット犯罪に巻き込まれるとか、個人情報が盗まれるとか、そういう怖さもあります。でもそれ以上に私が心配なのは、便利さが人間の身体を気付かないうちに少しずつ変えてしまうこと。

例えば、ワープロソフトを利用するようになってから手書きで書ける漢字が少なくなったとか、携帯や固定電話のアドレスブックに電話番号を登録するようになってから、記憶している電話番号の数が格段に減ったことを実感している人は多いと思います。テクノロジーが脳みその外付けハードディスクになってしまっている。もっと怖いのは、便利さが蔓延しているおかげで、自分を含めて人々が不便さや不快な感覚を我慢する能力が退化していることです。

うちの家人は、時々深夜に「なんか無性にコーラが飲みたくなった!」と言ってコンビニに走ることがあります。コンビニや自動販売機がない時代、ない場所にいたら、我慢してそのまま寝たでしょう。コンビニがあることで、買いに行くこともできるし、買いに行かないこともできる選択権が広がったように思えますが、こういう生活を続けていると、欲求が生じたら買いに行かずにはいられない、我慢することのできない体に知らず知らずのうちになってしまう可能性が(個人差はあるでしょうが)否めません。我慢するしかないことと、我慢することができない体(精神)になってしまうのと、一体どちらが便利なのだろう?と考えてしまいます。

こう書きながらも、私は携帯やPCを捨てて、山奥の村に移住してスローライフを送るぞ! とは全く考えていなくて(^^;)。今後もコンビニ、携帯、PCも便利に利用していくつもりです。でも、バランスを崩しているような気がしたら、ぷちネット断食でリセットするのも悪くないなという手ごたえを感じた「実験」でした。

Mogwai / Mr.Beast

Mrbeast

ネット断ち中に、よーうやくMogwaiの新譜が届きました。
実は発売前から予約してあったのに、ずうっと届かなくて。忘れた頃に、「注文してくれたのは、実はアメリカ国外では売っちゃいけないバージョンだったんだってー!わりぃ、わりぃ!(^^;)ゞ」と(は書いてありませんでしたが)、アマゾンくんからメール。HMVで注文しなおすと、一緒に注文したCD(Mick Karnのシングル)の発売が遅れ、またまた待ちぼうけ。また忘れた頃に「別々に送ろっかー?」のメールをもらい、実に発売から2ヶ月遅れで入手したのでした。普通だったら発送が予定より遅れたら催促メールをじゃんじゃん送るところですが、このCDは発売前からネット上の色んなところに音源が落ちて(^^;)いたので、あんまりハングリーじゃなかったんですよね。

ハングリーではなかったのに、結局、しばらく他のものが聴けなくなりました。1曲、1曲のインパクトというより、全体を通した流れが良いと思います。特に、印象的なピアノのフレーズが徐々にヴォリュームも上げながらひたすら繰り返される1曲目Auto Rockで気分が高まったところで、ハードな2曲目Glasgow Mega-Snakeに突入、そして、繊細な3曲目Acid Foodへ‥‥という冒頭の流れがとても好きです。Glasgow Mega-Snakeはアルバム入手前に聴いたときはアルバムの中で浮くのではないかと想像していましたが、とても自然におさまっています。あと印象に残るのは、日本人ヴォーカリストのポエトリー・リーディングをフィーチャーした、9曲目のI Chose Horses。海外アーティストの曲に日本語がのっかっていると、なまじ意味が分かってしまうだけに興ざめになることがありますが、この曲の場合は、音のイメージが拡張されていくような言葉が使われていると感じました。

そんなこんなで、Mogwaiをヘッドフォンでガンガン聴きながら、家のあちこちを掃除していた2週間。健全なんだか不健全なんだか、分かりません(笑)!

Mogwaiオフィシャル

☆シングルFriend Of The Night

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2006/04/21

Buffalo Daughter / Euphorica ('06)

Euphorica
Buffalo Daughter / Euphorica (Amazon, HMV)

2月にリキッドルームで見てから聴きはじめたBuffalo Daughterの新作Euphorica(ユーフォリカ)です。ムーグ山本がヴォーカルをとるのは今回が初めてということですが、キテます(笑)。David Byrneっぽいですが、バーンよりさらに開き直って突き抜けてるような。前半にパンチが効いた曲が詰まっていて、後半すこしダレる構成なような気がしますけれども、どの曲もクォリティ高いです。

彼らのファンキーな楽曲を聴いていると、有無を言わさずグルーヴに乗せられて、「ああ、自分は動物だな」と感じたりするのですが(いや、動物には違いないのですけれども、心から実感する機会って少ないので)、それでいてロボットのように無機的な感覚もあって。そのように、極端なものが合わさっているハイブリッド感に惹かれるんですね。

Euphoricaスペシャルサイト
  このページで2曲試聴できます。おすすめは1曲目Mutating♪

bounce.comムーグ山本インタビュー
MSNエンターテインメント ムーグ山本インタビュー
Excite Musicムーグ山本インタビュー
AOLシュガー吉永インタビュー
  →3曲目「Peace」の歌詞にはブッシュ批判がこめられているんですが、それを「パンクに歌うんじゃなくてカワイく伝えようとした」と。なるほど~。

Euphorica2
シンプルな単色のジャケットと思いきや、折り紙が7枚。
うっかり子どものいるところに放置したら、ヒコーキや手裏剣にされちゃうかもしれません。まあ、それも一興かな(笑)?SACD/CDハイブリッドディスクでした。

☆03年のアルバムPshychic(シャイキック)についての拙ブログ記事

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2006/04/20

橋本一子 / Ub-X ('06)

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橋本一子 / Ub-X (iTMSアマゾン)

橋本一子さんといえば、私にとって80年代にYMOなどと親交があったり、ユニークなソロアルバムを出したりしているアーティストというイメージでした。その後フォローしていなかったら、アニメのサントラなどの分野で活躍されていたのですね。

☆アマゾンより
ラーゼフォン オリジナル・サウンドトラック1
Rahxephon
ラーゼフォン オリジナル・サウンドトラック2
Rahxephon2
ーゼフォン オリジナル・サウンドトラック3
Rahxephon3

このアニメは見ていませんしサントラも未聴ですが(気が向いたら聴いてみようと思います)、橋本一子さんの新譜Ub-Xが出たとtaknomさんの「Tak's ウエブログ」で知り、iTMSで購入してみました。

基本的に緊張感&疾走感のあるジャズですが、橋本さんの声が重要なポイントになっています。時につぶやきだったり、話し声のようだったり、リズミカルなスキャットだったと思えば歌になったり。先日の記事で「音のクオリア」ということについて書きましたが、Ub-Xから聞こえてくるのは言葉の意味でもなければ言葉の中の個々の音でもなく、限りなく楽器音に近い扱いだと思いました。リズミカルなつぶやき声が生み出す、さざめくようなグルーヴ感や、ざらりとした声の質感を楽しむ感じです。でもそれでいて、やはり楽器には出せない、「人間の声」なんですよね。そこが、不思議で、魅力的。ジャズはほとんど聴かない私も、なんだか引き込まれてしまいました。

橋本さんの旧作もCD化して欲しいものです。

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2006/04/19

Veldt

Myspaceでフレンド・リクエストをくれた、英国ブライトンのグループです。

Veldtjpg
真ん中の、ニッポンのサラリーマンのようなお方がヴォーカルのLloyd Wadeyさんの模様。
見た目は企業戦士ですが(笑)、なかなかの美声です。

http://www.myspace.com/veldt 

1曲目Walking In Silenceは、かなり大掛かりなストリングス、コーラス、エコー使いがメロドラマティックなので、好き嫌いが分かれるかもしれません。全盛期UltravoxとかScott Walkerなどのロマンティシズムを彷彿とさせられました。私は、アルバム全部がこの路線だとちょっとツライけど、一部ならアリって感じです。(と、最初は醒めた感想だったのですが、この曲、だんだんクセになってきました。)
2曲目Vignetteはネオアコっぽい比較的シンプルな曲ですが、エフェクトのかけ方などに細かなこだわりを感じます。
3曲目Aviary Hives、これが一番好みです。イントロのピアノの音だけでやられました。中盤以降の盛り上げも好きだし、ドラムの使い方もいいスパイスになってます。憂鬱系ポップス万歳!
4曲目Good Morningは60~70年代ポップスの香りのするノスタルジックなナンバーです。

この4曲目は2004年にシングルとして発売されたそうで、iTMSで購入することができます。
Good Morningだけだとインパクト不足な気もしたのですが(と、最初は醒めた感想だったのですが、この曲もだんだんクセになってきました)、カップリングのEyesという曲が、かなーりダークで退廃的な魅力をプンプン放っていたので、購入ボタンをクリックしちゃいました!
Goodmorning
Veldt / Good Morning

1曲目Walking In Silenceは今年3月(HMVでは4/10になってますが)に出たニューシングルで、HMVで購入できます。この曲もiTMSジャパンストアで扱って欲しい。他の曲、特にAviary Hivesも欲しいな~。まだこのグループ、アルバムは発表していないようです。
Walk
Veldt / Walking In Silence

Veldtオフィシャル
Walking In Silenceとカップリング曲Play For Todayの短いサンプルが、オンライン試聴&mp3でダウンロードできます。
Play For Todayのイントロを聴いた時、ミッシェル・ポルナレフの「ラース家の舞踏会」を思い出しました(^^;)。

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2006/04/18

Scritti Polittiが新作!

タイトルはWhite Bread, Black Beerだそうです!(情報源CD Journal.com

アマゾンではタイトル欄がT.B.A(to be announcedの略)になっていますが、UK盤が5/29発売予定。うーん、今の表示価格は高いですね~。もっと下がることを期待。

グリーン・ガートサイドの「あの」声は健在なんでしょうか?

公式サイトとか、ないのかな。探したけれども、今のところファンサイトしか見つからないです。

☆ファンサイトScritti Crush Connection(英語)

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2006/04/17

Morrissey / Ringleader Of The Tormentors ('06)

前回、前々回の記事で、「ことばの意味から離れた音のクオリアに目覚めた」と書いておきながら、今日は歌詞の内容について書いてしまう予感がします(笑)!
だって!モリッシーについて書くのに歌詞の内容に触れないなんて、鰻を全部残して鰻重のゴハンだけ食べるようなモノじゃありません?(何?このたとえ^^;)

Ringleader

ともあれ、4月に出たばかりの新譜Ringleader Of The Tormentors(以下ROTT)のサウンド面にも触れておくと、今回はBoz Boorerの曲がなくて、Alain Whyteが6曲、Jesse Tobiasが5曲、Michael Farrellが1曲。特に、1曲目I Will See You In Far Off Places(Alain Whyte曲)はいきなりエスニックな曲調に驚かされます。もっとも、どんな曲でも、上にのっかるヴォーカル・メロディはいつものモリッシー節で、良くも悪くも既聴感が漂います。そのおかげで、一番最初に通してこのアルバムを聴いたときには、たまたま音量を絞っていたこともあって、「あまりかわり栄えしないなぁ」などと思ってしまいました。でも、ちゃんとした音で聴くと、さすがTony Viscontiプロデュース、細部の音までしっかり詰まっている感があります。また、2曲目Dear God Please Help Me(この曲の歌詞がまた、モリにしか書けない代物)のストリングス・パートは映画音楽の巨匠Ennio Morriconeが担当していて、なんとも郷愁をさそう音を奏でています。

さて。歌詞について、前作You Are The Quarryの感想のようなスタイルで書こうかと思ったのですが、先日、mcmさんのブログ「meguro coffees magazines」にアップされた記事を読んで、あちらを越えることはできないだろうと路線変更することにしました。一度もコメントを付けたことはないのですが、私は「meguro coffees magazines」の隠れファンなんですよね~。Ringleader Of The Tormentorsの記事も、ちょうど私が気に入っている歌詞の部分が愉快に訳されていて、思いっきりツボでした。
また、ワンダさんが最近始められたブログ「m-pot blog」には4曲目The Youngest Was The Most Lovedの歌詞やコーラスについての興味深い考察があります。
ご興味のある方はぜひお読みください。

今回私は、このアルバムから強く感じた「モリッシーの死生観」について書いてみたいと思います。もちろん、スミス時代からずっと、「死」にまつわる歌詞はたくさんありました。でも、特にスミス時代はモリッシー自身が若かったこともあって、「死」はあくまでも比喩的でどこか甘美なイメージであったり、特定の事件や物語の中で起こることとして、距離感をもって描かれていたように、私には思えます。それに比べると、ROTTでは、モリッシーが自分自身の死をリアルに意識しながら書いていると思われる歌詞が随所にみられてドキッとするのです。これは前作You Are The Quarryの日本盤に入っていたボーナス・トラック「ネヴァー・プレイド・シンフォニーズ」の歌詞(完全に遺言ソング!)にも感じたのですが、ROTTではそれがアルバム全体に行き渡っている印象を受けました。

「いつの日かぼくは永遠に目を閉じるだろう / でも、きみには遠い場所(あの世?)で会うだろう」(I Will See You In Far Off Places)
「未来は永い、永い、眠りで終わるんだ(×3)」(In The Future When All Is Well)
「人生の最後のひとときになった今でも、ぼくは再び恋に落ちている」(Life Is A Pigtsy)
「正視しよう / ぼくはもうすぐ死ぬ(中略)死ぬ前にひとつだけ最後の夢がある / 自分の命のことはどうでもいい / この少年が幸福になるのが見たいんだ」(I Just Want To See The Boy Happy→遺言ソングその2!)
モリお得意の「三面記事ソング(勝手に命名)」2曲を除外しても、これだけ「死」にまつわる歌詞が登場します。

しかも、これだけ「死」を歌っておいて、最後の曲では、いきなり「生まれ」てしまいます(^^;)。
「とうとうぼくは生まれた / とうとうぼくは生まれた / 長い、長い時間がかかった / でも今、ぼくは生まれた」(At Last I Am Born)
この曲のラストでは「ぼーん、ぼーん、ぼーん‥‥!」とbornを9回連呼して、最後のbornに思いっきりエコーがかかり、ゴーンとドラが鳴って終わるという‥‥もう、どーよ、これ?(笑)

なぜモリッシーはこんなにも「死」を強く意識しているのでしょうか?今年5月で47という年齢のせいかもしれませんが、先進国の平均寿命を考えると、まだ死を差し迫ったもののように考えるには普通よりも少し早いような気がします。(モリには「人生において普通なんてないのさ~♪」と反論されそうですけれど。)911とポスト911の日々をアメリカで送ったため、生死への感覚がいっそう研ぎ覚まされたということもあるかもしれないし、謎につつまれたプライベートで何かあった可能性もあります。

理由はいろいろあるのでしょうが、私は個人的に、ROTTの濃厚な「死」と妙に力強い「生」のコントラストに、このアルバムがレコーディングされたローマの街を連想させられるのです。坂道の多い、ドラマティックな地形。人々が現代生活を送る街中に突如顔を出す古代ローマの遺跡。2000年近い年月の間、人々の生死を見続けてきたコロッセオの凶暴なまでの威圧感は、人間の小ささ、人生の短さを突きつけてくるようでした。また、街のそこかしこにたたずむ教会からも、死の匂いが漂ってくるのを感じずにはいられません。ただ歩いているだけで、頻繁に「メメント・モリ(モリッシーじゃないですよ)」に出会うローマ。それでいて、いや、だからこそかもしれないけれども、「生」の躍動感に満ちている街。モリッシーに「ぼくは環境に左右されないんだ」と否定されたとしても(拙ブログ記事参照)、私はこのアルバムから、モリッシーの目を通したローマが聴こえてくるような気がするのです。

最後に、私の購入したUS盤(DVD無し)CDのブックレット裏フォトを。
(ワンダさんのm-pot blogの記事を見ると、LPやDVD付き限定盤CDと写真が違うようですね)
Ringleaderback

水色のヴェスパと古めかしいカメラがお洒落だなぁと思いつつ、こんなスタイリッシュな写真を撮らせるのはなんとなくモリッシーらしくないような気がしていました。でも、数日たってもう一度よく見ると、こ、この壁の落書きの文字は(爆)!(気付くの遅すぎ?)
んもう、モリッシーったら(笑)!!!
ネット回線経由で大きなハグとキスを送っときます。
え?女からは欲しくない?まー、そう細かいこと言わないで!

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2006/04/09

Death Of An Interior Decorator

昨日のエントリで書いた、ウディ・アレン監督の「インテリア」。
これってほぼそのまんま、Death Cab For CutieのDeath Of An Interior Decorator(アルバムTransatlanticism収録)の歌詞じゃん!と気付いて一人興奮しておりました。
(この事はもしかすると有名なのかもしれませんけれども、私はデス・キャブ関連のインタビュー類などを読んだことが無いので知らなかったのです。)

タイトルはThe SmithsのDeath Of A Disco Dancer(アルバムStrangeways, Here We Come収録)へのオマージュを感じさせますね。

原詞はこちらですが、
ほとんど映画「インテリア」のストーリーをそのままなぞった内容です。
Can you tell me why you have been so sad?という問いかけと、
It felt just like falling in love again. という部分だけが、作詞者ベン・ギバード(Ben Gibbard: vo.& g.)の主観が感じられる部分。

今までずっとこの歌詞に出てくるyou、he、theyなどの関係が分からずにいたのですが、映画を見てそれは、氷解。

でも、And walked into the angry seaの後で2回繰り返される、
It felt just like falling in love again. がどうも腑に落ちません。
It felt like...と感じたのは、「you」、つまり自ら海に入っていて死んだインテリア・デコレーターなのか、それとも語り手なのか?

海に入っておぼれるというのは、たしかに恋に落ちる状態を喩えるのに使えそうなイメージではあるけれど、少なくともあの映画ではひたすら絶望的で、恋に落ちるようなイメージの片鱗もなかったんですよね‥‥。

気になって、It felt just like falling in love again...と何度も頭の中で繰り返してみるのですが、
うーん、‥‥分からない。ベン、教えて!

と、オチも結論も何もない記事でしたー(^^;)。

☆Death Cab For Cutie / Transatlanticism ('03)
Transatlanticism_1 

Death Cab For Cutieオフィシャル

Death Cab For Cutie@Myspace

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2006/04/05

LOUD 136号

購入しました~。表紙は高橋幸宏さん。

Loud136

LOUD No.136

相変わらず、バリッバリにお洒落です。6ページ(写真含む)のインタビューもなかなか面白かったです。特に私はBlue Moon BlueをiTMSで購入したせいで周辺情報が白紙に近い状態で聴いていたものですから。

あと、ディレイズのアーロン(key.)のインタビューが載っています。どっちが目当てだったのよ?なんてことは聞かないでね(笑)。最近デビシル祭りのせいで、雑誌を大量に買ってます。けど、あんまりじっくり読んでません。もったいですね~(苦笑)。

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Sigur Ros @ SHIBUYA-AX (06/04/04)

昨晩のシガー・ロスのライブを忘れないうちに(ネタバレ含みます)。私は1階立見席でした。

いつも(ってそんなに場数踏んでないですが)オールスタンディングのライブだと悩むことがあります。上げ底(ヒール)すべきか、否か‥‥!笑うことなかれ。小柄女子には大問題ですから。しょせん、155cmに7cmばかりプラスしたところで、これぞまさに「焼け石に水」なのは分かっているんですけどね~(涙)。でも、迷った末にやっぱり履いてでかけました、7cmヒール。そして、うまいこと1階後方の一段高い場所のバー横を確保できてラッキー♪

前座はAMINA(Sigur Rosにストリングスや鉄琴などで参加している女性ユニット)。これが綺麗で可愛くていいんですけど、綺麗で可愛すぎて眠い、眠い(笑)。あくびが止まらなくなって、立ったまま本気で寝そうでした。CDも出しているそうなので、眠れなくて困っている方には、AMINA、超オススメ(^^;)!さらに、前座が終わってからのセッティングがとても長くて、メインアクト開始前から早くも足が死にそう。荷物を全部ロッカーに預けてあったので時間が分かりませんでしたが、このまま中止になっちゃうんじゃないの?と不安になるくらい待ちました。

でも、でも、ようやくメインアクトがスタート!セッティング中から引かれていた薄いカーテンが客席とステージの間にあるまま、Glosoliのイントロが始まります。噂には聞いていたし、オフィシャルサイトでライブ映像を見てはいたのですが、本物の迫力は凄かったです。カーテンに大きく映るメンバーの影。照明の光。淡く映し出される映像。時折りカーテン越しに透けて見える、等身大のメンバーのシルエット。それらが音と手を取り合うように連動しながら、カーテンという一枚の平面上で重なり合い、交じり合い、移ろっていく。美しいけれども、「美しい」という一言では片付けたくない世界。何というか、自分の中の不安も希望も、言葉にしがたい諸々も、全てそこに投影されているような気がした‥‥というと、大げさかな。

<気付いたこと 1>ヨンシーの声

実はヨンシー(v,g) の声って、CDではそんなに好きではなかったんです。とても独特な響きの声で、シガーロスのサウンドの大きなポイントであることには違いはないけれども、どこか無理をしているように感じられて、好みではありませんでした。でも、ライブで聴くヨンシーの声は本当に伸びやかに会場を包み込んでくれて、初めて「気持ちのいい声だな~」と実感しました。

<気付いたこと 2>オーリーのドラミング

オフィシャルのライブ映像を見て、「オーリーって力んだ感じのドラミングするなぁ」と思ってました。実際に見てみて、確かにちょっと肩をいからせて力んでいるように見えるフォームではあるけれども、必要な時には繊細に叩き、ここぞという時にはリズムの芯をがっちりとらえる骨太なドラミングに魅了されました。

<気付いたこと 3>ヨンシーは「溜め」の達人?

何度か曲がブレイクして、ヨンシーの歌orギターで再開するという展開がありました。中でも一度、ステージ上の全てが(人の動きも照明・映像も)静止画像のようにピタっと止まって、「いつ元通りに動き出すんだろう?」と息をのむ場面が。その時のヨンシーの見事な溜めっぷり、みの○んたもビックリでした(笑)!

<気付いたこと 4>全体的に‥‥

ライブは大雑把に言って二通りに分けられるのではないでしょうか?一つはセットリストやMC、曲の展開などがきっちり決まっていて、その通りに進行していくタイプ。もう一つは重要な部分だけが決まっていて、あとは当日の会場の雰囲気やメンバーの気分に合わせて即興的にアレンジされていくもの。一般に「ライブの醍醐味」というと後者を指すことが多いような気がしますが、シガーロスのライブは前者だったと思います。音と照明、映像の組み合わせで何をどう表現したいのかが計算しつくされていて、それを(ほぼ)完璧に再現していくライブでした。でも、予定調和とかルーティーン・ワークとは感じさせないんですよね。クォリティーが高く、エネルギーに満ちているから。ロックのコンサートというより、舞台芸術の領域に近づいているような。最終曲の印象は、本日未明のエントリのまんまです。

<おまけ>

実はコンサート会場でバンドTを買ったことって今まで無かったんですが、シガロスのTシャツは普段でも着られそうなデザインだったので購入~。街でこんな人を見かけたら、そっと「ふぇいく ぷらすてぃっく‥‥」と囁いてみてください(できればデヴィッド・シルヴィアン声でプリーズ 笑)。1メートルくらい飛び上がったら、それは私です(笑)。

Sigurt_1

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シガロス行ってきました♪(4日SHIBUYA-AX)

ラストの曲。

う わ あ あ あ あ あ あ あ あ 

あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ

あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ 

‥‥か っ こ い い ー ー ー ー!

 

 

頭の中 真っ白! (* ゚o゚*)

 

でした。

 

 

明日(もう今日だけど)、もっと書きます。

すごいステージをありがとう。Takk...!

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2006/04/04

77 MILLION

ラフォーレミュージアムで開催されていた、ブライアン・イーノ(Brian Eno)の音楽映像インスタレーション「77 MILLION」を最終日の昨日、見てきました。

「ブライアン・イーノは、長年かけて自らが描いた絵画や撮影した写真等の多くの作品を使い、生成的プロセッサーとしてのコンピューターのユニークな能力を利用し、独自のビジュアル複合作品を創り出した。本作の為だけに特別に開発されたこのプログラムは、全くのランダムな生成プログラムとして彼の作品をスクリーンに映し出し、この複合絵画のコンビネーションは無限に存在する。同時に、オーディオも様々な音のレイヤーを複合し同じ音を二度と創り出さない。」(フライヤーより)
77millionflyer

つまり、イーノが用意した映像と音の素材を、コンピュータがランダムに組み合わせてくれるというわけです。スクリーンに映し出された映像は、じっと見ていると気付かないほどゆるやかに変化していて、忘れた頃に目を戻すと違う絵になっています。その空間に流れる、イーノの音楽。

こういう偶然性にゆだねたアートというものは相当昔からあって(私が思いつく所ではフルクサスとか)、技術の発展にともなって手法は進化していても、発想そのものが目新しいというわけではありません。結果としての映像作品ひとつひとつが特に「すごい!」という訳ではない、と思ってしまいましたし。表現の目的が違うので野暮な比較ではありますが、芸術家が渾身の想いをこめた絵画や写真などとは全く違います。‥‥でも、なかなか気持ちのよい時間・空間ではありました。

その気持ちよさは、窓から空や庭の緑の移り変わりをなんとなく眺めている感覚に似ています。庭木が落とす影が、太陽の位置と共に移り変わっていったり、そこに鳥や猫がやってきたり、太陽に雲がかかったり、というような、ゆるやかな変化に身をゆだねる感覚です。スクリーンの映像は決して、ナチュラルなものを映し出しているわけではありませんが、なんだかそこに「自然」を見たような気がしました。「芸術は自然を模倣する」?それとも「自然は芸術を模倣する」?

特に一番最後の、山型に配置された複数のスクリーンの手前の床と壁が反射素材になっている部屋が良かったです。もっとも、春休み中のノンノン1号(8歳男児)が一緒だったので、「音楽が不気味で怖いから(爆)早く行こうよ~」とせかされ、思う存分ゆっくりできなかったのが残念ですが(苦笑)。

77millioncd

こちらが会場限定CD「77 MILLION」。「限定」という言葉には弱いですねぇ(^^;)。1000枚限定で、私が買ったのはシリアルナンバー「0908」でした。早速聴いたところ、ゆったりアンビエントなCDだろうという予想を裏切って、最初の曲がファンキーかつジャジーでちょっと意外でした。1~8は短い小曲で、9曲目は19分近い長尺です。短い曲をもっと長く展開して欲しい、もっと長くそれぞれの曲世界に浸っていたいという贅沢を口走りたくなるものの、かなり気に入ってリピート中です。
1.Never Stomp
2.System Piano
3.Bonk
4.Luxor Night Car
5.Targa Summer
6.Cold
7.Little Slicer
8.Surf Birds
9.Targa

☆DVD-ROM 「77 MILLION PAINTINGS」
77millionpaintings

こちらは買おうかどうしようか、迷うなぁ。

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2006/04/01

Lay My Love

最近、高橋幸宏さんの新譜Blue Moon Blueをよく聴いています。春らしい、優しげなエレクトロニカが心地よいです。中でもBrian Eno & John Caleのカバー、Lay My Loveが特に気に入っていて(他の曲も良いですけど^_^)、Eno&CaleのアルバムWrong Way Upと交互に聴いて楽しんだりしています。かなり忠実なカバーですが、幸宏さんバージョンの方が音色が軽やかで柔らかい印象ですね。

この曲、歌詞にしびれるんです。一部を引用すると、

I am the sea of permutation
I live beyond interpretation
I scramble all the names and the combinations
I penetrate the wall of explanation
I am the will
I am the burning
And I will lay my love around you
(Lyrics by Brian Eno)

私は順列の海
私は解釈の彼方に生きる
私はあらゆる名前と組み合わせをかき乱し
私は説明の壁を突き抜ける
私は意志
私は燃えるもの
そして、私は、あなたの周りに愛を並べよう
(拙訳)

っく~~~!イーノ先生カッコいい!!
その「順列の海」でおぼれてみたいデスッ!!(←バカ)

ネットで検索していたら、Lay My Loveの歌詞にまつわるイーノの言葉を見つけたので、かいつまんで抄訳してみました。(オリジナルはこちら
-----------------------------------------------
僕はこれまでずっと一人称単数(I)の曲は書きたくないって言っていたんだ。(中略)あと、「あなた(you)」で終わる曲も書きたくなかったし、その間にloveが入るのも嫌だった。でも、ジョン・ケールの影響も一部あって、「いいじゃないか。やってみろよ!」って言われたから、ちょっと気分を変えて自分のルールを破ってみることにしたんだ。そこで「I」を使うだけじゃなくて、全ての行が「I」で始まるようにしたんだ!(笑)
最初に書いたのは"I'm gonna lay my love around you"の部分で、英語だといい感じがする。誰かの周りに花束を置いていくような、肩にマントをかけてあげるような、そんな感じ─誰かを包みこむようなね。でも僕は、「なかなか良いけれども、これだけだと甘すぎるな。ロマンティックすぎる」と思ったんだ。それから他のイメージがいろいろ沸いてきて、それがロマンティックさを打ち消すようなものだったから良かったね。こんな人から愛を周りに並べてもらいたいかなって考えてしまうだろう?「誘惑のシロアリ(the termite of temptation)」とか「自暴自棄のカラス(the crow of desperation)」である人物からさ。
そして、この中にはもちろん自伝的な部分も含まれている。この歌詞が書かれた方法だって歌詞の中に描かれているんだ。(中略)だから、自伝的であるだけでなく、なんというかな─「自己言及ソング」とも言えるよね。
-----------------------------------------------
んもう。先生、素敵~!(まだ言ってる)

☆高橋幸宏 / Blue Moon Blue ('06)(アマゾン/ iTMS

Bluemoonblue

1曲目、いきなりモロにHer Space Holiday節で、驚きました。(Her Space HolidayことMarc Bianchiが参加していることは知っていたんですが、あまりに「そのまんま」だったので^^;)他にはStyrofoamっぽい曲も。もちろん幸宏さんらしさは健在なのですが、いい感じにイマドキな空気をまとっていて、2006年春を心地よく彩ってくれています。

Brian Eno & John Cale / Wrong Way Up ('90) (試聴可)

Wrongwayup

一癖も二癖もありそうなオジサマふたり。ちょっと説教でもされそうなイメージ(苦笑)?が、聴いてみれば意外なほどポップなんですよね~。かくさんのブログにも記事があったので、御一読を!

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2006/03/31

新生Kula Shakerのシングル

iTMSで4曲入りシングルが発売になりました。600円也。
いろいろ節約しなくちゃいけないのに‥‥購入(^^;)!

Revenge
Kula Shaker / Revenge Of The King (EP)

1.Revenge Of The King 2.Diktator Of The Free World 3.Troubadour 4. 6 ft.Down

2曲目のDiktator Of The Free World はしばらく前からMyspaceでリーク(?)されていました。
Kula Shakerは元々リズム感覚が好きだったのです。うねりながら疾走していく感じとか、左右に腰が振れる感じとか。今回の新生Kulaはもっとスクウェアな8ビートで、そのようなリズムが感じられない点は、個人的に少し残念です。まあ、独特の妖しいエネルギーは健在ですけれども。これが、ジーヴァス経由のKulaの音なのかな?

それにしても‥‥Diktator Of The Free Worldのサビ、I'm a dik, I'm a dik, I'm a diktator♪って。ここは「笑うところ」と認識してよろしいんでしょうか(^^;)?そこで言葉を区切らないでくださいって感じですが(苦笑)。
‥‥考えすぎですね。はしたなくて失礼しました~!!(*^_^*;;)

ちなみにdiktatorは、本来はdictator(独裁者)です。

オフィシャルサイトの内容も充実してきましたね。

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2006/03/27

武満徹─Visions in Time展

「武満徹─Visions in Time」

東京オペラシティーアートギャラリー(2006年4月9日─6月18日)

takemitsu2006_M

武満徹没後10年ということで、オペラシティのコンサートホールとアートギャラリーを連動した初の企画だそうです。

「楽譜、楽器などの遺品、武満がみずから描いた絵、プロデュースした演奏会のポスターや資料などをはじめ、彼がエッセイを残しているパウル・クレー、オディロン・ルドン、村上華岳らの作品、交友があったジャスパー・ジョーンズ、サム・フランシス、宇佐美圭司、堂本尚郎、加納光於らの国内外の芸術家の作品や彼らとのコラボレーションによる作品、こよなく愛した映画のポスターなどによって構成されます。」(上記リンクより)とのこと。

David Sylvian.comによるとシルヴィアンによるcontributionもあるそうですが、何だろう?

武満徹というと、私はこれと、ロジャー・ウッドワード演奏のピアノ曲集(現在廃盤の模様)しか持っていませんが、久しぶりに聴いてみようかな。

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2006/03/25

Jane Birkin / Fictions ('06)

ジェーン・バーキンってベスト盤1枚しか持っていませんが、今度出る新譜(フランスではすでに発売中)にジョニー・マーが参加しているそうです。どういうつながりなんでしょう?とても気になります。

fictions

US盤(4月4日発売) 日本盤(5月10日発売)

Home
Alice
Living in the limbo
Waterloo station
My secret
Ou est la ville
Steal me a dream
Sans toi
Harvest moon
La reine sans royaume
Mother stands for comfort
Image fantome-Pavane pour une enfant defunte

曲目リストを見ても分かるように、12曲中、英語曲が8曲。オリジナルに交えてトム・ウェイツとニール・ヤングのカバーも。

janebirkin 

それにしても、御年59歳でこの脚線美には参りますね。このフォトに刺激されて、今日はバスタブの中で念入りにふくらはぎマッサージした私です(笑)!

オフィシャル

☆fictions ミニサイト janebirkin.fr (3曲試聴可)

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2006/03/22

青い部屋とボウイの"Low"

十代の頃、私の住んでいた部屋は青いカーペットと青いカーテンの「青い部屋」だった。明け方にふと目を覚ますと、カーテン越しに差し込む光で部屋全体が青白く光り、なんだか水槽の底で眠っているような気分になったものだ。今はもう、その部屋はリフォームされてしまって「青い部屋」ではなくなってしまったけれど。それにしても、いわゆる人格形成期を過ごした空間というのは、やはり性格に影響を与えるのだろうか?単にもともとそういう性向を持っていただけかもしれないが、未だに私は、青い水槽の中からガラス越しに「外」を眺めているような心持ちでいることが多い。

low

David Bowie / Low ('77) (試聴可)

ボウイのアルバムLowにSound And Visionという曲がある。私の部屋はさすがに「エレクトリック・ブルー」ではなかったけれど、Blue, blue, electric blue / That's the color of my room / Where I will live と歌われるボウイの「青い部屋」と、自分の「青い部屋」をシンクロさせずにはいられなかった。MTV世代の私は、I will sit right down / Waiting for the gift of sound and visionの'sound and vision'とは、テレビから流れる音楽と映像のことかと思っていたけれども、当時ボウイはドラッグ中毒から逃れようともがいていたそうなので、今思えばドラッグによる幻聴と幻覚を歌ったものなのかもしれない。いずれにしても、青い部屋で座って、音楽と映像が青い空間を切り裂くのを、待っているのだ。今でも。

この曲をはじめ、Lowにおさめられた歌モノは、カンディンスキーの絵のように構成要素をキャンバスにポンポンと置いたような、どこかデジタルな感覚のものばかりだ。直接触れることのできる現実というよりは、ガラス越しに眺める風景、スクリーンやテレビ画面に現れる映像のような。そして、Warszawaをはじめとするインスト曲は、ヨーロッパの街並をモノクロでとらえた映像のように、どこまでも暗く冷たい。

表象文化論の田中純氏は「自殺するロックン・ロール─デヴィッド・ボウイ試論─」(要Adobe Reader)の中で、このLowを「ロックの臨界領域」と書いている。とても興味深いボウイ論/ロック論なので、興味のある方はぜひ。(高柳さん、教えてくださってありがとうございます。)私はここで語られているロック共同体のようなものを端から信じていないし、求めてもいないけれども、それでもやはり、好きな音楽を通じて一瞬でも他の人と気持ちがつながる喜びは日々実感している。だからきっと、書くのだろう。心の中の青い部屋から、ブログを通じてハロー、ハロー。(^^)/~
Can you hear me, Major Tom?

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2006/03/21

Toni Childs / The Woman's Boat ('94)

仕事に忙殺されていてなかなか新しい音楽に出会えなかった頃、海外インターンとして職場に配属されてきたコロンビア大学生のJ君に教えてもらったアルバムです。J君、thanks!

thewomansboat

Toni Childs / The Woman's Boat ('94)(試聴可)

トニ・チャイルズ(Toni Childs)の、時にワイルドでエキセントリック、かつ懐の深さを感じさせる低音ボーカルが魅力的で、非常に気に入ったのでした。ちょっとシンニード・オコナー(Sinead O'Conner)にも似た声かもしれません。

彼女の3rdにあたるこのアルバムは1曲目がWomb(子宮)で、ラストがDeathという、一人の人間の出生から死までを音楽でたどったコンセプト・アルバムです。1曲目の出産を描写しているところなどはちょっと聴いていて息苦しく感じられるかもしれませんが、2曲目Welcome To The Worldなど、壮大な名曲だと思います。

そんな感じで、あくまでもトニの声が気に入って買ったのですが、後からクレジットを良く見て、バック陣営のあまりの豪華さにびっっっくりしたというアルバムでもありました(笑)。だって、ロバート・フリップ(Robert Fripp)、トレイ・ガン(Trey Gunn)、デヴィッド・ローズ(David Rhodes)、ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)って‥‥凄すぎますね。それでも彼女の歌、メンツの豪華さに負けない存在感を放っています。もっとも、フリップ先生のギターは押さえ気味で、そんなに目立ちませんが。ピーター・ガブリエルのスタジオで録音されたこともあってか、サウンド的にはピーター・ガブリエル作品を彷彿とさせる瞬間が度々あります。

でも、一番びっくりするのは、歌詞カードのリーフレットを開いた時に出てくる写真だったりして(笑)。これから初めて手に取る方は、電車の中でいきなりカパっと開いたりなさらない方がいいかも(汗)。

Toni Childsオフィシャル

彼女は'97年にグレイブス病と診断されてずっと闘病生活を送っていたのですね。どうりで3rd以降ずっと新譜が出なかったわけです。

☆iTMS
The Woman's Boatはありませんが、'89年のアルバムUnion(The Women's Boatとは全然違う音です。もっと普通にアメリカン・ポップ。)と'04に出たシングルBecause You're Beautifulがあります。このシングルは、女性に対する暴力に反対する国際民間団体V-Dayのドキュメンタリーのための書き下ろしで、iTMS限定販売。V-Dayの発起人イヴ・エンスラー(Eve Ensler)に説得され、長いブランクを超えて作られた曲だそうです。

ほんとに何気なくCDラックから手にとった一枚でしたが、はからずも彼女の人生を垣間見ることになり、感慨深いものがあります。このシングルをきっかけに音楽活動に本格復帰してくれるのでしょうか?

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2006/03/18

部長バンドに「キュン」!?

thenewcars

taknomさんのブログで知ったThe Cars再結成。旧ボーカルのリック・オケイセック(Ric Ocasek)は参加せず、ボーカルはなんとトッド・ラングレン(Todd Rundgren)!名前はちょこっと変えてThe New Cars。訳すと「新車」(笑)

私はリック・オケイセックのエロかわいい歌声が大好きなので、トッド・ラングレンだとちょっと正統派すぎる気もします。しかも、旧カーズもう一人の重要人物、ベンジャミン・オール(Benjamin Orr)は故人ですからね。これを再結成と呼んで良いのか?という思いはあるのですが、音を聴くと80年代にタイムスリップしてキュンとなってしまうんですねー(弱)。しかもThe New Cars&Blondieでツアーするなんて、完全にターゲット年齢層に入ってます(笑)。

そもそも、どーです!?トッド・ラングレンは1949年生まれ。他のメンバーもほぼ同年代だろうから、会社でいうと「部長」とか「役員」とか「定年」とか、そういう世代の方々が、「オンナノコ」についてのかわい~いポップソングをガンガン演奏しまくるというのは?‥‥はっきり言って、好きです(笑)。この際、とことんやってください。「おじさん」の「じ」と「さ」の間に棒(「ー」)が入るようになってもキュンとさせて(笑)。

The New Cars.com サイトにenterして右上のjukeboxで何曲かのメドレーが聴けます

Myspace.com / The New Cars 新曲Not Tonightフル試聴

Cars / Blondie  左下リンクからNot Tonightのビデオが見られます

CD Journal「カーズ、トッド・ラングレンを迎えて再結成!新曲入りアルバムも発表」
5月に出るアルバムのトラックリストも掲載されています。

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2006/03/15

The Upper Room

ブライトン出身の4人組。Morrissey meets The Strokesという触れ込みのシングルAll Over This TownのPVを見て、本当に「その通ーり!」のサウンドで笑ってしまいました。かなり耳に残るキャッチーな曲です。このシングル、昨年9月に一度発売されて振るわなかったものの、今年の2月に再リリースになったそうです。Sony BMGさんにかなり力を入れてもらっているのかな。

alloverthistown

All Over This Townではモロにモリッシーな歌唱ですが、Combinationという曲(下のMyspaceのリンクで試聴可)だとイアン・カーティスぽかったりするボーカルのアレックス。

「○○風」の歌、音楽を聴くんだったらオリジナルの○○を聴けばいいじゃないか、というささやき声が私の中で聞こえます。モリッシーの「あの」歌詞のない「モリッシー風」の曲なんて、炭酸の抜けたコーラじゃないか!という声も。

でも、この手の音にめっぽう弱いんですよー、私(苦笑)。まだデビュー・アルバムもこれからだという彼ら。やがては「○○風」を卒業して、The Upper Roomにしか出せない音を奏でてくれることを期待して、注目してみたいと思います。この夏はワイト島フェスティヴァルにも参加するらしいですよ!

The Upper Roomオフィシャル
赤い●を白い○の中にドラッグして見たいページを表示させます。アコースティック・デモ曲などがダウンロードできますよ。

The Upper Room@Myspace
All Over This Townのビデオ+4曲フル試聴
2曲目のNever Tear Us ApartはJoe Cocker(INXSもカヴァーしてましたが)のカヴァー

レーベル(Sony BMG UK)のページ

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2006/03/13

あうう。。。

フジロックにKula Shaker来るんですかぁ~?Mogwaiでグラっと来たのですが、どんどん震度アップして苗場に心がゴガガガガガ~ッと引きずられています。

しかし。日頃からかなり不良母しているけれども、泊まりで家を空けたことは無いのですよね。‥‥ああ、でも!いよいよ作戦(*)を実行に移す時が近づいているのかもしれません。

(*)作戦:
1)「アナタ、私のおなかにノンノン2号がいた時、ノンノン1号と妊婦の妻を置いて、ゴールデンウィークにラスベガスに一人で遊びに行ったわよね?」と、夫をみつめてにっこり微笑む。「ラスベガスと比べたら、苗場って近いわよね~?」と瞳キラキラ。
2)どっかから借金(爆)!

フジロックフェスティヴァル'06オフィシャルサイト

今日の時点ではまだ上記サイトで公開されていない第2弾アーティストの情報は、
☆fugazoさんの「大正おかん座」で知りました。(記事リンク)

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2006/03/12

Au4

またまたMyspace経由で知った音楽ですが、80年代ダーク寄り(英国系)ポップス好きな皆様、これ、いかがです!?私、一耳惚れしてしまいました。(はーと)

ぜひお試しを!

Au4 Myspace(4曲試聴可)

Au4オフィシャル(9曲試聴可)

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2006/03/05

Julee Cruise / the voice of love ('93)

季節の変わり目なので、雪模様のテンプレートとお別れしてデザイン変更してみました。春らしくするつもりが、なぜかペンギン(笑)。

季節の変わり目のせいか、近頃ポワ~ンとしています。(いつもポワ~ンとしているという噂もありますが。)サクサク前に進むよりも、ちょっと物思いにふけりたい気分。

voiceoflove

Julee Cruise / the voice of love ('93) (試聴可)

そこでCDラックから引っ張り出してきました。ポワ~ンの女王(勝手に命名)、ジュリー・クルーズ。デヴィッド・リンチ監督の「ツイン・ピークス」で有名になった彼女のセカンドアルバムがこれです。これ以上ないというくらい、ポワ~ン、ボワ~ンときかせたリバーブ空間に甘ーい歌声が浮遊。甘美だけれども、背後にとてつもない毒があるのがたまりません。アマゾンのレビューには「癒し系」とか「ピロー・ミュージック」と書いてあるけれど、私だったらうなされます(^^;)。歌詞はすべてデヴィッド・リンチが担当。作曲はアンジェロ・バダラメンティ。春めいた夜に、甘くて強いカクテルでも飲みながら耳を傾けたら、とんでもない世界に迷い込みそうです。

MyspaceにもJuleeのページがありました。うれしいことに「ツイン・ピークスのテーマ」として知られるFallingも聴くことができます。「耽溺」という言葉がこれほど似合う音楽があるでしょうか。

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2006/03/02

Buffalo Daughter / Pshychic ('03)

The Bays目当てで行ったリキッドルームで見たBuffalo Daughter。気に入ったのでCDを買ってみました。日本のアーティストのアルバムを買うのは本当に久しぶりです。

Pshychic(シャイキック) ('03)

pshychic

ライブではゲスト・ドラマーを加えていましたが、シュガー吉永(g,vo)、大野由美子(b,kbd,vo)、ムーグ山本(turntables,vo)の3人組。1993年結成と、10年以上選手(そんな言葉ないか)のユニットです。

ミニマルなビートを重ねることで、呪術的&催眠的に、わけのわからない世界に連れて行ってくれます。聴きながらママチャリを漕ぐと、思わずペダルを踏む足に力が入るのなんの(笑)。スピード出しすぎに注意!>自分

4月2日にニューアルバムEuphoricaも出るそうで、期待したいと思います。Myspaceで新譜の曲をちょっと聴くことができます。こちらもポップながらニューウェーヴィーな「変」さがあって、かなりいい感じだと思いました。

Buffalo Daughterオフィシャル

http://www.myspace.com/buffalodaughter 

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2006/02/17

Delays / Faded Seaside Glamour ('03)

英国サザンプトン出身の4人組、ディレイズ(Delays)のファースト・アルバムです。あのラフ・トレードよりリリース。

fadedseaside

Faded Seaside Glamour ('03) (試聴可)

ディレイズの最大の武器は何といってもボーカリスト、グレッグ・ギルバート(Greg Gilbert)のファルセットでしょうね。セールス的にはそれ以上に、可愛らしいルックスが武器かもしれませんが、それはひとまず置いといて。

thedelays

‥‥と言いつつ、でっかいフォト載せてるし。
(手が!手が勝手に!!^^;)

えー、話を元に戻しましょうね。
魅力的な声を聞くと、それが単なる空気の振動ではなく、独自の生命を持った物質のように感じられることはないでしょうか?グレッグのファルセットは、さまざまな色を乱反射しながら、なめらかに上昇していく光の帯のよう。しかもこの人、地声ではロックっぽいパワフルな歌い方もできるし、幅広いボーカル表現の可能性を持っていると思います。

バンドの曲作りも、このグレッグの声を最大限に生かすツボを心得ていますね。コーラス・ワークしかり、グレッグの弟アーロンの浮遊感に満ちたシンセ使いしかり。どれもすごくポップで、裏を返せば、どこかで聞いたことのあるような曲たちではありますけれど。ネオアコぽかったり、ハードな要素を加えていたり、サイケだったり、ダンス・ミュージック的なアプローチだったり、バラエティー豊かですが、いずれもドリーミーなディレイズ流ポップスに仕上がっているのは、やっぱり自分達の持ち味をよく分かっているからかな?

ヘッドフォンで聴いていると、えも言われぬユーフォリアで満たされます。古いところでは、A-haのTake On Meとか、Roxy MusicのMore Than Thisなどにも、こういうきれいな音の渦に包まれる快感がありました。(遠い目~)

先行シングルのValentineも気に入っているし、3月6日発売予定の2ndアルバムYou See Coloursが楽しみです。ボートラ付の日本盤は4月12日発売って‥‥1ヶ月も余分に待つの嫌なんですけど(涙)!

youseecolours

5月に来日という噂も♪

Myspace.com/Delaysでファーストから3曲+シングル1曲、フル試聴できます。私はWanderlustとNearer Than Heavenがお気に入りです。シングル曲Lost In A Melodyは、個人的に今ひとつなんですが。

☆2ndシングルHey GirlのPV。ネオアコな一品です。(^_^)

もう一曲、一番好きな、Nearer Than Heaven。

Delaysオフィシャル

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2006/02/11

アントン・コービンがJoy Divisionの映画を

昨晩音楽ニュースをネットで見ていたら、気になるものがいろいろありました。

curtis

デヴィッド・シルヴィアンのRed Guitarをはじめ、デペッシュ・モード、ニルヴァナ、U2などさまざまなアーティストのPVをてがけてきたアントン・コービン(Anton Corbijn)が映画監督デビュー。しかも、自殺したJoy Divisionのボーカリスト、イアン・カーティスの自伝的映画(タイトル"Control")とのこと。カーティスの未亡人、デボラ・カーティスが執筆した本Touching From A Distanceを元にしているそうです。

ニュー・オーダーはこの映画のために新曲をレコーディングすると同時に、Joy Divisionの曲もいくつか再レコーディングするとか。カーティス役は新人俳優が、カーティス夫人はオスカー候補にもなった女優サマンサ・ノートンが演じるそうです。(以上、全てNME.comより)

見たい!!単なるバンド・ドキュメントではなく、イアン・カーティスの心象に迫る内容を期待します。

Joy Division~New Orderは映画24 Hour Party Peopleでも登場しましたが、こちらはFactoryレーベルの社長を中心に時代の空気を描いたもので、イアンの心理に深く触れるものではなかったし‥‥。Factory社長のトニー・ウィルソンの憎めないキャラをスティーヴ・クーガンが好演していたとはいえ、映画としては70点ぐらいだと個人的には思うんですよね。

24hourparty

春にはカート・コバーンをモデルにした映画 Last Days (G.V. サント監督、 マイケル・ピット主演)も公開されますね。こちらも見たいです。

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2006/02/09

Valentine

どーしよーー!!まだチョコレート買ってないよ!?

今年はどこのチョコにしよう?なんて迷っているうちに!

もう人気のショコラティエは女子でギュウギュウ?

うーん。とりあえず落ち着いてDelaysのValentineでも聴こう。

80s世代の私には懐かしい感じの音で、好きですよ。伸びやかでキレイなメロディー、印象的なファルセット・ヴォイス。英国はサザンプトン出身の4人組。ラフ・トレードより2003年CDデビューしたそうです。(オフシャルサイト。いろいろ音も聴けます)

で!?

チョコどうしよう‥‥。

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2006/02/07

モリッシーの新曲

You Have Killed Me こちらで公開

相変わらずのモリッシー節で、メロディーラインや曲展開に意外性は全くないのだけれど‥‥一回聴いただけでサビのメロディーが、歌詞が、頭の中から離れません。

His song killed me again !

Maxi Single 'You Have Killed Me' 3/27発売

New Album 'Ringleader of the Tormentors' 4/3発売

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2006/02/05

speedometer

元はと言えば、Steve Jansenのソロ曲が入っているという理由で買ったコンピレーション・アルバム、montage~sounds of flavour (1)

montage

Steveのソロ曲、Now He Dreamsはタイトル通り、ねむーくなる曲で(いや、悪くはないんですけど。キレイですけど‥‥zzz)。 そんな中、このコンピで特に気になったのはspeedometerのskyという曲でした。その時はspeedometerが高山純さんという日本人のソロユニットだということを調べた程度で、その後しばらく忘れていました(^^;)。

そんなある日、RSSリーダーをチェックしていたら、speedometerさんのブログを発見。(私が使っているgoo RSSリーダーにはキーワード登録という機能があるので、Nine Horses、David Sylvian、Steve Jansen、The Smiths、Morrisseyの語を含むRSSサイトを自動的にピックアップするように設定しています。)それが、この記事。なんと、伊瀬聖子さんつながり。

以来、ブログが更新されると欠かさず読んで、iTMSでアルバム購入。ひとつひとつの音がクリアに粒だっていて、細胞がなんだか刺激される感覚のエレクトロニカだと思ってます。曲によっては、「んー、The Books?」とか「フェネス~!」など影響元がモロに透けて見えるものもありますが、キレイに粒立つ音と抜群のリズム感が気に入ってるポイントです。

そんなspeedometerさんのブログですが、音楽の話はたまーにしか出ませんけれども、普通のネタが面白くて。関東人の私には永遠の憧れの関西系センス(?)に妙にくすぐられます。特に「パリス・ヒルトン御用達のベビーカステラ」には大笑い。ということで、曲だけじゃなくて、ブログもおすすめ(笑)!

speedometer ブログトップページ

オフィシャルサイト

felicityのアーティストbiography

☆Tourist N.B. ('01) (アマゾンiTMS)

touristnb

☆sense of wander ('02) (アマゾンiTMS)

senseofwander

☆Thermo('03)(アマゾンiTMS

thermo
1曲目の、fogというとても短い曲がなんともいえず美しくて好きです。

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2006/02/01

200 lurkers

56さんのブログ「- 56'g -」で興味を持って、2週間ほど前にMyspace.comに登録してみました。日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)にも似て、自分のプロフィール・ページやブログをMyspace内に持って、メンバー間の交流ができるのですが、招待などは不要で誰でも無料で登録できます。

音楽好きにとって魅力なのが、MyspaceMusicというフィーチャー。有名・無名問わず、様々なアーティストのページがあって、曲を試聴したり、ダウンロードしたりできるようになっています。有名ミュージシャンのMyspace Musicページはほとんどファンがやっているのだと思いますが、売り出し中のマイナー・アーティストの場合は本人(達)または近しい人が管理しているケースも多いのではないかと思います。

200lurkers

そんなMyspace Musicの検索機能で、「スミスっぽいテイストのアーティスト」と検索して見つかったのが、200 lurkersというドイツのアーティスト。実質Hofmannさんという人の一人ユニット+αのようです。影響を受けたのはsuzanne vega, leonard cohen, laurie anderson, radiohead, indigo girls, the smiths, laura veirs, joni mitchell, david byrne etc.ということで、うーん、そそるじゃないですか。

Myspace.com / 200 lurkers (4曲試聴可)

そんなわけで、試聴してみたら、すごーく気に入ってしまいました。レディオヘッドやスミスの優しげな曲のイメージが一番近いでしょうか。ボーカルはモリッシーのようなアクが無くて、包容力のある柔らかな声です。繊細で美しいメロディ。そして、わざとらしさや陳腐さを感じさせる方向に陥ることの無い、さりげないアレンジもなかなか巧みではないかと思いました。特に惚れこんでしまったのが、Headcrashという曲です。聴いていてとても落ち着くけれども、同時に、心がどんどん広がっていくような予感もして‥‥。ちょっとSigur Rosっぽい抑制された高揚感(分かります?矛盾してるみたいですけど^^;)もあるような。さっそくダウンロードしてヘヴィロテ中です。

もしこの4曲を聴いて気に入ったら、ぜひ200 lurkersのオフィシャルサイトにも行ってみて下さい。なんと13曲入りアルバムが丸々無料でmp3にてDL提供されてます。さらにおまけトラックも8曲。メールで頼むと、CDまでタダで送ってくれるらしいですよ!(海外発送してくれるかは不明。)いいのかなー。売ったら~?私、買うよ?さすがにこれだけの曲数があると、単調な感じの曲も入ってきますが、いいメロディを書く人だということは確か。今後に期待したいです。ちなみに、歌詞はほとんど英語です。

200 lurkers オフィシャルサイト(英語・ドイツ語)

「200 lurkersの音楽は無料です。でも、ボランティアによるサポート(愛、食料、お金)も常時受付中。曲への感想・ご意見も!」ということですので‥‥日本の偉大な保存食、「こうや豆腐」でも送ってみようかな(笑)?

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2006/01/30

TSUT○YAにて。

まだシルヴィアン・モードから復帰しきれていませんが、少し気分を変えてみようとTSUT○YAに行ってきました。目指すは映画DVD(またはビデオ)。昨年は自分の自由になる時間の大半を音楽とネットに費やしていたので、今年は月に最低1本ぐらいは映画を見ようかと思っているのです。

ところが探していた映画が全然見つからなくて。以前見かけたような気がしたのに。意を決してエロめの映画コーナーまでチェックしたのに(目がチカチカしました‥‥w)、無い。今日の私は引っ込み思案モードで店員さんに聞くことができませんでした。「あの~『二十四時間の情事』ありますかぁ?」って。
(想像上の会話)
店員さん「二十四時間のーーー『じょ・う・じ』、ですか?」
私「ハイ、『情事』です」
店員「じょうじ、って、あの、『情け』と『事』の『情事』ですか?」
私「ハイ、その『情事』です」
店員「‥‥少々お持ちくださいー」
というやりとりをする気力がわかず、違うDVDを借りて帰ってきちゃった。
ああ、なんのための年の功。
TSUT○YAさん、来店者が利用できる検索端末を導入してくれないかな~。

探していた『二十四時間の情事』('59)はマルグリット・デュラスのシナリオによるアラン・レネ監督作品で、原題はHiroshima Mon Amour。デュラスのシナリオ本はかなり前に文庫で読んでいたのですが、映画はまだだったので、見てみようかと思い立ったわけです。もっとも、デュラスという作家は、どの作品を読んでも根っから女っぽいというか、とても濃厚なエロスがみなぎっていて、主成分がかなり「漢」な私は正直ついて行きづらかったりします。官能という本来パーソナルなはずのものを通じて社会を鮮やかに描いていしまうというのは、類まれなる離れ業だなー、と感心するのですけどね。

で、なぜ「今」この映画を見たいと思ったのかというと、YouTubeで見つけたコレ↓のせいです(笑)。Ultravox!(John Foxx時代)のHiroshima Mon Amour(77年発表の2ndアルバムHa!Ha!Ha!収録)。

この映像はOld Grey Whistle Testのスタジオ・ライブですが、スタジオ・バージョンの音はリズムボックスの荒涼とした空気と、チープなシンセ音の浮遊感がなんともいえないのです。

歌詞もとても好きで。
Meet beneath the autumn lake
Where only echoes penetrate
Walk through polaroids of the past
Future's fused like shattered glass, the sun's so low
Turns our silhouettes to gold
Hiroshima mon amour
(歌詞全体はこちら

この曲のことはリアルタイムより後に好きになったので(私のリアルタイムUltravoxはMidge Ure時代でしたから)、どのような背景で出来た曲なのか、全く知りません。でも、「ヒロシマ」なんてタイトルについていることもあってニッポン人として気になって、気になって。気になり続けて早?年。タイトルから上記の映画にインスパイアされたものなのではないかと想像しているのですが。どうなんでしょう?ネットで検索しても、探し方が悪いのか、欲しい情報に行き着けません。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

ちなみに、監獄島の名前がついたへヴィメタバンドの同名曲と全く無関係なことだけは確か(笑)。

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2006/01/23

マイク・スタンド考

マイク・スタンドというものを初めて意識したのは子どもの頃、テレビでツイストの世良正則を見たときでした。「わー、あんなに振り回して危ないよー」と子ども心に思いつつ、どこかでその危なさに惹きつけられていました。(だからといってツイスト・ファンにはなりませんでしたけれども。))やはり、スタンドさばきが派手なボーカリストは、ライブ映えしますよね。

マイク・スタンドは格好いい。メタリックに輝くスタンド部分。その上に乗るマイクが何かを伝達してくれる装置であることを私たちは知っている。だからマイクの映像を見ただけで、そこからなにが伝達されるのか、無意識のうちに期待してしまうのです。

The Strokesの2ndアルバムからのシングルReptilia。このビデオの冒頭は、真っ黒の背景にマイクだけがポツンと写る映像からスタートします。そして、だしぬけに手だけが画面に現れ、ぞんざいにマイクを上から掴んだ瞬間、音が始まるのです。このオープニングがとにかく好きで。伝達装置と、伝達者(ボーカリスト)の手だけのクローズアップ。投げやりそうでいて、不遜なエネルギーを感じさせる手と、それを受け止める装置の存在感。どんな音が聞こえてくるのか、否が応でも期待が高まるのです。もちろん、どんな曲かはすでに知っているのに、見るたびにドキドキしちゃうんですよ。このビデオは他にもギターのネックとギタリストの指とか、演奏者のうなじのあたりとか、スタンドの支柱部分+手だけなど、クローズアップばっかりをつなぎ合わせていて、スタイリッシュなフェティシズムを感じさせる好作です(と私は思っています)。

ということで、よろしかったらご覧あれ♪(もし重くてひんぱんに止まるようでしたら、最初一回は何度も止まるのを我慢しながら最後までストリーミングさせ、その後リプレイすれば、2度目以降はスムーズに見られるはずです。)

もうひとつ、マイク・スタンドが効果的に使われているPVは、The KillsのGood Ones。ボーカルのViviとギター兼コーラスのHotelが一つのマイク・スタンドの両側から歌うだけで、なんでこんなにもカッコよく色っぽいのでしょうね?マイク・スタンド無しで二人の顔がぐっと近づくときよりも、間にマイクがあった方が、より緊張感があってセクスィーーだと思うのは私だけでしょうか。同じくThe KillsのNo Wowという曲のPVはもっとミニマルで、さらに「マイク・スタンド冥利に尽きる」作品なのですが、ブログに貼れるデータが見つかりませんでした。

こちらも、お時間がありましたらどうぞ♪

やっぱりロックにマイク・スタンドは欠かせません。ダンスを重視したパフォーマーはヘッドマイクを使うことが多いですが、なんか私個人の趣味としては物足りないのです。ということで、ロック界の影の功績者、マイク・スタンドくんにグラミー賞ならぬグラシー賞のトロフィーを捧げます!

glassytrophy

え、そんなパチもんはいらないって!?‥‥まあ、そう言わずに受け取ってくれよ、マイクくん。

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2006/01/14

I Am An Island

これまたちょっと遅れたニュースですが、モリッシーの新譜の発売日が決定しましたね。

・3月20日:シングルYou Have Killed Me

・4月3日:アルバム Ringleader Of The Tormentors

前作You Are The Quarry('04)(画像左:試聴)や、ライブアルバムLive At Earl's Court('05)(画像右:試聴)が良かったので、期待が高まります。4月、5月の英国ツアーの日程なんかも明らかになってきていますが(スコットランドマンチェスター)、うぅ‥‥いいなあ。日本に来る気はあるのでしょうか。

quarry liveatearlscourt

以前のエントリで、モリッシーのファンサイトTrue To You .netにアップされていたQ&Aのことを書きましたが、その後も第2弾第3弾がアップされています。特に第3弾のこの言葉にグッときてしまいました。

Q:マンチェスターやロスなど、かなり違うタイプの場所を経験されていますが、それぞれの都市の地理や場所、気候、社会的風土のような要素は、あなたのアートに影響を与えていますか?

A:そういうようなことは一切影響しないね。というか、僕に影響を与えるものなんて何もないんだ。僕は島だから(I am an island)。

く~!一度でいいから言ってみたいわ、こんなこと!‥‥、まあ、本当はモリッシーだって色んなものに影響されてきただろうから、ある程度誇張を含んだtongue-in-cheekな発言だとは思いますけれども。ところでSimon & GarfunkelのI Am A Rockという曲の歌詞にI am an islandという一節が出てきますが、引用魔のモリがそれを引用したのか、それとも偶然一致したのかが気になります(モリッシーの歌詞に登場する引用とそのオリジナルについてはこちらを参照)。モリとSimon & Garfunkelはあんまりイメージ的に結びつかないのですが。

私はというと、いろんなことに影響されまくりのフラフラ人生です^^。でも、影響を与えてくれるものはありがたく受け取り、それでも「自分はこういう者です」と言えるだけのアイデンティティを持つ人であれたら、という理想はありますね。降り注ぐ雨や、どこからか吹いてきた風を受け止めつつも、自分の土地はきちんと守り、育み続ける小さな島。(勝手にイメージ暴走中)

‥‥おっと脱線してしまいました。
ジョニー・マー+ザ・ヒーラーズの新譜も今年出るという話です。まだ前作を聴いていなくて、海外からのマーケット・プレイスで注文しましたが、いつ届くやら。アマゾンのカスタマー・レビューでの評価はいまひとつですけれども、試聴した限りでは、渋いながらバラエティに富んだ楽曲で、ジョニーの声も甘くて魅力的だし、なかなか良さそうな印象です。無事入手できると良いのですが。

boomslang

Johnny Marr + The Healers / Boomslang ('03)試聴
06/01/14現在、アマゾンで正規入手できるのはCCCDの国内盤のみ。US盤UK盤はマーケットプレイス商品のみで、後者はやたら高額です。

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2006/01/13

熱い!

世の中寒いですね~!寒がりの私は、モコモコ裏地付きコート(「シベリア」と命名)を、暖房が入った室内でも着こんでます(^^;)。暖房入れてもなんだか底冷えするんだもの!

でも、そんな寒さを吹き飛ばしてくるような熱いニュースが!
クーラ・シェイカー、7年ぶりに復活!(CDジャーナル)

クーラ・シェイカーは、ジョー・サウスのHushのカバー(ディープ・パープルもカバーしているそうですね)が特に好きでした。アルバムたった2枚で解散してしまって悲しく思っていました。熱いけど、どこかクール。インドの曼荼羅模様のように緻密で複雑なグルーヴ感の中毒症状はまだ続いています。リーダーのクリスピアン・ミルズのプロジェクト、ザ・ジーヴァスはありましたけど、やっぱりクーラ・シェイカーが聴きたかった。

復活ばんざい!

しかも、新公式サイトのトップページがすごいですよ。なぜこんな真冬にこのデザイン?ってとこが、またw。熱いです(暑苦しいという話も。コドモに見せたら泣きそうです^^;)。とにかくすんごいヤル気が伝わってきませんか(笑)?

もう、早く新生クーラ・シェイカーの音が聴きたい!

☆1stアルバム K ('96)(試聴可)

k

ハッシュ(ミニアルバム) ('97)
ライブ音源やオリジナルアルバム未収録曲が入っています

hush

☆2ndアルバム Peasants, Pigs & Astronauts ('99)(試聴可)

peasants

ザ・ベスト・オブ・クーラ・シェイカー ('03)

thebestoflulashaker

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2006/01/10

The Strokes / First Impressions Of Earth ('06)

ストロークスの新譜First Impressions On EarthがNME.comでフル試聴できます!(視聴サービスを受けるには無料登録が必要です。ページ右上のRegisterボタンからどうぞ。)

Listen NowボタンでNME Player↓を立ち上げて、左側のリスト下のNextの文字をクリックすると(今ならクリック1回)"The Strokes Album  'First Impressions Of Earth' hear the new LP in full"という項目が出てきます。

nmeplayerstrokes

この作業が面倒くさいという方はHMV.co.jpiTMS USで部分試聴、BMG公式サイトで先行シングルJuicebox1曲の試聴(下~の方までスクロールして下さい)、本家オフィシャルサイトでJuiceboxのPV視聴(Musicボタンをクリック)もできます。

firstimpressions

1曲目You Only Live Onceは、私の耳にはThe Carsを彷彿とさせるポップ・ソング。でも2曲目Juiceboxは結構ラウドだったりするし、60年代イギー・ポップのような骨太デカダンあり、ニルヴァナっぽい音ありと、色んな要素がギューッと濃縮されています。

私の年齢になると、例えばフランツ・フェルディナンドのようにレトロな音を復活させているバンドに対して「頑張っているけど、昔もこういうのあったよね~。」とクールに構えてしまったりするのですが(でもDo You Want Toのビデオは好き!笑えるから‥)、これほどの密度&パワーで来られると降参です!

それにしても、ニューヨーク出身の5人組ながら、本国アメリカよりも先にイギリスで売れたというのがよく分かるUKっぽい音ですね。

Space Shower TVでやっていたスペシャルは見逃してしまいましたが(泣)、MTVでもこれからロンドンでのライブ映像やPVが見られるそうです♪

MTV "MTV'S LIVE SELECTION"---ロンドンで行われたライヴをOA。
1/16(月)23:00-23:30 1/19(木)12:00-12:30 1/20(金)20:00-20:30 1/22(日)25:00-25:30

MTV COMP.---ビデオ・クリップ特集
1/19(木)22:00-22:30 1/21(土)26:00-26:30 1/22(日)21:00-21:30 1/25(水)13:00-13:30

オフィシャルサイト

BMGジャパン・アーティスト・ページ

アマゾンによるとUS盤はContent/Copy protected CDのようなので要注意です。HMVのUS盤のページには特にそういう記載もないのですが。EUR盤(安い!)EUR盤(限定盤!)は大丈夫かな?

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2006/01/07

Soft Cellのライブ映像

無料動画配信サイトGyaoで、Soft Cellの再結成ライブ2002年ミラノ公演がOAされています!(2/1正午まで:残念ながらMac非対応だそうですが)

個人的にSoft Cellやマーク・アーモンドのソロはリアルタイムではあまり聴いておらず、90年代に入って懐かしくなってSoft Cellの編集盤CD、Down In The Subwayを買ったりした程度です。でも、なんだかSoft Cellやマーク・アーモンドって名前を聞くだけで懐かしさでいっぱいになるのです。それだけ、ポップ・アイコンとしてのマークが脳内にしっかりとインプットされているのでしょう。

曲目は、

01.Memorabilia
02.Monoculture
03.Divided Souls
04.Youth
05.Torch
06.Bedsitter
07.Somewhere Sometime
08.Baby Doll
09Tainted Love
10.Where Did Our Love Go?
11.Martin
12.Say Hello Wave Goodbye

調べてみるとLive In MilanというDVDが出ているので、それと同内容かな?DVDはアマゾンによると17曲入りだそうなので何曲かカットされているのかもしれません。

さっそく見てみたのですが、マーク、若い!相方のデイヴ・ボールはいかにも年齢相応のおじさんになっているし、会場を埋め尽くすファンの多くもしっかり中年なのに。マークだけあいかわらずスリムで、超小顔w、彼のところだけ時間が止まったみたい。1957年生まれということで、このライブの時は44~45歳のはずなのに、お肌もツヤツヤ。あの~美容液、何使ってます?と尋ねたくなってしまいました(笑)。

肝心のパフォーマンスの方も、ハイ・クオリティでした。ピッチはちょっと甘いですが、伸びやかな声が良くでていて、ポップな曲もしっとりした曲もしっかり聴かせてくれます。妖しくデカダンなおかつポップな曲の数々を歌って踊るパワフルなお姿を見て、思いました。マーク・アーモンド、めっちゃ健康的!!昔は不健康の権化のような方と思っていましたが‥‥(苦笑)。さすが、プロです。21世紀になってこんなパフォーマンスが見られるとは感無量。見終わった後、「いいもん見た~!」という爽快感がありましたよ(Soft Cellで爽快感っていうのも変かしら)。実は再結成したと聞いた当時は、なんとなく回顧的というかお小遣稼ぎ的な再結成をイメージしてあまり興味を感じなかったのですが、自分の偏見に反省。

2004年、マークがバイク事故でかなり危険な状態、というニュースが飛び込んできた時には心配しましたけれども、順調に回復しているようでBBCで昨年末から今年の元旦にかけてOAされたジュールス・ホランドの年越し音楽番組Hootenannyにも出演したそうですし(Madorenaさん、情報ありがとうございました!)、今年はカヴァー曲のアルバムをリリース予定だということです。今後の活躍にも期待したいですね。

☆オフィシャルサイト The Theatre Of Marc Almond

☆日本のファンサイトmarcmania
管理人さんのマークへの愛情がひしひしと伝わってくるすばらしいサイトに感動!

The Very Best Of Soft Cell ('02)(試聴可)

softcell

Cruelty Without Beauty ('02) (試聴可)
   再結成Soft Cellのアルバム

cruelty

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2006/01/05

Infantjoy / Where The Night Goes ('05)

雪国から昨晩帰宅して、今日はいろいろ片付けやら洗濯をしていたら頭痛。家事を一定限度以上の密度でやると体が拒絶反応をおこす、主婦不適格者です(苦笑)。

ヘナヘナとiPod片手にベッドに倒れ込み、本日受け取ったばかりのInfantjoyWhere The Night Goesに逃避しました。

infantjoy2

InfantjoyJames Banbury(programming, piano and cello)とPaul Morley(some other things←何したの!? 笑)の2人ユニット。Paul Morleyは元NMEの音楽ライターであり、アート・オブ・ノイズの創設期メンバーでもあった人。一方、James Banburyはジ・オトゥールズ(The Auteurs;アルバムNew Waveなど)に在籍していたそうですが、Infantjoyはオトゥールズ路線ではなく、アート・オブ・ノイズ寄りの音です。ユニット名は英国の詩人ウィリアム・ブレイクの詩、Infant Joyからでしょうか。

このCDを注文したときのエントリにも少し書いたのですが、サティのジムノペディやヴェクサシオン(同じフレーズを840回続けて演奏しなきゃいけないことになっている曲です^^;)などが引用されたエレクトロニカ。サティ作品は、「音」そのものもさることながら「余韻」や「間」に何ともいえない魅力があると私は思うのですが、Infantjoyの音はサティの「余韻」の世界を奔放に満たし、攪拌し、拡張していくようです。知的でありながら快楽主義的、心地良いけれども適度な毒もある。

最初に興味を抱くきっかけになった、JapanのGhostsのカヴァーはSarah Nixey(Black Box Recorderのボーカル)という女性が歌っています。とても美しい声、美しいアレンジです。JapanのGhostsが奈落の底から響いてくる歌だとしたら(ファンの書くことか?w)、こちらは雲の上から差し込む光のようです。歌詞にこめられた思いがストレートに伝わってくるのはもちろんシルヴィアンの歌うオリジナルGhostsなのですが、このカヴァーも音として楽しむにはかなりの優れものだと思いました。Ghostsは元々サティ的なモチーフの上にボーカルをのせた曲ですから(Nightporterはもっとサティですね)、アクの強いシルヴィアンの声がないInfantjoyバージョンは、そのサティ的側面を強調しています。

幸い、少し休んだら頭痛は治まり元気になりました。このCD、弱ってヘナヘナな体にも優しいし、元気になっても聴きごたえがあります。昨年中に聴いていたら、2005年トップ10入りしていたな。

それにしても、基本的には音楽ジャーナリストでノン・ミュージシャンのPaul Morleyが、アート・オブ・ノイズにしろInfantjoyにしろ、音楽ユニットの一員になるということが面白いです。何かミュージシャンの感性を刺激し、鼓舞する触媒的なパワーのある人なのかしら。彼の著書も読んでみたいと思いました。

Infantjoyオフィシャル

☆Where The Night Goes、本日の価格はHMV.co.jpでは3,109円。Amazon.co.jpで3,206円。‥‥高いですね(^^;)。

☆試聴できるサイトは見つけられず。ITMSのUKストアのみ。こちらには'05/12/19にリリースされたクリスマスソングSilent Nightのシングル(Infantjoy + Sarah Nixey)もありました。ジャパン・ストアでも扱って欲しい!

☆Paul Morleyの著書 :NothingWords and Music

pmnothing   0747568642

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2006/01/01

あけましておめでとうございます

kabuto2

みなさま、ちゃんと「一富士二鷹三茄子」の初夢を見ることができましたか?そんなん見たことが無いっ!というあなたのために、王様の「カブトムシ外伝」のブックレット写真を初夢がわりにどうぞ(^^)。

よく見ると、後ろから2番目の王様は、「もちろん」靴を履かず、タバコを手にしてます。

追記(1/1正午):
とんでもない初夢を見ちゃいました。大蛇(ボアコンストリクター)とジャッカルが何故かうちの電子レンジの中にいて、生肉を玄関先まで置いておびき出す作戦をとったのですが、「それでは近所に迷惑がかかる」と、急遽作戦変更。玄関の扉を閉め、家人とともに別室に避難しつつ保健所に電話をし、捕獲を依頼。でも避難した部屋のドアのたてつけが悪くて動物たちが部屋に入ってきそうでピーーンチ!!‥‥というところでノンノン2号に起こされました。ふぅ~、あぶなかった。

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2005/12/31

2005年ベストアルバム10枚

今年も残すところわずかになりました。

駆け込みで、自分にとってのベストアルバム10枚について書きたいと思います。一応、今年リリースされたアルバムに限定してセレクトしてみました。

1.Nine Horses / Snow Borne Sorrow

sbs

8月のスティーヴ・ジャンセン@アップルストアのワークショップでグループ名やタイトルトラックが披露されてから発売まで2ヶ月あまり。その2ヶ月が何と長く感じられたことか。それほど楽しみで毎日待ち遠しかった。予定より発売が少し遅れたりしてやきもきさせられたものの、出てきた音は期待を裏切らないものでした。キャンバスに色や形を配置するように緻密に配置された音。それでいて息苦しさを感じさせない自然な流れ。ジャズ、エレクトロニカ、ロック‥‥様々なジャンルをしなやかに行き来する柔軟さ、豊かさ。

音もさることながら、1曲目Wonderful Worldの歌詞には本当にやられました。以前にも書きましたが(前編後編)、911のビル倒壊のイメージ、すれ違う心を歌いながらも、Wonderful Worldというタイトルは皮肉ではないとシルヴィアンは言います。そこになんとも共感してしまったのですね。それは次のアルバムにも通じるのですが‥‥。

2.Brian Eno / Another Day On Earth

eno

7月にこのアルバムを手にした後、しばらくこればっかり聴いていました(拙ブログ記事)。地球の懐に抱かれているような心地よい音。その音の波間に切れ切れに聞こえるようなイーノのボーカルは、ユートピア思想めいた歌詞を歌ったかと思えば、かなりシビアな現実(自爆テロを思わせる内容)をも歌っています。宇宙飛行士は誰しも、宇宙船から地球を見て「なんて美しいんだ」と思うそうですが、海の青さ、雲の白さ、陸地の緑‥‥本当に地球は美しい星だと思います。でも地球上のあちこちを眺めればそこには様々な喜怒哀楽や過酷な現実があって。そんな現実をすべて包含しつつ、やっぱり地球はどうしようもなく美しい。この地球上でまた一日を過ごせるということの意味。そんなメッセージにあふれた一枚だと私は思ったのです。

1年を振り返って、ありがたいことに自分や家族はまずまず安泰な生活を送ることができましたが、ニュースなどで報じられることがらにはいろいろあります。そうしたものから目をそらすことなく見つめつつ、それでもこの世界は美しいと感じる力。しんどいことがあっても、美しさを感じることができればなんとかなるような気がします。逆に、それができなくなると、かなり精神的・肉体的に追い詰められているというバロメータでもあって。シビアな現実を見つめることも大切だけれども、美しさを感じる心を忘れてはいけない。上記2枚に共通して感じたのがそういった悲喜こもごもの美しさ、優しさでした。

なんだか中学生の作文みたいになってしまいましたね(^^;)。あと8枚はさっくり行きます。

3.Sigur Ros / Takk....

4.坂本龍一 /  /05

5.Baby Shambles / Down In Albion

6.Morrissey / Live At Earls Court

7.Her Space Holiday / The Past Presents The Future

8.Beck / Guero

9.Doves / Some City

10.Elbow / Leaders Of The New World

う~ん、Boards Of Canadaも良かったし、Porcupine TreeのDeadwingとか、エコバニ、リック・オケイセックの新譜も捨てがたかったんですが‥‥。10位、9位あたりは気分によってそこら辺と入れ替わりそうです。

ともあれ、来年もたくさんいい音に出会えますように。そして、fakeplasticを読んでくださった皆さま、コメントをくださった方々、お世話になりました!来年もよろしくお願いします。

では皆さま、良いお年を~!!▽・ェ・▽

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2005/12/22

王様 / カブトムシ外伝 ('05)

どうしましょう。シリアスなエントリが続いたのに、これでいいのでしょうか?でも‥‥どーうしても!聴いてみたくて注文しちゃいました‥‥。王様の「カブトムシ外伝」(試聴は こちら)。

kabuto

だって。「ひねってワオ!」ですよ!?

「Hey柔道一直線」ですよ!?

あの「深紫伝説」を超えられるでしょうか。

ついでに言うと、ジャケ右上の「王様」英語表記は誤解を招きそうでちょっと怖いです‥‥

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2005/12/19

特別なクリスマス・コンピレーション

クリスマス・ソングが1曲しか入っていない、クリスマス・コンピレーションを考えています。

christmas

このコンピレーションは、KちゃんとCちゃんという姉妹に捧げるものです。6年前の11月28日、二人は飲酒運転のトラックによる交通事故で幼い命を奪われました。KちゃんとCちゃんの母親のIさんは私の友人です。事故後、Iさんとご主人は署名運動を展開し、それまでどんなに悪質な運転であっても過失致死しか問えなかったのに対し、新たに危険運転致死傷罪を制定させました。今でも夫妻は、事故後に生まれた3人のお子さんを育てながら、全国で命の大切さと飲酒運転の危険を訴える講演活動を精力的に行っていて、そのバイタリティーに頭が下がります。

この季節になると、どうしても、楽しみにしていたクリスマスを前に亡くなってしまったKちゃんとCちゃんのことが毎日のように頭をよぎるのです。そこで、お空にいるKちゃん、Cちゃんに会いに行き、みんなでにぎやかにクリスマスを祝い、心の中で寄り添いながら地上に戻る、というストーリー仕立てのコンピレーションに想いを託してみることにしました。

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1.If I Could Be Where You Are (Enya / Amarantine)2.Hoppipolla (Sigur Ros / Takk...) 3.Touch (Sarah McLachlan/Touch)4.Early Christmas Morning (Cyndi Lauper : V.A. / Superstar Christmas)5.All That You Are (No-Man / All That You Are) 6.Stay (The Gentle People :V.A. /Montage )7.Let Down (Christopher O'Riley / True Love Waits)8.Blackwater (Rain Tree Crow / Rain Tree Crow)9.Aqua (坂本龍一 / BTTB)
(青い文字のアルバムは試聴できます。Cyndi Lauperは別バージョンの試聴リンクになります。)(Hoppipollaのビデオはここでフル視聴できます)

1曲目のエンヤは、曲調といい、歌詞の内容といい、まさにこのコンピレーションのためにあるのではないかというような曲です。徐々にに高揚して天まで駆け上るようなシガー・ロスから、天上の音楽のようなサラ・マクラクランのTouchまでの流れは、自画自賛ですが(^^;)とても気に入っています。4曲目、シンディ・ローパーが唐突なのは意図的に狙ってます。後半の曲はとても迷ったのですが、一応こんな風にまとめてみました。

最後に。これを読んでくださったみなさん、お酒を飲んだら、絶対に車のハンドルを握らないでくださいね。お酒を飲んだお友達にも運転させないでください。Kちゃん、Cちゃんのためにも、もちろんご自分やご家族のためにも。。。お願いします。

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2005/12/17

Friedman &Liebeziet/Secret Rhythms vol.1 ('02)

当ブログではおなじみ、Nine Horses(Sylvian,Jansen,Friedman)の一員であるバーント・フリードマン(Burnt Friedman)が元Canのドラマー、ヤキ・リーベツァイト(Jaki Liebezeit)と組んだアルバムSecret Rhythms (試聴可)。

secretrhythms1

2006年にNine Horsesと別バージョンのThe Librarianが収録されるvol.2が出ると知り、まずvol.1を購入してみました。(vol.2についての拙ブログ記事はこちら

一聴した感想は、「渋い‥‥」(笑)

キャッチーなメロディーやエモーショナルな要素はほとんどなく、色彩でいうとモノトーン。淡々と様々なパターンが変遷していくインスト・アルバム。「淡々と様々なパターンが変遷」といえばアンビエント・ミュージックもそうですが、こちらはあくまでもリズムを骨子としているので、(少なくとも狭義の)アンビエント・ミュージックとは趣が異なります。

最初は地味なアルバムだと思ったのですが、なんだかクセになる中毒性があって、じわじわと手放せなくなってきました。なんでだろう?その秘密は、タイトル通り「リズム」にあるような気がします。例えばバリのケチャなどは複雑なリズムの連続がなんともいえない高揚感をもたらしますが、巧みに操られたリズムには、理屈や感傷を素通りして、脳や神経にダイレクトに効くパワーがあるのではないでしょうか。

ヤキが巧みに操る絶妙なリズム。それに寄り添ったり、わざとズレを生じさせたりしながら配置されるバーントの音。Nine Horsesサウンドのどこら辺がバーントによるものなのか、これを聴いてなんとなく分かってきたのもちょっとした収穫です。

特にお気に入りは5曲目のRastafahndung。(「ラスタを求める」って意味?だからうっすらレゲエ調?そのうっすら加減がなんとも絶妙なのです。)それから10曲目Obscured By 5(Extended)に「ちゅ~ぅ、ちゅぅ~~、ちゅっ」というキスのようなw、はたまた「ぴり~、ぴりり~~、ぴりっ」と布か何かを裂いているような、あるいは「きゅ~ぅ、きゅぅ~~、きゅっ」とマジックペンで線を描いているような不思議な音がたくさん入っているんですけど、何の音かすごく気になって、気になって(笑)。今のところ、私の中では「ちゅぅ」音説が有力です(笑)。

現在、日本のアマゾンやHMVでは品切れのようですが、AB-CD.com(Home / このCDのリンク)というオンラインショップで購入しました。これまで2回利用しましたが、今のところ安心して利用できるショップだと感じています。
※ここまで書いて、今見たらHMVにはありました。でも、上記ショップは結構おもしろいセレクトセンスなので興味のある方は覗いてみてください。

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2005/12/16

Kid-Nap, The Dreamer

昨日に引き続き、師走の忙しさからの逃避作戦第2弾。このお方の作品をとりあげるのは、shuuma先生から「十年早い!!」とお叱りを受けそうですが(^^;)。

高橋幸宏 / 音楽殺人('80)の3曲目、Kid-Nap, The Dreamer

ongakusatujin

kidnap=誘拐という単語を解体して、Kid-Nap=お昼寝するおこちゃま(?)というキャラにしてしまった、クリス・モスデルの言葉遊びをベースにした歌詞。

Kid-Nap / The Dreamer / Stands on his feet / Sound asleep
(夢見るキッド・ナップ/立ったまんま/ぐうぐう居眠り)

Fingers through his dreams / Chooses one he hasn't seen / And in a wink / Nods off
(夢のカタログぱらぱらめくり/見たことのない夢を選べば/またたく間に/ゆら、ゆらり)

(原詞Chris Mosdell、訳glasshouse)

う~ん、なごむなぁ。親近感わくキャラだな~。こんなふうにのんきにお昼寝したいものだ。ブリティッシュ・スカ・テイストの楽曲もナイスです。(ブリティッシュ・スカといえば、マッドネスとか流行ってましたよね。ホンダ・シティのCMでも使われていました。当時の担任が「本田先生」だったので「ホンダ、ホンダ、ホンダ、ホンダ」の連呼には、のたうち回ったな~ 笑。おっと閑話休題。)

ブリティッシュ・ニューウェイヴ色(特にBuggles)濃厚なアルバム全体も、なかなか楽しく聴くことができます。

runafteryou

80年の音楽殺人から18年後のライブ、↑Run After YouでもKid-Nap, The Dreamerが取り上げられているのですが、幸宏氏の英語の発音の向上には目をみはるものがあります。オリジナルの時は歌詞カード見ないと何を歌ってるのか半分以上分からなかったのに(苦笑)、98年ライブでは、9割がた認識可能に。これも海外ミュージシャン(特に、タイコ叩きの某英国人w)との交流の賜物でしょうか。すばらしい!

shuumaさん、「コレデイイデスカ?」(笑)

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2005/12/15

The Best Of UB40 vol.1

「ひま人ランキング」などというものがあったら常に上位を狙える自信満々の私ですが、さすがに師走の風に追い立てられるようになってきました。朝のニュース番組「とくダネ!」で耐震偽装問題を扱うニュースのBGMに「ん?」と夫と顔を見合わせ
私「これって」
夫「クリムゾンの」
私「ディシプリンの‥」
夫「‥‥」(おいおい出てこないのかい?)
私「エレファント・トーク!」
夫(はげしく頷く)
なんてやりとりをしたのは昨日の朝だったか、一昨日だったか、もう定かでなくなってしまったほど。

せめて音楽を聴く時にはスローダウンしたくて、懐かしいところでUB40をセレクトしてみました。全然12月っぽくないところがいいじゃないですかー?(開き直り)

バーミンガム出身のブリティッシュ・レゲエ・バンドUB40の音は、ボブ・マーリーのようなご本家レゲエとは違って、やっぱり英国の空気を色濃くまとっているんですよね。ジャマイカの青い空とは正反対の、紫煙たちこめる青白いパブのような、めちゃめちゃインドアな空気が私好みで(笑)。

ボーカル、アリ・キャンベルの少し鼻にかかった切なげな声と、サックスの相性は最高です。Red,Red Wine('83)、クリッシー・ハインドとのデュエットI Got You Babe('85)はもちろんのこと、Dream A LiePlease Don't Make Me Cryなどもいつもリピートしてしまうお気に入りナンバー。Red, Red Wineでも聴きながら赤ワインをいただいて、師走の忙しさから逃避したいところですが、現実は(^^;)。。。

thebestofub40

The Best Of UB40 (このリンクで試聴できますが、私の持っているのと同ジャケなのに、曲数が全然違うんですよね。記載ミスでしょうか?)vol.1とvol.2があります。

今はもっと新しいベスト盤も出ているようです。

UB40 The Best Of Volume 1&2 (2枚組、全34曲)

The Very Best Of UB40 1980-2000(全20曲)

オフィシャルサイト

BARKSのアーティスト・バイオグラフィー

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2005/12/13

The Communards / Communards ('86)

最近ほんとに寒いですね!

寒い時期によく思い出すボーカリストがいます。それは、ジミー・ソマーヴィル(Jimmy Somerville :元Bronski Beat&元Communards)。まるでシンと張り詰めた冬の空気のようなファルセット・ヴォイスなんですよね。あまりの寒さに「ううーっ」と身をかがめたくなるほどの時、頭のどこかで彼の声が鳴ってるような気がするのです。(アブナイ? 笑)

communards

Communards

これはBronski Beatを脱退したジミーがリチャード・コールズと組んだコミュナーズのデビューアルバム。(これと、次のアルバムRedの2枚で解散してしまいましたが。)

このアルバムにはBilly Holidayで有名なLover Manという曲のカバーが入っているのですが、メンバーの女性歌手が下のパートを渋く歌い、ジミーが高らかに上を歌うという逆転デュエットなんですよね。

ジミーはオープンなゲイなので、オリジナル曲の歌詞にも男性への熱い愛情が溢れておりまして。(以下の歌詞は全てSomerville/Coles)

Boy you and I should hide away
As far as love will let us stray (La Dorarosa)

There is nothing boy that can stop my course
I will hold you tight never let you go  (You Are My World)

Oh well he's got a hold on my heart my lust my everything  (Heavens Above)

ここまで徹底されると実に爽やかというか。うん、分かった!アナタが女性に興味無いのはよーく分かったから!と肩をトントンしてあげたいです(笑)。

クールなファルセット・ヴォイスによる熱いラブソングで、寒い冬も心の中は暖かく。お願いだから、女子は禁止~(  ̄0 ̄)/とか、言わないでね。(゚∇^*)

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2005/12/07

Boards Of Canada / The Campfire Headphase ('05)

いつもお世話になっているazzaroさんも絶賛されていたし、Beckのリミックスを手がけたことからも気になっていたBoards Of Canadaです。

campfireheadphase

The Campfire Headphase [試聴可]

Boards Of Canadaは、カナダではなくて英国スコットランド出身の2人組だそうです。そういえばTexasとかも全然テキサスのバンドじゃなかったし(こちらもスコットランド)。って、関係なさ過ぎですね(苦笑)。

空にただよう雲の移り変わりや、水面に反射する光の文様に見入ってしまったことはありませんか?あるいはビー玉や、ガラスのコップに入ったソーダ水越しに周囲の風景を眺めてみたり。The Campfire Headphaseからは、そんな幻夢のような音像が流れ出てくるようで。

あくまでも印象批評ですが、こちらのbounce.comのインタビューを読むと、彼らの表現したかったものはやはりそういうものなのだろうという思いが深まりました。
「それは世界を発見していく過程で、トンネルの中から見える外の光を無我夢中で見つめている子供の視線にも似ていると思うよ」(マイク)

ひたすら躍らせることが目的のような激しいテクノ・エレクトロニカにはあまり食指が伸びない昨今なので、このアルバムのように、ゆったりと気持ちを預けられる音は大歓迎です。

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2005/12/06

Who's Afraid Of..The Art Of Noise?

「オケ・ヒット」というものがありまして。オーケストラの楽器がいっせいに「ジャン!」と音を出したものを短くサンプリングしたものですが。バグルスのセカンドアルバムAdventures In Modern Recording('82)で奇才トレヴァー・ホーンが使ったのが最初と聞きましたが、トレヴァーがプロデュースした作品、Yes90125(ロンリー・ハート) ↓('83)あたりで一躍有名になりました。この音を使うと手軽にドラマチックなサウンドになるものだから、あっという間にひっぱりだこ。いろんなところで使われまくって、すっかり消費しつくされた感がありますけれども。誰でも一度はどこかで「ジャン!」を聴いたことがあるはずですね。

90125

そのトレヴァー・ホーンが立ち上げたZTTレーベルから発表された、アート・オブ・ノイズのファーストアルバムが、こちら↓。

whosafraid

Who's Afraid Of.....The Art Of Noise? ('84)

1曲目、A Time For Fear (Who's Afraid)から、サンプリングされたインダストリアル・ノイズとオケヒットの嵐!戦闘を思わせる異様なテンション。バグルスもそうでしたが、人工的な音と生音の組み合わせ方が絶妙なんですよね。激しい音のコラージュは、まさに「アート」。続くBeatbox(Diversion 1)も、またまたオケヒットの嵐。ヘヴィー&ファンキーなリズムが続いた後に流麗なピアノに流れ込むところなど、涙ものです。
ロック・ポップス界に名盤は数あれど、例えばグッゲンハイム美術館に並ぶモダン・アートと並べても遜色ない「アート作品」となると、ぐっと数は絞られてくると思います。でも、この作品はその一つと言っていいのではないかと、個人的に思うのです。

しかも、デビュー当時、アート・オブ・ノイズはメンバーの顔や名前などが公開されていない「覆面バンド」。ミュージシャンたちが派手に着飾って音楽雑誌のグラビアを飾っていた時代を逆手に取った戦略も新鮮でした。

これだけ書いておいて、実は私、この↑CD持っていません(ガクッ)。そのかわり持っているのがこちら↓。

daft   

Daft ('98)

コンピレーション盤で、ファーストの曲全てと、プラスアルファが収められているのでお得(^▽^)。ただし、ラストの曲Close Up(Hop)が入っているバージョンと入っていないものがあるそうで、要注意です。

なぜ久しぶりにアート・オブ・ノイズが聴きたくな ったかというと、先日のエントリで書いたInfantjoyがきっかけです。Infantjoyポール・モーリーはNMEに執筆していた音楽ライターだそうで、英国ではかなり有名なようです(日本で言う渋谷陽一さんくらいの知名度なのかしら?)。しかも彼は文筆業だけでなく、創設時のアート・オブ・ノイズに在籍していたということで、多才ですね(2ndアルバム以降は参加していないようです)。トレヴァー・ホーンは知っていても、ポール・モーリーについては「誰?」という感じだったので、InfantjoyのCDが届くのを待つ間、あらためてアート・オブ・ノイズを聴きなおしてみたのですが‥‥久々に聴き惚れました。

☆この記事を書くにあたって、下記サイトを参考にさせていただきました。
  The Seduction of The Art of Noise~アート・オブ・ノイズの誘惑~

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2005/12/05

The Cars !

ロッキンオン1月号をパラパラめくっていて目にとまった新譜の広告。

nexterday

Ric Ocasek / Nexterday [試聴]
(国内盤12/21発売、UK,US盤は発売中)
12月5日現在、一番リーズナブルなのはHMVのUK盤(1,799円)

わっ!カーズのリック・オケイセックー!?今となっては「Weezerのプロデューサー」って紹介した方がいいのかもしれませんね。

カーズは1977年にアルバムThe Cars(写真左)(邦題:錯乱のドライブ 笑)でデビューしたアメリカのポップ・バンドです。私にとって一番思い出深いのは1984年のHeartbeat City(写真右)。このアルバムからはMagicYou Might ThinkDriveなどのヒットが生まれました。この後に出たシングル曲Tonight She Comesもすごく良かったんですよね。

cars heartbeatcity

カーズの曲はどこまでもポップなんですが、ポップでいながら、どこか一筋縄ではいかないところが好きでした。ポップソングの要素を取り出して洗いなおしてからシャキーンと再構築したような人工美。勝手に「再構築ポップス」と命名させていただきますが、スーパーリアリズムの絵のような艶やシュールな空気をまとっている。ボーカリスト、リック・オケイセックの「しゃくりあげ唱法」も独特でした。Driveでボーカルをとったベンジャミン・オールが2000年に亡くなったのは非常に残念ですけれども。

ということで、リックの8年振りのソロアルバムだというNexterday、さっそく注文。「しゃくりあげ唱法」がまた聴けるだけで満足です(笑)

ちなみに昨年(2004)リリースされた、RJD2&Ric OcasekのシングルThrough The Wallsは、カーズへのオマージュたっぷりの音作り。かなり大袈裟なプロダクションですが、かっこ悪くならずに遊び心を感じるアレンジだと思いました。RJD2のアルバムSince We Last Spokeに収録されているバージョンはRJD2本人によるボーカルですが、やっぱり、リックがボーカルをとるシングルVer.の方がハマリます。iTMSでダウンロードしました。

BMG Japanのリック・オケイセック ページ

Ric Ocasekオフシャル

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2005/12/04

sigur rosのライブ映像

sigurros

Sigur Rosオフィシャルサイトに、2005年ツアーの最終日、11/27レイキャビク(アイスランド)でのライブがアップされています。(全132分間。トップページのWebcast of the Iceland concert!をクリック)

ちなみにNME.comにも同じものがアップされていますがNMEプレイヤーで見るよりオフィシャルの方が大きな映像で楽しめます。

ほとんど真っ暗で何も見えませんが‥‥というのはもちろんウソでw(まあ、暗いことは暗いですけど)。今年のフジも行ってませんし、シガー・ロスのライブ映像を見るのが初めてな私は、あの幻想的な音を全て人力で演奏しているのにまず感心。「この音はこうやって出しているんだー」とか、「ドラムはツーバスなんだー」などと素朴に鑑賞しました。

限りなく零に近い静寂から、宇宙的なスケールの音まで、振れ幅の広い独特の音世界が、ライブでもクリアに再現されていました。照明や映像も、音によく合っていると思います。

今の季節にシガー・ロスはぴったりですね♪

BARKSのシガー・ロス・ページ
Glósóli(グロウソウリ)のPVも視聴可(期間限定)

Glósóli(グロウソウリ)のPVはオフィシャルのここでも視聴できます。

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2005/12/03

ヨーガクタイプ占い

焼き鳥占いに引き続き、ヨーガクタイプ占い をやってみました。

e+の音楽担当営業タナカさんが作られたそうです。タナカさんのブログはこちら。

glasshouseさんは、エリック・クラプトンタイプです!

(「ファン」じゃないけど、普通に好きです、クラプトン。)

エリック・クラプトンタイプのあなたは、心優しい人です。期待されればそれに応えようとがんばってしまいます。平和主義者で、争いを好みません。人には弱みを見せず、取り乱すこともありませんが、親しい人の前では弱点をさらけ出すこともあります。その場を明るくするのが得意です。

ねだってもお小遣いはもらえません。

(そうは言わずに、ちょーだいよぅ 涙)


恋愛について:
相手には優しく接し、包み込もうとします。相手の欠点ごと好きになってしまうタイプです。なし崩し的に恋愛が始まる事も少なくないです。自分の気持ちをはっきりさせないので、相手を傷つけてしまうこともあります。恋が終わっても引きずる事が多いです。

あの思い出の写真、相手はとっくに捨ててます。

(がーーーん  笑)


glasshouseさんの運気を開く、必聴アルバム:

”ネヴァーマインド” ニルヴァーナ

(あ、うちにある、ある♪運気、開かれてるかな~?)

皆様もお時間ありましたら遊んでみては?

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2005/12/02

ああ、もう! (;△;)

また捕まってるし‥‥

母さんは姉さんは悲しいよ(〒_〒)

英ロック歌手のピート・ドハーティ、麻薬所持容疑で逮捕

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Her Space Holiday / The Young Machines ('03)

theyoungmachines

The Young Machines ('03)

Her Space Holidayはアメリカ人マーク・ビアンキ(Marc Bianchi)の一人宅録ユニットです。

以前、今年発売の新譜↓The Past Presents The Futureについて書きましたが、このThe Young Machinesはひとつ前(リミックス盤除く)の作品。まだこの2枚しか聴いていないので、2枚を比較することしかできないのですが、The Past....に比べると野心を感じる音作りが所々に見られます。その分、The Past...の方が全て吹っ切れてリラックスしているとも言えます。

pastpresentsthefuture  The Past Presents The Future ('05)(試聴可)

例えば野心的に感じられたのは、タイトルトラックの1曲目。ゆったりとしたメロディーの足元で、打ち込みリズムが激しく暴走。その齟齬で何かを表現しているような気がします。甘いノスタルジーを抱えていながら、いつの間にか機械仕掛けのように物事がどんどんと進んでいってしまう、そんなやるせなさでしょうか?6曲目Meet The Pressureの不協和音的な音使いや暗いメロディーも、The Past...には無いパターンです。

それ以外の曲では、マーク独特の夢心地なメロディは新作と共通しています。率直に言って彼はあまりメロディの幅はないようで、どれも結構似ているのですが(苦笑)、そのメロディが好みなので耳は喜んでます。霞の向こうにメリーゴーラウンドがふんわり滲んで見えるようなドリーミーなメロディ、なんていう形容で伝わるかしら。これからも過去の作品にさかのぼっていきたいと思います。

それにしても、マークのこの写真 、キテるな~(笑)。

marcbianchi

Her Space Holidayオフィシャル

&Recordsアーティスト・ページ (試聴・PV視聴あり)

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2005/11/30

Elvis Costello / My Aim Is True ('77)

myaimistrue

My Aim Is True

10代の頃、Everyday I Write The Book (アルバムPunch The Clock収録)をはじめ大好きな曲がいろいろあったのですが、何しろこの人は多作なので、ずっとベスト盤+オリジナル数枚で踏みとどまっていました。でも、mitsuさんのブログに刺激され、ようやく「コステロ山」を登頂する決意をしました!

そんなわけで、持っていない盤をなるべく時系列順に購入しようと、ファーストのMy Aim Is Trueからスタート。ボーナス・ディスクの付いた2枚組です。名曲AlisonWatching The Detectivesは知っていましたが、他は初めて聴きます。Red Shoes Less Than Zero、いいですね。元気で可愛いけれども、どこかシニカルでビターな風味のきいたポップス。

メインのアルバムもいいのですが、ボーナス・ディスクはひょっとするとそれ以上かも。コステロの歌とギターだけの弾き語りデモ・ソングHonkey Tonk Demoのシリーズや、カントリー調のStranger In The Houseは、シンプルなだけにコステロの声の魅力がストレートに伝わってきます。カントリーは、すすんで聴く気がしないジャンルなのですが、私の場合、コステロの声だと聴けるんです。

スモーキーな声質。ビブラートのかけ方、鼻腔・咽喉を使いわけて声の粒子を調節する加減の絶妙さ。ファーストの時点で、こんなにも完成していたとは驚きです。

それにしても、頂上まで何年かかるでしょう。。。買うそばからどんどん新しいの出そうだし(汗)。

Elvis Costello オフィシャル

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2005/11/28

Johnny Marrがゲスト出演したOasisのライブ

映像が無料動画配信サイトGyao配信されています。
(2005/12/16正午まで)

紹介の仕方が逆じゃないかって?まあ、いいじゃないですか(笑)。

タイトルは10Years Of Noise And Confusion。2001年に行われたOasis結成10周年記念ツアーのグラスゴー公演で、DVDは未発売ということです。曲目は、

01.GO LET IT OUT
02.COLUMBIA
03.SUPERSONIC
04.FADE AWAY
05.WHATEVER
06.OCTOPUS'S GARDEN
07.THE MASTERPLAN
08.SLIDE AWAY
09.CHAMPAGNE SUPERNOVA
10.ROCK AND ROLL STAR
11.DON'T LOOK BACK IN ANGER
12.I AM THE WALRUS

ジョニーが参加しているのは9曲目CHAMPAGNE SUPERNOVAと、アンコールのビートルズ・ナンバーI AM THE WALRUS。

リアムと並んで演奏し、渋いソロもとってます(私は原曲を知らないのでフレーズの比較とかできないんですが)。I AM THE WALRUSでは、ボトルネックバーを使うお姿も♪

Gyaoの音楽番組の今後のコンテンツも楽しみにしています。ちなみに、ボウイのリアリティ・ツアーのダブリン公演(おそらくDVDと同内容)も2005/12/1正午まで配信されていますよ~。

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2005/11/27

街がイルミネーションで輝く季節に。

touch

Sarah McLachlan / Touch ('88)

サラ・マクラクラン、20歳の時のデビュー作です。エンヤに近い雰囲気を持っていますが、完全に神秘的世界の住人という感じのエンヤと比べると、サラの歌声には神聖な響きの中にも生身の女性の感情、息遣いが潜んでいます。アコースティック中心の音づかい、格調が高いけれども、ポップな親しみやすさもあるメロディ。ゲート・リヴァーブをドラマティックにきかせたドラムの音はいかにも80年代ですが、嫌味がないと思います。

でも、なんと言ってもサラの歌声です。絹のようにサラサラと(わーっ、洒落じゃないですよ~!今回は真面目に行きたいのよ~)心をほぐし、いろいろなものを洗い流してくれる声。さらに(ほんとに、洒落じゃないですからっ!)ファルセットが高らかに上昇すれば、もう天国が見えてきてしまいそうです。特にクリスマス・ソング等が入っているわけではありませんが、この季節にぴったりくるサウンドではないでしょうか。

サラ・マクラクラン公式サイト (試聴・PV視聴あり)

超おまけ:全然関係ないですが、マクラクランと言えば‥‥

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2005/11/25

ピーター・ドハーティ中毒

のようです、私は。
「こんなデモテープみたいな演奏」とか「あいかわらずヘロヘロしてんなー」と突っ込みつつ、気が付くと何度もリピートしてて。

なんか、こう、ダイヤの原石みたいなんですよね。ごつごつしてるくせに、所々めちゃくちゃキラキラしてたり、優しかったりするのが。しかも、磨いたらダメになるかもしれないあぶなっかしい原石。洗練とは程遠いし、新しいことは何にもやっていないけれども、とにかく生々しくてリアルな「うた」の数々。演奏がどうだ、アレンジがどうだと言っても、最終的には「うた」に魅力があるかどうかというのが原点。そこに立ち返らされるのです。

downinalbion

Baby Shambles / Down In Albion ('05)

ケイト・モスのやる気の無い歌声とか、ピートが刑務所で知り合ったわけ分からん男性の声が入ってる曲もありますけど(笑)。
Killamangiro(giro失業手当 のために、kill a man男を殺すって意味らしい^^;)の荒削りなキラキラ、Albionのけだるく優しいメロディ(歌詞はすさんでるけど)に涙。

リバティーンズ同様、元クラッシュのミック・ジョーンズがプロデュースしてます。

それにしても、「だめんず・うぉ~か~」の方々はダメでいい加減な男に優しくされたりするのに弱いそうですが、ピート中毒ってのはソノ素質あり(苦笑)?

Reservoir Recordsストリーミングch.
 KillamangiroとF*ck Forever(Baby Shambles)、What Became Of The Likely Lads (The Libertines)のPVが視聴できます。 

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2005/11/24

The Old Grey Whistle Test vol.3:その2

以前アップした、The Old Grey Whistle Test Vol.3の感想の続きです。

前半部分は知らないアーティストの方が多いくらいですが、目をひいたのはジャンプスーツに赤のブーツでOh, You Pretty Thingsを弾き語りするデヴィッド・ボウイ。この映像はBest Of BowieのDVDにも同じものが収められているそうです。(高柳さん、情報ありがとうございます!)

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あと、すごくおしゃれだったのが、The Jam!細身の黒ジャケットに白っぽい(グレー?)パンツ。ストライプのシャツに細い黒ネクタイ。ギターとベースがおそろいの赤!‥‥う~ん、完璧。「粋」です。

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でも、このDVDで一番すごかったのはKing Crimson。エイドリアン・ブリューがピンクのテレテレ・スーツ着てて、「あんな借金取りに追いかけられたらたまらんな~!」って感じなんですが(笑)。手元をほとんど見ずに、穏やかな表情で緻密なフレーズを弾きまくるフリップ先生!すごすぎです。ビル・ブルッフォードがあんまり写ってないのが残念ですけれども、ドラマーだから仕方がないか。この1曲(Frame By Frame)だけでも、約3,000円のDVDの価値あり!と(非常に偏った意見ですけど^^;)個人的には思いました。

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エイドリアン・ブリューって、すっごく楽しそうに演奏するから、見ているほうもなんだか楽しくなってきちゃうんですよね。

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一方、クールなフリップ先生。穏やかな微笑みでブリュー達の方を見ながら、指はすんごい動き!

他ではJoe Jackson、Simple Minds、Orange Juice、Jesus&Mary Chainなど、PV以外の演奏する姿を見たことがなかったので、印象的でした。

画像が悪くてスミマセン。実は原始的に、静止画像を携帯カメラで撮ってます(笑)Windows用のフリー・キャプチャーソフトを探しているんですけどね。フリーじゃだめ?

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2005/11/22

モリッシーQ&A

ファンサイトTrue To Youに、モリッシーのQ&A(2005/11/20)が掲載されています。面白かったので一部訳して引用します。(すべてのQ&Aを原文で読むにはこちらで)

morrissey2

Q:スミスからソロまでの曲全体であなたが一番気に入っている歌詞はどれですか?
A:ほとんどの歌詞について満足しているから、これに答えることはできないなあ。身震いがするほど嫌な歌詞はほんの少ししかないよ。"Get Off The Stage," "Journalists Who Lie," "I Don't Owe You Anything"なんかね‥‥。それ以外のほとんどは、時を経ても価値を保っているんじゃないかな 。もちろん、ある曲は他より良かったりする(some songs are better than others)けれど。

Q:あなたの人生の過去15年の間で、いちばん幸せだった瞬間はいつですか?
A:なんで15年?僕は1989年にも生存していなかったっけ?いちばん幸せだった瞬間は、それぞれのアルバムが誕生したときだね。寂しいことだと思う人もいるかもしれない。たしかにそうかもしれないけれども、これが真実なんだ。あと、メルトダウン[モリッシーが監修した2004年のメルトダウン・フェスティヴァル。ニューヨーク・ドールズが再結成したことも話題に。]も僕にとってのハイライトだったし、MEN[Manchester Evening News]アリーナがあんなに短時間でソールド・アウトになった時もね。

Q:僕はエンニオ・モリコーネは現代で最も優れた作曲家の一人だと思っています。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の映画音楽は感動的な傑作です。モリコーネがあなたの新譜に参加したという話は本当ですか?そうだとしたら、巨匠と会って一緒に仕事をするのはどんな感じでしたか?
A:うん、本当だよ。巨匠は自ら率いるオーケストラと共にスタジオにやってきて、"Dear God Please Help Me"という曲に参加してくれたんだ。とっても光栄なことだよね。彼は何百万枚もレコードを売るようなポップ・アーティストたちを何組も(名前は挙げないけど‥‥U2とかデヴィッド・ボウイとか)断ってきたんだから。だから、こんな僕なんかのオファーにイエスと言ってもらえて本当に嬉しかったよ。レコーディングのとき、モリコーネはとてもシャイで、取り巻き連中に厳重に囲まれ封鎖されているような状態だったから、一緒に地元のパブに転がり込んでダーツに興じるなんてことにはならなかったけどね。でも、全然構わないさ。人生とは豊かなタペストリーだからね。

                                      shootingstar

相変わらずウィットに富んだモリ節です。名前は挙げないけど‥‥って思いっきり挙げてるし(爆)!True To Youは比較的新しいファンサイトですけれども、有名な熱狂的ファンのJuliaさんが中心になっているのかな?とにかくセミ・オフィシャルという雰囲気で、モリッシーのメッセージとかが掲載されていたりします。

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2005/11/21

Bryan Ferry / Bête Noire ('87)

moonisupさんのところにおいしそうな飲み物がアップされていました。「玄人」の方はあの大御所ハードロックバンドを連想なさるところ(笑)、私は甘くなめらかな、Bryan Ferryが聴きたくなってしまいました。先日かくさんBoys and Girls ('85)の記事を書いていらしたので、こちらはBête Noireで(^^)。

betenoire

Bête Noireはロキシー解散後のソロ・アルバムとしては2枚目(1枚目がBoys and Girls)。マドンナのプロデュースや曲提供で有名なパトリック・レナードがプロデュースに参加し、全9曲中5曲も、フェリーと一緒に曲を書いています。そのためか、耽美的なダンディズムが漂いつつも、ダンサブルなアルバムです。

6曲目The Right Stuffの原曲は、The Smithsのインスト曲Money Changes Everythingです(スミスのコンピレーション盤The World Won't Listen収録)。では、ここで聴き比べをしましょ~う!

まず、Money Changes Everything。ジョニー・マーの哀愁ただようギター・ワークが緻密に重ねられ、英国の重たいグレーの空が目に浮かぶようです。工業地帯や、単調な住宅地などで生活する人々の生活感まで見えてくるような。うん、とにかくカッコいいぞ。

そして、フェリー先生のThe Right Stuff

     >┼○

‥‥‥色気に悩殺されてバッタリ。

同じ曲なのに印象が変わりますよね~。もちろん同じマーくん(「くん」付けるなって言われそう^^;)がギター弾いているのですが。

寒い夜に、ココアにリキュールでもちょっと入れたりして。いかがでしょうか、Bête Noire

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2005/11/19

Joe Jackson / Night And Day ('82)

KeyboさんのところでJoe Jackonのお話をしていたら、無性に聴きたくなりまして。

82年の作品、Night And Day

nightandday

このジャケットのイラストがとてもいいんです(画像をクリックすると大きくなります)。ブルーと白中心の色合い、NYの夜景もいいですが、何といってもジョー・ジャクソンの顔、似過ぎ(笑)!こんなシンプルなラインであのおさるさん顔をそっくりに再現できるなんて!生え際の位置取りもカンペキです(爆)!

音は、ジャケット同様、ジョー・ジャクソンのピアノがフィーチャーされた、ジャズテイストのポップス。そこにパンク/ニューウェーヴの匂いを感じさせるジョーのシャープな歌声と、アフリカンなパーカッションが重なります。

LP時代の作品ですから、A面がNight Side、B面がDay Sideとなっていました。両方合わせてNight And Day。小洒落てますよね。CD時代にはできないことです。

A面にあたるNight Sideを締めくくるのが、ヒット曲Steppin' Out。もう、フェイド・インしてくるイントロからして大好きでした。夜の街のイルミネーションを眺めながら車を走らせているような、滑らかな疾走感。わくわくしながらも、ちょぴりせつない気分。

で、Night Sideの方が元気な曲が多くて、Day Sideの方がメロウな気がするんですよ。Day Side4曲中、3曲がしっとり系のナンバーです。あ、夜は元気に夜遊びして、昼はぐったり‥ってこと!?(笑)真偽のほどは不明ですが、とにかく良いアルバムなのですわ。

それではみなさん、素敵な土曜の夜をお過ごしください。
Good Night!

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2005/11/17

Fiona Apple / Extraordinary Machine ('05)

弱冠18歳でアルバムTidalをひっさげデビューし、年齢とかけ離れた大人びた歌唱で聴衆を驚かせたフィオナ・アップル。1999年に発表されたセカンドアルバム「真実」 (原題はWhen the Pawn...で始まるめちゃくちゃ長いタイトル)のI Knowという曲が大好きで。21歳とは思えない、人生を知り尽くしたような深みのある歌声に圧倒されました。(ちなみにセカンドは、ビートルズのAcross the Universeのカヴァーがボーナストラックで入っている日本盤がおすすめです。)

その後レコード会社とのトラブルが噂され、6年間。ようやく今年になってサードアルバムExtraordinary Machineが登場しました。

extraordinaymachine

当然、否が応でも期待が高まるわけで。でも、到着したこのアルバムを数回聴いたのですが、まだ正直ピンと来ないんですよ。肩の力が抜けているのかもしれないけれども、あんまり気迫を感じないというか。1曲目のタイトルトラックも、シングルになったO' Sailorも、悪くはないけど、特別良いとも思えず。アルバム後半の6曲目以降から、徐々に力が入ってくるのを感じるんですけどね。相変わらず、深みのある声ではありますが。

何度も繰り返し聴いたら、印象が変わるでしょうか?

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2005/11/16

モリッシーの新譜のトラックリスト

新譜 Ringleader Of The Tormentors のトラックリストがこちらのサイトに載ってました。着々とした仕事ぶり、うれしい限りです。

いいかげん、スミス/モリッシーのカテゴリー作った方がいいかな。。。

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2005/11/15

スミス系の話題ふたつ

すっかり寒くなりましたね。PCの置いてあるところにフットヒーターを設置したら快適になりました。私のPCの置き場所、我が家でいちばん寒い場所だったんですよね。一階のちょうど真ん中。どの窓からもいちばん遠い。今までサーモグラフィで言うと「とっぷり水色」って感じで凍えながらPCやってましたが、もう薔薇色です♪

スミス関連の話題ですが、これ↓、笑っちゃいました。

ニュー・オーダー+スミス+ストーン・ローゼス(BARKS 05/11/14)

 ニュー・オーダーのピーター・フック、元スミスのアンディ・ローク、元ストーン・ローゼスのマニという、ベーシスト3人のユニット(爆)!「酔っ払っているときに思いついたんだ」‥‥好きだなぁ、こういうの!

ベンベベンべベン、ブンブクブブン、ボンボボボンボンみたいな感じでしょうか(笑)?どんな音になるか全く謎ですが、ぜひ聴きたいです。どうせなら、もう一人、フレットレス・ベースの人なんか入れてはどうでしょう?あ、マンチェの人じゃないとダメ!?

スミスにインスパイアされたミュージカル来年NYでも上演?
 Those Charming Men(NY Daily News 05/11/13)
 内容のレビューもあり

somegirls

英国数都市で今年上演されたミュージカル"Some Girls Are Bigger Than Others"、なかなかシュールな内容らしいですが、来年NYに上陸するかもしれないということです。日本でやる‥‥なんてことは‥‥ないですか?

関連記事:Total Mozzer (The Obserber 05/06/19)
               ↑英誌オブザーバーに載ったレビュー
             スミスの曲がミュージカルに (BARKS 04/11/11)

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2005/11/11

Can / Future Days ('73)

Canはシルヴィアンとコラボしたホルガー・シューカイ(Holger Czukay)が所属していたバンドであり、ずっと気になっていたんですが、ずっと手を出さずにいました。

だって。枕詞のように「ジャーマン・プログレの雄」とか言われてるじゃないですか(苦笑)。どんなにドロドロと重苦しい音楽なんだろうっ??と想像してドン引きだったのです(ドロドロと重苦しい音楽も、物によっては好きなのですが^^;)。しかもバンド名はCan。カン。かん って、ちょっとねぇ。申し訳ないけど、あまりにもそそらない響きなんですもの(苦笑)。

しかし!この2005年、リマスターされたことだし!ついに重い腰を上げました。私の購入したのはSACDがハイブリッドされているもの。残念ながらSACDを再生できる環境ではないのですが、ハイブリッドなので普通のCDとしても聴くことができます。

73年にレコーディングされたという、Future Days。ミュシャみたいなレタリングのジャケがレトロな印象で、タイトルと裏腹ですね。

futuredays

これがなんとも、私の先入観と正反対の音。ドロドロ重苦しいどころか、むしろ口当たりは軽め。移動、交通、拡散、流動‥‥。そんなキーワードが思い浮かぶようです。それでいて、曲としての求心力を持ちえているのは、やはり各人のミュージシャンシップ。特にヤキ・リーベツァイト(Jaki Liebezeit)の、ポリリズムを多用したドラミングに感動。すごく複雑なのに軽妙な響きなんですね。このリズムが全体をひきしめているように思ったのはドラム好き&ポリリズム好きのひいき目でしょうか。

73年という時期にこのようなものをクリエイトするのはすごく大変なことだったのかもしれませんが(なにしろ2トラック録音らしいし‥‥)、リスナーとして感じるのは、「自由」な空気の気持ちよさ。アバンギャルドにテンションが上がる部分もあるけれども(それもまたカッコいい)、全体としてはやさしい手触りを多く感じました。存在感が希薄なボーカルの入れ方も、淡くてセンスがいいです。今聴いても全然古くない。

えー、初心者の素朴な感想なので後日読み返して赤面するかもしれませんが、記録としてアップしちゃおう。Canのバンド名がおまぬけな響きだからと聴くのをためらっている方がいらっしゃいましたら(えっ、そんなのはやっぱり私だけですか~!?笑)、ぜひ手にとってみてはいかがでしょう?わたしも、かんの、いえ、カンの(どうも調子が出ないな~)他の作品も聴いていきたいと思います。

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2005/11/08

Pandora!

fugazoさんの「大正おかん座」にて、Pandoraという、好みの音楽を教えてくれるサービスについて知りました。(fugazoさんの記事

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手はじめにスミスで試してみました 「スミスの特徴であるメロディーの美しさ、メジャー・コード、シンコペートされたリズムがなんたらかんたら(細かいこと失念)」という分析がでて、なんとなく笑ってしまいます。

Panic / The Smithsまずは王道からですね→Iggy Pop / Look Away まあまあです→Destinymanifesto /logh うん、なかなか→Eff / Silkworm あんまり好きな感じではないので「好きじゃない」マークをクリックして次へ→The Boy With The Thorn In His Side / The Smiths ふたたび王道ですな→ Amendment / The Sheila Devine エモ系ですごい好み!→That's All I Ask (Live) / Jeff Buckly ジェフ・バックリー聴いてみたかったんだよね。フルに1曲聴けてありがたいです→This Charming Man / The Smiths定期的に王道に戻る決まりなのか(笑)?→Ceremony / New Order分かりやすいとこ来たね!→Whiskey Ships / Robert Pollardなかなかいいよ→Vampire / Sebadohこれ、かなりツボです!→Warrior In Woolworths / X-Ray Spex女の子もの。まあまあ→Now I'm Even Further Away / The Lucksmithsグループ名からしてスミスのフォロワー?くやしいくらい好みだったりします(苦笑)→Anxiety / Nagisa Ni Te いきなり日本語。パフィみたい。

brillianttrees こんどはDavid Sylvianで。「ニューエイジの美学、マイナー・キー、エレクトロニカ、へヴィにシンコペートしたリズムなんちゃらかんちゃら(このステートメントすぐ消えちゃうんだもの 笑)が特徴です」

Brilliant Trees / David Sylvian はいはい。→Let Y=X (Survival Mix) / The Church ニュー・ウェーヴィーなエレ・ポップ。Brilliant Treesとはだいぶ雰囲気ちがいますけどね。ハイ!好きです、こういうの!→Let's Go Out Tonight / The Blue Nile 悪くないけどちょっと単調かな?→Memories Fade / Tears For Tears この曲、TFFの中ではそんなに好きではない部類だったりします→Let The Happiness In / David Sylvian 来た来た、ご本家が。→Details / Robert Downey Jr.渋いですね。→Sister Moon / Sting こっち方面に来ちゃったか。→And You Tell Me / A-Ha懐かしいな~、A-Ha!こんな所で出会うとは!?→The Bottom Line / Depeche Mode これは名曲だよね!

こんな調子で‥‥(笑)。スミスのようにコードやリフのパターンなどに特徴のあるグループだと、かなりそれらしいツボが続々と出てきました。シルヴィアンみたいにどんなタイプの曲をやってもデヴィ節に染めちゃうタイプのミュージシャンだと、ちょっと当たりハズレが激しいと感じましたが、それでも時々ハッとするようなのが出てきます。Magical Power Makoって何だろ?

とにかく次に何が出るのか気になって気になって、やめられない!まさにパンドラの箱。これまで聞いたこともなかった、好みのアーティストを知ることができるのがうれしいですね。しかも気に入ったら画像をクリックするとiTMSかAmazonに直接飛べるという親切さ。どうして今までなかったんだろう?とまで思う。10時間まで無料で利用できます。

皆さんもお試しあれ!

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2005/11/07

The Old Grey Whistle Test Vol.3:感想その1

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先日購入した、The Old Grey Whistle Test Vol.3

このDVDで一番すごかったのは、なんといってもKing Krimson のフリップ先生の、淡々としながらも「ディシプリ~ン!」な指捌きだったんですが、それについては後日(たぶん^^;)。もうひとつ印象的だったのが、

Howard Jones / No-one Is To Blame

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懐かしい~!当時ハワード・ジョーンズは嫌いじゃないけど、大好きってほどでもない感じだったのですが。ちょっと「おりこう」すぎる香りがして(笑)。あらためてこのDVDでエレピ弾き語りしているのを見て、聴き入ってしまいました。

あんまり良く覚えていないのですが、これはフィル・コリンズとデュエットでシングルになったんでしたっけ?フィル・コリンズが好きではないから記憶から消えている(苦笑)?(このDVDではハワード・ジョーンズ一人のパフォーマンスです。)

オリジナルの歌詞はこちら

こういう想いがよぎったりするから、人は音楽を聴いたり、映画を観たり、小説を読んだりせずにはいられないのかもしれません。一回限りの生への、ささやかな逆襲。

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2005/11/03

Am I still ill ?

どうも最近虚弱でいけません。早くもこの秋4回目の風邪をひいてしまいました。

手足に力が入らず、はっきり物事が考えられない。

こんな時は‥‥

shleepRobert Wyatt / Shleep ('98)

以前、miinoさんがElbowのボーカルとワイアットの声が似ている、とコメント欄に書いてくださったのを思い出して。意識して聴くと、たしかに高音域の声質が似てます。

anothergreen Brian Eno / Another Green World ('75)

どちらも、混沌とした夢世界の中で漂っているうちに、ゆっくり癒されていくようで。
みなさんは風邪のときどんな音楽を聴きますか?とはいえ、ひかないのが一番。お気をつけて!

では、おやすみなさい。zzzzz.....

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2005/10/30

[DVD] Old Grey Whistle Test

ああ、お金が無いのに、また注文しちゃいました。。。 _│ ̄│○

70年代・80年代のロックがお好きな方なら、英国の伝説的音楽番組The Old Grey Whistle Testのトレードマークの、十字架をキックしている人物(The Starkicker)をバックにミュージシャンが演奏している映像を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

starkicker

1971年9月にBBC2でスタートしたこの番組は、Top Of The Popsとは違い、アルバム曲を生で演奏させ、インタビューを行い、新人ミュージシャンの登竜門的役割も果たして来ました。(1987年に放送終了)

不思議な番組名の由来は、昔、イギリス版「ティン・パン・アレー」と呼ばれていた、ロンドンの音楽出版社がひしめくエリアで使われていた用語から。そこで働くドアマン達(たいていグレーの服を着ていたのでold greyと呼ばれていた)に音楽出版社は新曲を数回聞かせ、すぐに口笛で旋律を吹けるようになるかチェックしたそうです(whistle test)。すぐに覚えて口笛で吹ければ、それは楽曲が“キャッチー”であり、ヒットするという指針になったとか。なんともおっとりした時代があったものですね。

そして、その貴重な映像の数々を収めたDVDの日本盤!前から気になっていたのですが、「自分へのクリスマス・プレゼント」とこじつけて購入ボタンクリック!

The Old Grey Whistle Testamazon/ @Tower
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ロキシーが、トーキング・ヘッズが、XTCが、ポリスが、REM がぁ~~!私を呼んでいるんだもの。

The Old Grey Whistle Test Volume 2 (amazon / @Tower)
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ロキシーが、スジ・バンが、OMDが、アズテック・カメラが、トーマス・ドルビーが、スタ・カンが、スザンヌ・ヴェガ がっっ!!私を呼んでいるんだもの。

The Old Grey Whistle Test Volume 3 (amazon / @Tower)
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ボウイが、ザ・ジャムが、ジョー・ジャクソンが、シンプル・マインズが、クリムゾンが、ハワード・ジョーンズが、シャーデーが!!!‥‥私を呼んでいるんだってば(涙)

ほら、あなたも呼ばれていませんか~(笑)?詳しいアーティスト・曲目は上のアマゾンかタワレコのリンクをクリックしてください。私とはまた違うアーティストに「呼ばれる」方もたくさんいらっしゃることでしょう。

Japanもこの番組に出演していました。ブートでその映像を持ってますが、正規リリースで見たいな~。Vol.4、Vol.5は出ないのかな~?

アマゾンでは各3,150円、タワレコではvol.1が2,490円、Vol.2,3が各2,720円なので、タワレコがお得!(10/30現在)

The Old Grey Whistle Testの歴史(英文)

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2005/10/29

Simply Red / Stars ('91)

テレビCMで使われていますよね、シンプリー・レッドのStars

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Stars ('91)

「ソウル・ミュージック」とか「ブルー・アイド・ソウル」とカテゴライズされる音楽はわりと苦手なんです。60年代70年代までのソウル系は、(詳しくはないですが)嫌いじゃないんですけれども、80年代以降のものは、私の知る限り、あまり好きになれないものが多いのです。(「以降」と言っても、最近のものは全然聴いていません^^;)

なんというか、言いたいことや表現したいことがあんまりないのに歌が上手いから曲ができちゃった感じ、と切り捨てるのは厳しすぎるかな?そこまでいかなくても、例えば昔のモータウンやフィラデルフィア・ソウルなどに匂っていた、人々の生活、喜怒哀楽、愛の躍動感のようなものが80年代以降のソウルには抜け落ちているように思えるのです。MTVのビデオや、きらびやかな照明を浴びたステージの上だけの世界。生きている人間の匂いが希薄な、ショウビズ臭。

そんな80年代にマンチェスターで結成されたシンプリー・レッドのデビュー・アルバムPicture Book('85)。ヴォーカルのミック・ハックネル(Mick Hucknall)の歌のうまさや髪の毛の見事な赤さ加減も話題でした(笑)。そして、私にとって、他のソウル系と一線を画しているように感じられたのは、シングルカットされたHolding Back The Yearsなどに、イギリスの貧しい人々の生活臭がとても切実に匂っていたことです。ミックはシンプリー・レッド結成以前にパンク・バンドをやっていたそうで、音はブルー・アイド・ソウルでも、この頃の歌詞(Money's Too Tight To Mentionなど)にはそんな反体制スピリットが残っていました。当時東京の高校生だった自分の周囲の、どこか希薄な空気よりも、よほど濃密な現実感を、これらの曲に感じたような気がします。以来、彼らのアルバムは、コンプリートではないけれどもちょこちょこ買い続けていました。
picturebook
Picture Book ('85)

'91年発表の4thアルバムStarsは、デビューの頃と比べると良くも悪くも洗練されて、生活臭などはあまり感じられなくなっています。でも、ショウビズ臭じゃなくてスタジオ臭(笑)。音楽職人がコツコツとまじめに作った音という感じで、まあ好感を持っています。自分の中でファーストアルバムの匂いを勝手に重ねている部分もあるかもしれませんが。ドラマーの屋敷豪太さんの参加も特筆すべきでしょう。

タイトル曲のStarsは、まずイントロがとても好きです。メジャーコードとマイナーの間を行ったり来たりする、泣き笑いのような、お天気雨のような感じ。ピアノとギターの瑞々しい躍動感。もう、このイントロだけでも、この曲大好き!と言いたくなりますが、地味なAメロの後にはCMで使われている、「あの」サビがやってきます。なんといっても"I~~♪"で音階が上がる上昇感・高揚感!コーラスワークも最高です。その部分の歌詞は‥‥


I wanna fall from the stars straight into your arms
(words by Mick Hucknall)

星空から君の腕へと
まっすぐに落ちていきたい

ロゴ

バンジージャンプよりもすごい距離を落下しようとしてます、この人!でも、なんか、がんばって両腕伸ばして待っていようかしらっていう気になっちゃうじゃないですか(笑)。音階で上昇して、歌詞で落ちる、アップダウン感覚がジェットコースターみたいで気持ちいいです。

Radioheadのエドの日記に、「技術的クオリティーが高いけれどもクソみたいな音楽」(苦笑)としてシンプリー・レッドが挙げられていたことがありましたけど。Radioheadとは目指している物が全然違うからそんな意見が出てくるのも分かりますが、エドがなんと言おうと(笑)、私はやっぱり結構好きです。

10/18にリメイク・新曲・カヴァー曲を収録した新譜、Simplifiedが出ました。(まだ買ってません。もうビンボウで‥‥ ^^;)
simplified
Simplified ('05)

オフィシャル

レーベルのプロフィールページ

シンプリー・レッドのチャート・データ

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2005/10/28

Beck / Guerolito トラックリスト

Beck のGueroのリミックスアルバムが出る‥‥という話が少し前からありましたが、

トラックリストは

(01) E-Pro - remix by Homelife
(02) Que Onda Guero - remix by Islands
(03) Girl - remix by Octet
(04) Missing - remix by Air
(05) Black Tambourine - remix by Adrock (Beastie Boys)
(06) Earthquake Weather - remix by Mario C
(07) Hell Yes - remix by 8-Bit
(08) Broken Drum - remix by Boards of Canada
(09) Scarecrow - remix by El-P
(10) Go It Alone - remix by Superthriller
(11) Farewell Ride - remix by Subtle
(12) Rental Car - remix by John King (Dust Brothers)
(13) Emergency Exit - remix by Th' Corn Gangg
(14) Clap Hands - remix by Beck

だそうです。(情報源CD jounal.com

Gueroの初回DVD付限定バージョンにはボーズオブカナダなどのリミックスが入っていましたが、今回ベック本人やAirの名前なんかもあって、ますます「おぉ~!」

12/5UK盤、12/6US盤発売予定だそうです。Amazonでは12/6発売1,830円(10/28現在)。欲しい。

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2005/10/22

ロック書籍・洋書(2)

blackvinyl

"Black Vinyl, White Powder" 
Simon Napier-Bell (Ebury Press, 2002)

Japanのデビューから解散までマネージャーを務めたSimon Napier-Bell(サイモン・ネイピア=ベル)が英国ロックの歴史を概観した本です。といってもお堅い内容ではなくて、むしろゴシップ中心、語り口も面白くて抱腹絶倒です。これを読んでいる間、かなり寝不足になってしまったほど。

ヤードバーズやマーク・ボランを手がけ、Japanの後はワム!のマネージメントを担当したサイモン氏の視点は、音楽業界の変遷を語りながら、上・中流階級のマネージャーとワーキング・クラスのミュージシャンという構図や、徴兵制廃止の効用、ゲイの社会的地位の変遷、さまざまなドラッグが音楽に与えた影響なども浮き彫りにしていきます。まあ、あくまでもゴシップ目線なので、書かれていることが100パーセント真実とは思わない方が良さそうですが、ロックを通して英国を見てみると、社会の教科書とはまた違った側面が見えるということも、なかなか面白いです。

JapanのファンサイトJAPAN NIGHTPORTERによると、英国BBC2で、この本をもとにしたTVシリーズ"Girls and Boys: Sex and British Pop"がスタートするそうです。もしかするとJapanについてのエピソードもシリーズ2回目、3回目あたりに登場するかもしれないとか。いいな~。Japanが出ても出なくても、この番組ちょっと見てみたいな~。「英国行きたい病」がふつふつと湧き上がります‥‥。

デビュー前のシルヴィアンについて書かれた部分を訳してみました。興味のある方はこちらをご覧ください(^ ^)。

☆追記(11/08)英国在住のMadorenaさんのブログ「7days BBC~UKカメライフ」に、このTV番組のレポがのってました。(番組概要80年代の回)ぬおぉ~~!なんとうらやましい内容!うわ、やっぱ、ほんとにUK行きたい‥‥!(病状重症化)

☆追記(11/08)ブレイディみかこさんのブログ「THE BRADY BLOG」にも記事が!(70年代編80年代編

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2005/10/21

Arve Henriksen / Sakuteiki ('01)

先日も記事にした、Snow Borne Sorrowに参加しているノルウェーのトランペット奏者アルヴェ・ヘンリクセンのソロ・アルバムです。

sakuteiki

Sakuteiki ('01) (Amazon2曲試聴)

ロック/ポップスは、いつでもデスクワークや家事をやりながら楽しむことができますが、こういう幽玄な音は、ぴったり気分にはまる時が来るのを待たなければいけません。子どもが寝静まった夜中。部屋の電気は消して、ベッドに横たわってヘッドフォンで。この状態で寝ないでいられる、至福の時はなかなか得がたいのです。(たいてい寝てしまうので^^;)

尺八のような枯れた音色を奏でるトランペットとハーモニウム(リードオルガン)の幽玄な響き。玉(?)をコップの中かどこかで転がしているだけのような曲(T12:White Gravel)もあって、これもまた天国的に綺麗な音です。T10:Planting Trees Creating Beautyではヘンリクセンの歌声を聴くことができます。なんだか性別を超越した、「人間の声」であることも超越してしまったような不思議な声/音です。風が歌っているみたい。

無の空間に石をひとつひとつ配置していくような、モノトーンでストイックな世界。心と頭の中が「空」になると同時に大きな「宇宙」で満たされていくような気分。ひょっとしてEverything And Nothing(デヴィッド・シルヴィアンのベストアルバムのタイトル)の心境とはこういうことなのかもしれない、と思ったりして。

モノトーンでストイックな音といえばシルヴィアンのBlemishもそうなのですが、もしこのSakuteikiのような音にシルヴィアンのヴォーカルが乗ったらどうなるだろう?Snow Borne Sorrowでのヘンリクセンは部分的な客演という形だったので、シルヴィアン&ヘンリクセンが2人でがっちりコラボしたらどんな音が出てくるかしら?この想像、かなり刺激的です。

☆ヘンリクセンに関しては「タダならぬ音楽三昧」さんに情報がたくさんあるので、ご覧ください。

ヘンリクセン・オフィシャルサイト

☆12/3・4の来日公演に関する情報はこちら

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2005/10/20

Morrissey / You Are The Quarry ('04)

Snow Borne Sorrow、HMVで注文した方々には届き始めたようですね。

うらやましいぃ~!しかも、Samadhi Soundには続々と各メディアのレビューがアップされています。まだCDを聴いていないのでレビューを読むのはどうも気乗りしませんが、好評みたいですね。

首を長くして待ちながら最近良く聴いているのは、先日DVDを見て再燃、いえ、ソロに関しては「初」燃したモリッシーのソロアルバムです。

DVDで免疫がついたとはいえ、とっぷりオッサンくさいジャケ写に苦笑。

quarry

You Are The Quarry ('04)(試聴可)

サウンド的にはスミス時代には考えられないほどシンセや打ち込みっぽい音も多用されているし、歌い方のメロウさが増していて、モリッシーも丸くなったな‥‥という印象なのですが。歌詞はやっぱり毒舌モリッシー。

T1:America Is Not The World。しょっぱなから、「アメリカ~♪おまえは頭でっかちすぎるぞ~、おまえの腹はブヨブヨさ~」(glasshouseの勝手訳)と、爽やか~なメロディにのせて先制パンチ(笑)。うわ、いきなりかましてくれるよ‥‥と思っていると、次の行は「でも愛してるよ~♪」。顔面パンチ、みぞおちキックの後に抱きしめられたような衝撃です。もうこの3行だけで、一生モリッシーに付いて行こうと決心してしまいました(大げさ)。こういう矛盾した愛憎ってよく分かるな‥‥。特に「国」というものに対しては。

アメリカ~♪自由と機会の土地と人は呼ぶ~、‥‥でも黒人・女性・ゲイは大統領になれない国~♪‥‥愛してるよ~、愛してるよ~」こんな皮肉な言葉が、パンキッシュな楽曲ではなく、なんとも爽やかなメロディに乗っかっているということが、ひねくれ者の私には無上の快感なんですよね(^^;)。

歌い手としては、スミス時代の青臭い生硬さが(それはそれで曲に合っていて良かったのですけれども)抜けて、上手くなりましたね。音だけ聴いていれば大人の癒し系。言葉に耳を傾けると、とんでもなく刺激的という、一枚で倍楽しめる(笑)アルバムです。

モリッシーのソロ初心者なので的外れなことを書いているかもしれませんが、これから遡って他のソロ作品も聴いていきます。

☆追記(10/30):ここでモリッシーのインタビューを聞くことができます。とても素敵な話し声、そして非常にエレガントな発音の英語にちょっとくすぐられます♪(マンチェスター訛りではなさそう‥‥)内容はYou Are The Quarryについて、ファン層について、曲作りについてetc.

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2005/10/18

KASABIANのラジオ・セッション&OA情報

KASABIANについてはまだ書いてませんでしたが、好きなんです。

この人たちはグループ名をチャールズ・マンソンのマンソン・ファミリーのメンバー名から取ったり、シングルClub FootのPVをソ連侵攻に抗議して焼身自殺したチェコの学生活動家ヤン・パラフ(Jan Parach)に捧げていたり、そういったことをファッションでやっているのか、深い意味があってやっているのか、よく分からないのですが。今のところの印象では前者かな。でも、とにかく耳が彼らに逆らえない

英国はレスター(Leicester: 昔レイチェスターと読んじゃって通じなかった経験あり 涙)出身の4人組。骨太ロックとエレクトロニックな要素がとっても濃厚に融合しているところがたまらないんですね。

そんな彼らが今年の9月にシアトルのラジオ局KEXPで行ったラジオ・セッションの音がこちらで聴けます。アルバムとは違って、シンプルでアコースティックな音だけど、力強い。

しかし、ブログに書かずにはいられないほどウケてしまったのは、このセッションでのProcessed Beatsの終盤!○ラフト・ワー○の、あの曲が出てくるんだもの!!「あの曲」が「どの曲」かをぜひお確かめください(^ ^)。

あと、WOWWOWライブ特番があるそうです!わくわく。

『カサビアン ライヴ・アット・ブリクストン・アカデミー』
放送日時: 第1回 11月8日 24:00-25:00 第2回 12月20日 28:00-29:00 (全2回放送)

KASABIANオフィシャル

デビューアルバムKASABIAN (全曲聴ける!でも音質がちょっと落ちます‥‥いい音で聴くともっと魅力倍増なんですが)

BMG JAPANのカサビアン・ページ

ラジオ局 Xfmでのセッション なかなかのクオリティー♪

KASABIAN

KASABIAN ('04)

‥‥ところで、OASISはやっぱり「オエイシス」、KASABIANは「カセイビアン」だよな。ブツブツ‥‥

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2005/10/14

Steve Harley & Cockney Rebel(ディスコグラフィー編)

先日「ヒストリー編」をエントリしたスティーヴ・ハーリー&コックニー・レベル(以下SH&CR)について、反響が全くなくてもしつこく書きます(笑)。今回はディスコグラフィー編です。

ところで、70年代のスティーヴ・ハーリーは本当に美青年だったんですよね。harley3

こちらは比較的最近のお姿。渋いおじさんです(右端)。
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ちなみに、左端は誰だと思います?あ、の、サイモン・ル・ボンですのよ、奥様!!サイモンもすっかり「ふつうのお父さん」ですね~(ファンの方、ごめんなさい)。前回も書きましたがデュランはSH&CRの大ヒット曲Make Me Smile(Come Up And See Me)をライヴでカバーし、それがシングルThe ReflexのB面になっています。そのカバー聞きたさに、私はコレを買いました。高かったよ~(泣)。でも、原曲の良さとデュランの持ち味の両方が活きたカバーだと思います。ついでに(と言っては失礼だけれども)中央はキンクスのレイ・ディヴィスです。

おっと、思いっきり脱線してしまいました。ディスコグラフィーです。活動期間が1973-77年と短いので、第一期CRと第二期SH&CR合わせても、ベスト盤を除くとスタジオアルバム5枚とライブアルバム1枚しかありません。

前回のエントリで「私にとって彼(SH)の魅力は、ひねくれポップなメロディー・ライン、いかにも文学少年上がりっぽい凝った歌詞、決して上手くはないけれども、胸に迫る歌い方。」と書きましたが、もうひとつ。曲調のバラエティーが豊なことも魅力のひとつだと思います。アルバム1枚1枚が、それぞれ独自の色を持っています。まるでポップソングのデパート。そこで今回はエレベーター・ガールになったつもりでSH&CRのアルバム紹介~!(年代が新しい物→古い物。SH&CR=スティーヴ・ハーリー&コックニー・レベル、CR=コックニー・レベル)

え、まず屋上~、屋上ライブ会場でございます
Face To Face / SH&CR ('77)[Live]

facetoface

ただいまステージに上がっておりますのはスティーヴ・ハーリー&コックニー・レベル。スティーヴの音程が外れたりするのは大目に見てやってくださいませ。キーボード、ダンカン・マッケイ、ギター、ジョー・パートリッジ、ドラムス、スチュアート・エリオットの名演奏も聴き所でございます。最初はビートルズHere Comes The Sunのカバーでございます。最後のTumbling Down、Make Me Smileでは、ぜひ皆様もご一緒に合唱してください。

お次は5階、5階~。愛についてなんでも揃う、ラブラブ売り場、
Love Is A Prima Donna /SH&CR('76)でございます。

primadonna

映画スターに憧れる少年の愛から大人のラブ・アフェア、母親への愛など、さまざまな愛をとりそろえております。曲調もドゥワップからレゲエまで幅広くお楽しみいただけます。今ならベスト盤A Closer Lookがもれなく付いておりますので、この機会にいかがでしょうか~?

4階は詩と文学と旅行記中心の書店でございます。
Timeless Flight / SH&CR ('76)

timeless

ライブでも頻繁に演奏されるRed Is A Mean, Mean Colour、しっとりと泣かせるAll Men Are Hungry、流麗にイマージュが変遷していくNothing Is Sacredなど、心静かに堪能するのにふさわしい品揃えでございます。

3階、3階でございます。シネコン、
The Best Years Of Our Lives / SH&CR へようこそ。

bestyears

一見ポップなようでいて、人間の暗部を描き出すストーリーの数々をご堪能ください。ビリー・ワイルダーの映画にインスピレーションを得たThe Best Years Of My Life、大ヒットMake Me Smileなど名作ぞろい。さらに、アラン・パーソンズのプロデュースによるクリアなサウンドも聴き所でございます。

2階、2階は精神的にお疲れ気味のあなたにセラピーをお送りするモードな精神クリニック、
The Psychomodo / CR ('74)でございます。

psychomodo

ジャケ写はあの有名なミック・ロック氏担当によるもの。昔の日本盤には「さかしま」という素敵な邦題がついておりました。ヴェルヴェット・ゴールドマインのサントラでおなじみTumbling Downはこちらのフロアでございます。第一期コックニー・レベルの特徴である、ヴァイオリンをフィーチャーした摩訶不思議なセラピーをご堪能ください。なお、かえって精神に錯乱をきたしたとしても、自己責任でお願いいたします。

みなさまご来店ありがとうございました。1階は人間野獣園、
The Human Menagerie / CR ('73)でございます。

human

プレイガールのロレッタから悲しみのセバスチャンまで、いろいろな人間ウォッチングをお楽しみください。ハーリーの歌い方もボウイ風からマーク・ボラン、ブライアン・フェリーまで、さまざまなバラエティーがございます。グラム時代のボウイやロキシーがお好きな方々にはお楽しみいただけるフロアであると自負しております。

デパートじゃなくて雑居ビルじゃないの?と突っ込まないでくださいね(苦笑)。またのお越しを心よりお待ちしております(^^)。

全然期待されていなくても、次(いつ?)はハーリーのソロについて書く予定(笑)。

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2005/10/13

Echo&The Bunnymen / Porcupine ('83)

しまった!!Echo&The Bunnymenの新譜、Siberia(試聴可)が出ていたのでした!

新譜がいろいろ多くて忘れてた~。さっそく注文!

80年代UKニュー・ウェイヴ好きの方々にはおなじみでしょうが、Echo&The Bunnyemen(略してエコバニ)はボーカリストのIan McCulloch(イアン・マッカロク)率いるリバプール出身の4人組でした。'88年に一度解散、ソロ活動や元ドラマーの事故死などを経て'97年に3人で再結成。その後メンバー一人が抜けて、今はイアンとギターのWill Sergeant(ウィル・サージェント)の二人で活動しています。もっと詳しいバイオはこちらをご覧ください。

ianmcculloch
若かりし日のイアン。髪型がなんとも80s(笑)。

そして、今のところエコバニで私が一番好きなのがこの3rdアルバム、Porcupine(試聴可)です。

porcupine

T1:The Cutter。イントロから怪しげなバイオリンが炸裂。呪術的にリピートされるベース、タイトなドラムス、空間を切り裂くカッティング・ギター、高らかに歌い上げるイアンの不思議声!!急に視界が開けるように展開するBメロも気持ちいい。これをカッコいいと言わずして、何をカッコいいと言えばいいのでしょうっ!!

‥‥失礼。興奮しすぎです。でもこんな調子で、他の曲も、冷たく熱い別世界へと連れて行ってくれるのです。

ドアーズに影響を受けた彼ら。ドアーズのサイケな妖しさに疾走感が加わった音を堪能するには、このPorcupineが一番だと思います。

前作のFlowers('01:試聴可)では、1曲目が落ち着き払ったアコギで始まっていて、ちょっとびっくりしました。でも、疾走感はないものの、ディープな方向にエコバニ・ワールドが熟成されていたと思います。欲を言えば、やっぱり2人組になってしまったので、リズム隊がちょっとお客さんっぽく遠慮した音に聴こえて少し残念だったのですが。

とはいえ、新譜を試聴してみた感じでは、懐かしのエコバニ節健在の模様。届くのが楽しみです。

オフィシャルサイト

☆ずーさんのブログ「英国奇天烈音楽のススメ」で、ロンドンのHMVで行われたエコバニのインストア・ライブのレポを読むことができます。英国在住、うらやましいっ!

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2005/10/12

Baby Shambles / F**k Forever ('05)

Harold Budd / Brian Eno with Daniel Lanoisの翌日のエントリがBaby Shamblesって!?

まあ、勘弁してください(笑)。こういう分裂気味なヤツなんですw。

War Childのチャリティー・アルバム、Help: A Day In The Life収録のFrom Bollywood To Batterseaで妙にはまってしまい、さっそくLibertinesも聴いて、Japan Onlyミニ・アルバムF**k Foreverもリリース直後に買いました。

fuckforever

なるべく、ボーカルのピート・ドハーティに対して決まり文句のように言われていること(「天才」だのなんだの)とか、彼の言動()から来るイメージにはとらわれないで聴きたいと思ってます。(無理?)

LibertinesにしろBaby Shamblesにしろ、洗練とはほど遠い音だし、特に新しいこともやっていないし、演奏も荒削りで上手いとは思わないんですけどね‥‥。なんというか、私はピートの声がどうしても好き、というか気になるようです。とろ~んといい加減で、寝起きみたいな声なんだけど、時折ハッとするほど鋭い表現力でもって、せつなさとか怒りとか、いろんな物を表現してしまう声。いろんな成分がいっぱい混じった、あやしいバーボンみたいな感じ?

このミニ・アルバム、最初聴いた時は「相変わらずヘナヘナしてるな~、おい!」って感じだったんですけど、聴いているうちにデニムが体に馴染んでくるように、しっくり馴染んできました。曲としてはミニ・アルバムの収録曲よりもFrom Bollywood To Batterseaの方が好きだけれども(ベースラインがすごく好み☆)、今年中に出るといわれているフル・アルバム、やっぱり買ってしまうでしょう。

※BARKSより、ピートの言動あれこれ。ここまでくるとあっぱれ(笑)?
上に行くほど新しいニュースです。

ピート、街中で飲酒中、警察から注意される

ピート、無銭飲食

ベイビーシャンブルズ、レディングで大暴れ

ピート・ドハーティ、暴行容疑で取調べ

ベイビーシャンブルズ、和解

ピート、バンド・メンバー全員を解雇?

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2005/10/11

Harold Budd/Brian Eno with Daniel Lanois / The Pearl ('84)

連休中バタバタしていたので、すっかり体力も気力もヘナヘナに...orz
今日はふあーーんと漂うように聴くことができるHarold Budd/Brian Eno with Daniel Lanoisによる'84年の名盤、The Pearlをリピートしてすごしました。

thepearl

宇宙、海中の世界、星空、オーロラ‥‥。そういった雄大な光景を連想させる音空間に、真珠のようなバッドのピアノが漂っています。その音色は神秘的でもあり、とても懐かしくもあり。聴く側のイマジネーションの境界を押し広げてくれるような一枚です。
ちょうどこれと同じ頃、イーノとラノアはU2Joshua Treeをプロデュースしていたんですよね。

前回エントリしたシルヴィアン出演のラジオ番組で、このアルバムから1曲(The Silver Ball)かかったのですが、今年リマスター盤が出たということをDJが話していました。私にはリマスターの話が初耳だったので調べてみたところ、amazon.co.ukには2005年9月19日リリースのリマスター盤が出ています。でもamazon.co.jp(旧盤在庫切れ:試聴可)もHMV.co.jp(リストに不掲載)にも出ていないんですね(10月11日現在)。amazon.com、HMV.co.ukにもリマスター盤は無し。
限定発売か何かであまり多くのネットショップに出回っていないのでしょうか?
とりあえず、旧盤は大方在庫切れのようですし、今このリマスター盤を買いたい方は、amazon.co.ukにGO!であります(^^)。

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2005/10/06

Steve JansenがJohn Foxxとコラボ!?

スティーヴ・ジャンセンがハロルド・バッドのコンサートで行ったようなゴング(銅鑼みたいなやつ???)演奏をレコーディング。そこでシンガーのジョン・フォックスとコラボレーション。これからその内容を発展させていく予定。ハロルド・バッドのコンサートで共演した面々も加わる可能性あり。

ゴングって??

ジョン・フォックスといえば!!

ultravox 「元」これの、

johnfoxx この方ですね!!?

同名別人なんてことはないよね!?

脳内物質が一気に分泌・攪拌されるようなニュース!

あと、8月にICCで行われた教授バンドの即興ライブがCD化される「かもしれない」そうです。

情報源はこちら

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2005/10/05

DVD: Who Put The 'M' In Manchester? ('05)

はぁ‥‥(T T)。 音楽DVDでこんなに泣いたのは初めてです。

友人に借りたMorrisseyのライブDVD 
Who Put The 'M' In Manchester? なんですが‥‥

whoputthem

このブログでも何度かスミスやモリッシーについて書いてきましたが、けっしてコアなファンというほどではなくて。モリッシーのソロはほとんどフォローしてこなかったし、あくまでも「わりと好き」とか「懐かしいなぁ~」程度のリスナーでした。

「動くモリッシー」を見たのが本当に久しぶりということもありますが、その老けっぷりにびっくり!昔はガリッガリにやせていたのに、みーごーとーな中年体型(笑)。その体型といい、眉間に刻まれた深いシワといい、老いたミュージシャンというよりは、政治家っぽい貫禄!!(角度によっては故レーガン大統領を連想^ ^;)バックのミュージシャンたちも、イタリアン・マフィアの一味か?というような格好で、 「爽やかさ」ゼロ、中年臭こってりのステージ(苦笑)!!もともとルックスに思い入れのあるミュージシャンではないから構わないようなものですが、それでもかなりショックを受けてしまいました。

でも、でも。そこから繰り出される音は、なんとも懐かしいモリッシー・メロディ。歌われる歌詞には社会不適応に悩む少年のようなナイーヴさが残り、まさに「心に茨を持つ少年」そのまんまのモリッシー。ジョニー・マーがいなくても、バック・バンドもイタリアン・マフィアみたいだけど(まだ言うか^^;)いいサポートしてる。
変わらない瑞々しい感性と、肉体の老い(歌声はまだまだ衰えてませんが)の激しい乖離。そこに心が引き裂かれ、ふと気付けばどっかんと涙腺全開。

甘酸っぱいメロディにウルウル。ガードの制止を振り払い、なんとかステージに手を伸ばそうとする必死の形相のファンに涙。そのファンに握手をしてあげようと一生懸命手を伸ばすモリッシーの姿に涙。「何があっても僕のことを忘れないでくれよ」なんて言っちゃうMCに涙。んもう、忘れられるもんですかっ!!スミス時代の曲にまたまた涙。

There is a light that never goes out
.........It's YOU, Morrissey!!!

というわけで、You Are The Quarry(試聴可)とLive At Earls Court(試聴可)、注文しました‥‥

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2005/10/03

Steve Harley & Cockney Rebel (ヒストリー編)

本日、Steve Harley & Cockney Rebelの新譜、The Quality of Mercyが発売されます!

qualityofmercy

とはいえ知名度が低くて「誰?」という感じかもしれません。映画Velvet Goldmineサントラ(視聴可)をご存知の方は、Tumbling Down(主演のジョナサンが歌うカバー・バージョン)とMake Me Smile (Come Up And See Me) (オリジナル)の2曲は聴いたことがあるはずです。このTumbling Down、オリジナルの方がずっと、ずっと良いので、ぜひ聴いていただきたいです☆

スティーヴ・ハーリーは1951年ロンドン生まれ。文学少年でジャーナリストを志すも、音楽の道も捨てがたく1973年にコックニー・レベルを結成します。1stアルバム「The Human Menagerie(美しき野獣の群れ)」からのシングルSebastianは、本国では振るわないもののヨーロッパで大ヒット。(日本でもけっこうヒットしたようで、松浦理英子さんの小説「セバスチャン」のモチーフになっています。)続くシングルJudy Teenや2ndアルバム「The Psychomodo(さかしま)」(試聴可)は英国でも大ヒットとなりました。この頃のスティーヴ・ハーリーはお化粧をしていて、曲も陰鬱さをたたえたドラマチックなものが多かったせいか、「遅れてきたグラム・ロック」などと呼ばれていたようです。しかし、この2枚のアルバムを残し、メンバー・トラブルによりコックニー・レベルは解散。

steveharley
↑1stアルバムのジャケより。ナルってます(笑)

けれども、さらにパワーアップしたメンバーを引き連れ、スティーヴ・ハーリー&コックニー・レベル名義でバンドは再起します。通算3枚目となる「The Best Years Of Our Lives(悦楽の日々)」 (視聴可)からのシングルMake Me Smile(Come Up And See Me)では初の全英1位を記録。(この曲はDuran DuranThe Wedding Presentもカバーしています。)

この第二期コックニー・レベルのメンバーはみんな凄腕です。まず、ドラムスのStuart Elliot(スチュワート・エリオット;この人だけは第一期からのメンバー)は後にAlan Parsons ProjectやKate Bushのドラマーとして活躍。ギターのJim Cregan(ジム・クリーガン)は後にロッド・スチュワートのバックに付き、キーボードのDuncan MacKay(ダンカン・マッケイ)は10cc、Alan Parsons、Linda Lewis、Camelなどとお仕事といった具合で、多くのみなさんは知らず知らずに彼らの演奏をどこかで耳にしているのではないでしょうか?

76年には非常に内省的なアルバム「Timeless Flight(時間を越えた男)」と、ポップな「Love's A Prima Donnna(プリマドンナはお好き」?)」(試聴可)を発表。その後ライヴ・アルバム「Face To Face」を最後に、ハーリーはソロに移行します。

ソロになってからアメリカ的な音を志向しすぎたのもいまひとつだったし、子育てで仕事をセーブしたらしく、80年代は影の薄い存在になってしまいました。けれども、近年再びライブ活動を盛んに行うようになり、書き溜めた曲をソロではなく、約30年ぶりのスティーヴ・ハーリー&コックニー・レベル名義でリリースすることに!それがThe Quality Of Mercyなのです。

私にとって彼の魅力は、ひねくれポップなメロディー・ライン、いかにも文学少年上がりっぽい凝った歌詞、決して上手くはないけれども、胸に迫る歌い方。今はさすがに年齢的に「ひねくれポップ」ではなく大人のポップスですが、新作が手元に届くのが待ち遠しいです。

オフィシャル・サイト
英国のファンサイト
日本のファンサイト

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2005/10/02

Her Space Holiday / The Past Presents The Future ('05)

pastpresentsthefuture

The Past Presents The Future

catcansさんのブログで見てすごく気になり、試聴したらピピピっと来たので即購入したCDです。

エレクトロニカだけど、とても優しく懐かしい生音もうまく取り入れられていて、メロディーもすごくいい。聴いていて肩の荷がすっと軽くなるような、ゆったりとした音です。

今まで全然知らなかったのですが、サンフランシスコをベースにハードコア・バンド(!)で活動してきたMarc Bianchiが1996年からスタートさせた宅録ソロ・ユニットだそうで。もうこれが6枚目のアルバムなんですね。

お休みの日にリラックスして聴ける「おしゃれな音」とも形容できますが、何を隠そう、「おしゃれ」な音楽がそれほど好きでない私(あんまり「おしゃれ」すぎると聞き流してしまう)でも、聴き入らずにはいられない「なにか」があります。うまく言葉にならないのですが‥‥。その「なにか」を探して、またリピートボタンを押してしまうのでした。
歌詞もちょっとひねくれ感があっていいですわ♪

特にT1:Forever And A DayT3: The Weight Of The WorldT8: A Match Made In TexasT9:The Great Paradeが気に入っています。

☆& Recordsのハースペ・ページ (Forever And A DayのPVが見られます)

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2005/09/29

ロック書籍・和書(5)

uknewwave

THE DIG PRESENTS DISK GUID SERIES(11)
「UK NEW WAVE」 シンコー・ミュージック)2003年初版発行
(シンコー・ミュージックの購入ページ / amazon)

ただでさえもCD類にお金を使いすぎているので、ディスク・ガイドものはなるべく見たくなかったりします(^^;)。でも、買ってしまったのが、これ。

自分ではいちおう「UKニュー・ウェイヴが好き」だったつもりなんですが、この本をめくっていると、氷山の一角しか聴いていなかったことを痛感させられます。いみじくも帯に「80年代イギリス なんでもアリの時代」って書かれている(苦笑)ことからも、「UKニュー・ウェイヴ」の幅広さがうかがえますね。

やはり帯に書かれている「パンクによる解体後の再構築。英国ロックの”新たな奔流”は現在のシーンの縮図である!」という言葉に深く頷いてしまう私でした。

PART 1: エレクトロニク・ポップ、PART2: ネオ・アコースティック/ギター・ポップ、PART3: ポップ/パワー・ポップ、PART4: ソウル/ジャズ、PART5:エスノ/ファンク、PART6: レゲエ/スカ/ダブ、PART7: ネオ・サイケデリック、PART8:ゴシック/ポジティブ・パンク、PART9: オルタナティヴ、PART10: ノイズ/インダストリアル/アヴァン・ギャルド

このように、ジャンルだけでも実に多岐にわたります。この本を頼りに、これまで気になっていたけれども通り過ぎてしまったものなどをあらためて聴いていきたいと思うのですが、いろいろな物に浮気してしまって、遅々として進みません!(笑)

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2005/09/25

ロック書籍・和書(4)

morrisseylyrics

ついフラフラと(笑)買ってしまった、「モリッシー詩集」(中川五郎訳、シンコー・ミュージック)。

やっぱり歌詞はメロディといっしょでなんぼでしょう?と思いつつ、シニカルで自虐的、それでいて笑えるところもあったりするモリッシーの歌詞が好きなので。しかも、モノクロの花の写真、赤と白の文字という装丁もすばらしいんだもの。

The Smiths時代と、91年までのソロ作品の原詞が左側、訳詞が右側の見開き配置。これって訳詞者にとって勇気を要するレイアウトですよね。U2やマーク・ボランなどの訳詞もなさっている中川さんには失礼かもしれませんが、訳詞を参考にしながらも、左右のページのはざまに自分なりのイメージをふくらませてしまいます。

できれば、PULPのジャーヴィス・コッカーの詩集も欲しいなぁ‥‥。無理?

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2005/09/24

Doves / The Last Broadcast ('02)

最近マンチェスターのElbowをプッシュしているfakeplasticですが、マンチェスターといえば、Dovesを忘れちゃいけませんね!The Last Broadcastは彼らのセカンド・アルバム。

lastbroadcast

Dovesは双子のJez Williamsと(G.&Vo.)Andy Williams(Dr.&Vo.)兄弟と、Jimi Goodwin(B.&Vo.)の3人組。以前はSub-Subというハウス・ユニットで活動していたものの、97年にスタジオが全焼してしまったのを機に、ギターバンドに転向したというユニークな経歴。

そういう経歴のためか、音響系サウンドと、ヒューマンなギター・サウンドが高密度に融合しているのが魅力的。

スピリチュアルなT1:Introから一転ポップなT2:Wordsへの流れでもうノックアウト!雄大なオーロラの下で音楽を奏でているような(イメージです、イメージ^ ^;)気持ちよさ。ポップで聴きやすいメロディながら、音の重ね方がすごく凝ってます。T4:M62 SongKing CrimsonMoonchildIn The Court Of The Crimzon King)を下敷きに、高速道路の音(?)やら色々重ねた作品。あと私が一番気に入っているのはT6: N.Y.のイントロと間奏部分。めちゃめちゃカッコいい!!

今年になってサード・アルバムも出たのですが、このセカンドと比べるとギター・サウンドの比率が高くて、さらっとしているような気がします。それも良いのですが、個人的にはセカンドのバランスが最も好みなのでした。

FUJI ROCK FESTIVAL '05に出演した彼ら、10月に単独来日公演もやるんですよね!チケット取らなかったのですが‥‥後悔してます(TT)。

lostsouls   

ファースト Lost Souls('00) 

somecities

サード Some Cities('05)

☆各アルバムのリンク先(アマゾン)でそれぞれ試聴できます。

☆azzaroさんのblog unreleasedSome Citiesの紹介記事があります♪

Doves公式サイト

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2005/09/23

Sylvian+Fripp / Redemptionインタビュー映像

いままで見落としていた情報です。

redemption

1994年、偏屈二人組、デヴィッド・シルヴィアンとロバート・フリップは東京のP3 art and environmentRedemption -approaching silence-[贖い(あがない)─沈黙のなかへ]というサウンド・インスタレーションを行いました。(照明デザイン:海藤春樹、アートワーク:Adam Lowe)

このインスタレーションに関する4分ほどのインタビュー映像(日本のテレビ)がDavid Sylvian.netにアップされています。(QuickTime Ver.7が必要ですが、このページからダウンロードサイトに飛ぶことができます。)

私は残念ながらこのインスタレーションは行けなかったので、
(ファンとして「ダレていた」時期でした‥‥_│ ̄│○) 会場の雰囲気も見ることができてとってもうれしいです。

フリップ先生の語り口は相変わらず独特。そして、シルヴィアンの「私は”沈黙に向かう”という考えが好きです」との言葉が印象的でした。音楽を作る人として逆説的なようですが、彼の音楽を聴くと納得させられるのが不思議です。

☆このインスタレーションの音源はApproaching SilenceというCDになっています。

approachingsilence 

関連インタビュー(英文)

☆関連情報: King Krimson Data Blogさんに「Redemptionのろうそく」という記事があります。

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2005/09/21

Simple Minds / Glittering Prize[ベスト]

CD棚を整理していてDavid Byrneのソロが出てきた!という話を以前書きましたが、今度はシンプル・マインズのベストGlittering Prizeが出てきました~!!

simplemindsglittering

お若い方は、シンプル・プランは知っていても「シンプル・マインズ?知らねーよ」ですよね。

シンプル・マインズといえば、 「どんちゅー」 (笑)!あの、めちゃめちゃ大げさな 「どんちゅー (爆)!!

なんかもう、あれを聴くと80年代の巨大な肩パッドの入った服とか、やたらわざとらしいテレビドラマとかを思い出しちゃうんですよ。5分に1回、誰かが不治の病にかかったり、遺産相続トラブルに陥ったり、父親に蒸発されちゃったり、記憶喪失に陥るようなジェットコースター・ドラマ(笑)。

そんなの連想するのは私だけかもしれませんが、とにかく今聴くと、どうも笑ってしまうドラマチックさ。出だしのHey! Hey! Hey! Hey~!Woo~~♪を聴いただけで「まあ、落ち着いてよ」と言いたくなります。‥‥でも、散々なことを書いておきながら、結局けっこう好きだったりします(笑)

「どんちゅー→Don't You (Forget About Me )」の頃はアメリカでも売れまくっていて、曲調がやたらと壮大でした。プロデューサー(たしかスティーヴ・リリーホワイト)の影響もあるかもしれません。でも、それ以前は「いかにもUKニューウェーブ」な音作りだった時代もあるのですよね。メランコリックなエレポップSomeone, Somewhere In The Summertimeなど名曲だと思います。「どんちゅー」のほとぼりが冷めた(?)80年代末以降の曲も、なかなかいいのでは?ちょっとU2っぽい感じがしますね。

81年から91年までの作品を集めたベストGlittering Prize、私のは92年リリースのUK盤ですが、2005年に再発されたようで、曲順や曲目が若干変わっています。(↑このリンクで試聴もできるので、みなさん懐かしんで~!)

しかも、なんとなんと9月12日に新譜がでたそうじゃないですか!?

blackandwhite

Black & White

がんばっているんですね~!どなたか、買われた方、いらっしゃいますか?

Simple Minds公式サイト

イギリスのファンサイト

☆追記(10/29)ブログ「アイズ ワイド オープン」さんに新譜の記事がありました。なかなか良さそうです。う~ん、聴きたくなってきました。

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2005/09/19

Elbow / Leaders Of The Free World ('05)

ニュー・シングル、Forget Myselfで一耳惚れしたElbow。急いで注文したファースト、セカンドと共に、今月7日に発売された(日本盤)この新譜も現在ヘビロテ中です。

elbow3rd

アマゾン:日本盤US盤DVD付(PAL:Region 0)限定盤(残り1点)

T1: Station Approach しょっぱなから、すっごく懐かしいオーラを放っているこの曲。歌詞も、そんな曲調にぴったりの、「ただいま~」な内容。セカンドの感想でも「ピーター・ガブリエルを連想」と書きましたが、ガイの声やメロディーラインって時々はっとするくらいピーガブに似てるように感じるんですが、私だけかなぁ。

T3: McGreggor(日本盤ボーナストラック) マリウス・デヴリース(ビョーク、ルーファス・ウェインライト)が手を貸しているせいか、音空間づくりが面白い曲。広い部屋の奥の方でガイが叫んでいるような、演劇的なドラマを感じさせます。私にとって、ボートラが入っている日本盤を買ってよかったと思わせてくれる曲でした。

T4: Forget Myself ここからElbowにはまった私ですが、今思うとElbowにしては力強く、ロック成分が多い、異色な曲かもしれません。でも、いたずらに熱く煽り立てるのではなくて、クールさも保ちながらグルーヴ感を高めていくのがなんとも心憎くて、惚れました。<フル試聴>

T6:Leaders Of The Free World 「自由世界のリーダー達は、ただ石を投げる子ども達のよう」という、痛烈な政治的メッセージがこめられた曲。

T8: Mexican Standoff メキシカン、スパニッシュ調?なんとなくRadioheadのB面曲、Maquiladoraを思い出しました。(聴き比べたら、そんなに似てませんでしたけど^^;)ギターのリフとドラムスのパターンがカッコいいです。

T9:The Everthere 力強いT8から、繊細なT9への流れがすごく好きです。ファースト・アルバムからElbowのサウンドを特徴づけている、繊細な哀愁メロディーの王道と言えそうです。

T10: The Good Day(日本盤ボーナストラック) T11もT9同様しっとりした曲なので、間にこのT10が入るかどうかでかなり印象が変わります。シングルT4以上にストレートな70's風ロック・ナンバー。シングルのカップリング曲でもあります。

コメントしていない曲も、クォリティ高いです!

シングル曲T4といい、タイトル曲T6といい、ファーストやセカンドにはないアグレッシブな側面も見せた今回のアルバム、以前からのファンはどのように評価しているのでしょうか。私はどんどん新境地を開拓していって欲しいと思いますけどね。

elbow

ルックスは「おっさん」だし(苦笑)、キャッチー路線に流れることのない職人気質のバンドなので日本で人気が出にくいかもしれませんが‥‥。だからこそプッシュしていきたいglasshouseであります☆

☆BBC Radio1でのライブなどが聴けるサイト
↑特に、女性ヒップホップ・アーティストAmerieのカバーは笑えます。他にMassive AttackやDestiny's Childのカバーなど、貴重な音源がいろいろ!

☆イギリスの公式サイト(楽曲の試聴やビデオもあり)

☆V2 Record Japanのエルボーのページ

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2005/09/16

なんとミュージカル・バトン

今日このページを開かれた方は、「あれ?これトップページなの?」と思われるのではないでしょうか。
「あれ?今、何月だっけ?」とか。
今ごろミュージカル・バトンをやっている人ってあんまりいませんよね?(知らないところでいるのかな?)
なんと、~月の影をめざして~meg_megさんが3ヶ月近く寝かせて熟成なさった、芳醇なミュージカル・バトンが今ここに(笑)!

ありがたく頂戴しますm(_ _)m
どう考えても次に回す人がいなさそーーー!ですが、まあ、いいです(^ ^)

では、さっそく‥‥
(1)Total volume of music files on my computer
 (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

 iTunesをチェックしたら、7.25GBでした。他にも旧PCから持ってきたmp3のデータとかもあるけど、面倒なのでカウントしない!
 20GBのiPodにまだまだ入るのですが、所有CD全部入れるの無理だ~!と絶望した時点で、ちょっとリッピングの手が止まってしまってます。

(2)Song playing right now (今聞いている曲)
この質問があることを知っていたので、iPodをシャッフルモードにしてました。そして、今‥‥じゃーーん!!

Brilliant Trees / David Sylvian!!
brillianttrees
‥‥出来すぎ(苦笑)。もっと、普段あんまり聴かない「何だっけ、これ?」みたいなのに当たれば面白かったのにぃ。ジタバタ
シルヴィアンのファースト・ソロアルバムのタイトル曲ですが、大きな声じゃ言えないけれど今かかっているのはブートのライブバージョン(汗)。

ちなみに、その前に流れたのは、Love Is The Drug / Roxy Music(アルバムSiren)、その前はShipwrecks / David Torn+Mick Karn(アルバムBeginning To Melt)でした~。

(3)The last CD I bought (最後に買った CD)
Asleep In The Back / Elbow
自分の中でいまイチオシのマンチェスターのバンド、Elbow。ようやくファーストが手元に届きました。
デビューまで10年の歳月を要した苦労人バンドだけに、ファーストとは思えない完成度です。若い人にもそうでない人にもw聴いていただきたいUKロック!

(4)Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)

付き合いの長~いものからたどって、思い入れのある曲は、

・アラベスク第1番 / ドビュッシー(「ふたつのアラベスク」より)
 聴くというより、弾くのが好きで。
 子どもが生まれてから、乱入されるのでほとんど弾けなくなりましたが‥‥

・The Art Of Parties / JAPAN (アルバムTin Drum) 

 これ聴いてショック受けてから音楽の趣味が変わりました~

・Same Old Scene / Roxy Music(アルバムFlesh+Blood)
 Young loving may be 
 Oh, so mean~♪

・Reel Around The Fountain / The Smiths (アルバムThe Smiths)
 私にとって、いつもそこにある、空気のような存在の曲。

・映画「ピアノ・レッスン(The Piano)」より
 Big My Secret / Michael Nyman 
 仕事がきつくて精神的にまいっていた頃、この曲を弾いて弾いて弾きまくって、かなり救われた♪

あ~、もう5曲!!
Radioheadから1曲付け足すなら、Creep。「一番好きなRadioheadの曲」とはちょっと違うのですが、「思い入れ」という言葉に一番ぴったりなのはCreep!

ブログをお持ちでミュージカル・バトンをやっていらっしゃらない方は、もうほとんどいらっしゃらないと思うので、これにて終ー了!
‥‥あ、あの方にちょっとおたずねしてみようかな(笑)?
他にもやりたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、おっしゃって

☆↑「あの方」(笑)、かくさんにコソッと打診しましたところ、受け取っていただけました!!
かくさんどうもありがとう!

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2005/09/14

Hector ZazouのDVDにシルヴィアン、教授参加

渋~いニュースです‥‥

詩人ランボーへのトリビュート・アルバム、Sahara Blueでシルヴィアンや教授が協力したことのあるフランス人ミュージシャンHector Zazou(エクトル・ザズー)。

saharablue

↑Sahara Blueでは、シルヴィアンがMr.Xという名でボーカル参加したことがヴァージン・レコードにバレてしまい、セカンド・エディションからは削除されるというハプニングもありましたが‥‥。

そのHector ZazouのDVDが、9月発売のイタリアの季刊誌、Experience(デヴィッドやスティーヴも参加したMarco PoloプロジェクトのPier Luigi Andreoni主宰)の付録になりました。(Marco PoloMarco Polo II)

付録というと学研のふろくとか、小学○年生のふろくを想像してしまう私ですが、こちらはなんともアートなふろくでございますなぁ(笑)

Hector Zazou + Bernard Caillaud - Quadri + Cromie

experience

Bernard Caillaoudという方はフランスの画家で、今回CG画像を提供しているそうです。

tracklist:
1. Carrès du Bleu au Noir
2. Arc En Ciel Vertical
3. Matière Pensante
4. Lignes and Rectangles
5. Elipses (unreleased)
6. 6 Pièces Courtes (unreleased)

シルヴィアンが数年前に提供した音のサンプルが3曲目(インスト)にて使用され、教授が1曲目と5曲目で参加。5曲目にはブライアン・イーノも参加!さらにREMのドラマーBill Rieflin(どーゆー繋がり??)が1曲目で参加。

いつもながらHector Zazou作品はゲストが豪華です☆

今は付録ですが、DVD+CDパックとして10月に発売予定。

しかし、日本で再生できる仕様なのか不明。こんな渋い情報が役に立つ読者の方がおられるのかすっごく不明(苦笑)!!

情報源:David Sylvian.net

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2005/09/13

アップルストア イベント写真

お友達のmoonisupさんに教えていただいたのですが、8月のLive at the Apple Storeの写真がアップされているそうで。

スケッチショウ+Towa Tei+小山田圭吾の人だかり、すごいなぁ‥‥そりゃそーですね!

↓これは8月10日のエントリで書いた、9日スティーヴ・ジャンセン@銀座の模様です。

stevejansen08

photo © 2005 Apple Computer, Inc.

スティーヴのイベント写真はこちら

えー、すっごくちっちゃい画像なのでこっそり書いちゃいますが、私もそのうちの一枚にちらーっと映ってたりします。さーて、どこでしょうw?

問い:この文章をよく読み、筆者と思われる人物を写真の中から選び、マルで囲みなさい。

なんてね(^ ^)ヾ

moonisupさんのブログはとっても素敵なので、皆さまぜひご覧くださいませ!なごみます。

‥‥今日もElbowじゃないネタ書いちゃった(^^;)

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2005/09/12

Beck / Guero ('05)

今日はElbowの新譜Leaders Of The Free Worldについて書こうと思っていたのに、こうも暑いとElbow似合わない(苦笑)!

guero

で、どうしてもBeckのGueroが聴きたくなってしまいました。リリースは今年の春だったけれども、これは私にとって夏アルバム。この夏かなりお世話になりました。

ふだんはUKものの陰鬱な音楽を愛聴している私ですが、Beckの音の引き出しの多さ、コラージュ的な組み合わせ方が好き。あの童顔に似合わない、渋いダミ声もブルージーで好き。

そのブルージーな声をいかしたSea ChangeやMutationsのような、けだるーいアルバムも好きなのですが、残暑大爆発の今日のような日にはGueroを聴きながらガンガン動いて汗かいちゃえ!そんな気分です。

odelay mutations

Odelay('96)                         Mutations('98)          

seachange

Sea Change('02)

Odelayはずっと好きになれなくて。よく考えたら、夜寝る前に聞こうとして不快になってた(苦笑)。朝や昼、景気付けに聴くにはいいじゃん!と気付いたのはだいぶ後のこと。TPOって大事ね。でも、Gueroの方が流れが自然で、もっと景気付け効果ありだと思う。

あ、Mellow Gold('94)とMidnite Vultures('99)も良いのよ(^ ^)

さて、明日はElbow日和になるでしょうか?

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2005/09/11

Help: A Day In The Life ダウンロード

helpaday
9日のエントリで書いたHelp: A Day In The Life、ダウンロードしました。9.99ポンド、約2,000円。
昨日の昼の11時頃からトライしていたのですが、サーバーが混雑してずっとダメダメで、結局なんとかダウンロードできるようになったのは夜の9時頃から。いやー、面倒くさかった(涙)。

ダウンロードはこちらから。試聴もできます。

RadioheadのI Want None Of Thisはドローーンと幽霊でも出てきそうな、ピアノとバックコーラスの印象的なスロー・ナンバー。雰囲気的には「ヘイル」のI Willあたりを連想しました。

ElbowのSnowdrop、強いフックはないけれども、冬っぽい緊張感がカッコよくて渋い。

KeaneのGoodbye Yellow Brick Roadは想像通りの出来。想像通りすぎて何だか物足りないと思うのは贅沢かな?

GorillazのHong Kongはピアノとお琴っぽいオリエンタルな音がきれいな、しっとりした曲。この「しっとり」ぶりはちょっと意外だったかも。

あと、80年代が思春期まっさかりだった私には、80'sリバイバルっぽい音がけっこう耳につきましたね。
Maximo ParkのWastelandでXTCを連想~
Kaiser ChiefsのI Heard It Through The Grapevine(マーヴィン・ゲイのカバー)で初期デュラン・デュランを連想~
Block PartyのThe PresentでThe Cureを連想~
MyloのMars Needs Womenは「テクノ」、「ディスコ」って感じ~

babyshambles
特に注目していなかったけど、良いなと思ったのが
Hard-FiのHelp Me Please。何ということのない曲ですが、なんか好き。
Babyshambles(写真)のFrom Bollyhood to Battersea。いーかげんに、ゆるゆるにやっているからこそ、にじみ出る卓越した歌心。リバティーンズはちゃんと聴いたことがなかったけど、お騒がせ人間のピートが何だかんだいっても必要とされているのが、分かったような気がする。
RazorlightのKirby's House。これも何の変哲もないんだけど、王道ロックのツボにはまりました。
そういえばピートがRazorlightのジョニーに頭突きしたとかいう騒動もありましたね。ほんとに、しょーがないなぁ(苦笑)。

チャリティー・アルバムだけれども、全てがテーマに沿った深刻な曲ばかりではなく、幅があるので楽しく聴けます。

☆9月13日追記:Radioheadのファンサイトat ease12日付情報によりますと、このアルバムはリリースから2日半の間に4000件以上のダウンロードがあったそうです。これはダウンロードアルバムの中では最速のセールスだとか。中でも、Radioheadのトラックが最もダウンロード数が多かったということです。

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2005/09/09

War Child - Help: A Day In The Life

helpaday

戦争で苦しむ子ども達の救済を目指す団体War Childより、新チャリティー・アルバム「Help: A Day In The Life」が今日からweb上でリリースされます。

参加アーティストは、Mylo, Radiohead, The Go! Team, The Magic Numbers,The Manic Street Preachers, Kaiser Chiefs, Belle & Sebastian, Emmanuel Jal, Gorillaz, Keane and Faultline, Tinariwen, George and Anthony, Elbow, Damien Rice, The Zutons, The Coral, Maximo Park, Hard-Fi, Bloc Party, Razorlight, Babyshambles, Coldplay。
ラインナップも豪華ですが、参加ミュージシャンが前日よりスタジオ入りして9日から順次配信されるという、産地直送(?)の「とって出し」!
しかも進行状況が掲示板形式で閲覧できる!
Radioheadは新曲で、Keaneはエルトン・ジョンのGoodbye Yellow Brick Roadカバーだそうです(音の系統的に、すごく合いそう)。10年前の「Help!」にRadioheadが提供した新曲LuckyがOK Computerに収録されたことを考えると、今度の新曲からある程度次のアルバムの雰囲気が分かるかもしれませんね。Radioheadの曲は現地時間で9日午後8時(日本はプラス8時間?いま夏時間ですよね?)から配信予定。
好きなアーティストの曲だけバラでダウンロード(1曲99p)か、全曲ダウンロード(22曲で9.99ポンド)またはCD盤(9/26発売)を買うのかが選べます。
出来立てホヤホヤの曲ごとダウンロードにも惹かれるんですが、Radiohead、Elbow、Maximo Park、Gorillaz、Keane‥‥気になるアーティストが多すぎるので、やっぱり全部そろったアルバムにしようかな‥‥。

この収益金はすべて、戦争被害で苦しむ子ども達の物理的・精神的苦痛をやわらげる活動に使われるとのこと。

ちなみにWar Childは以前会計不正があり、監査を受け、創設者は辞任しているんですね。
そんなミソもつけていますが、
  しかしアルバム「Help!」はこの問題に何の関連もないという。
  このアルバムを企画した同団体の広報担当テリー・ホールは
  「すべての収益はきちんと目的のために使用されたことを保証
  する、何故なら我々はそのお金が現地に届き、戦争孤児のた
  めに薬が買われ、注射されるところをこの目で見たのだ」と語
  っている。
 (上記リンクより引用:ここで書かれているアルバムは1995年の「Help!」について)
この言葉を信じたいと思っています。

help
Help('95)

War Child公式サイト
War Child Music
☆10月10日追記:もう、全曲ダウンロードできるようになっていますね。ここで購入、また各曲30秒づつ試聴もできます。
午前11時現在、サーバーが混んでいるらしく、購入手続きをしたのになかなかダウンロードできません(泣)

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2005/09/07

elbow / cast of thousands ('03)

今日は、先日のエントリでも書いたelbowの日本盤新譜の発売日♪
でも、アマゾンJPをチェックしたら「3点在庫あり。ご注文はお早めに。」って、発売日の午前0時なのに!早っ!!ひょっとして10枚位しか仕入れなかったの(笑)?もっとバンバン売ってください、アマゾンさん。

この新譜も明後日頃届くでしょうが、今日はセカンドのcast of thousandsを紹介したいと思います。
そう、速攻で注文して聴いたんですよ~
とっても好みで、買ってよかった!と心底思える1枚です。

elbow2nd

捨て曲が無く、最初から最後までトータルアルバムとして楽しめます。テンポの緩急や曲調の強弱などはそれほどなく、終始スローからミディアムの曲が続きますが、飽きない。ダレない。それは、各曲のクォリティーが高いから。全体的なトーンは「英国の翳り」調(なーに、それw?)で統一されているものの、微妙な陰影や質感の違いを織り交ぜて、最後まで聴かせてくれます。

T1:ribcage スローテンポながら、ラヴェルのボレロのような緊張感でジワジワと高揚していく、スケールの大きな曲。続く楽曲への期待も盛り上がる、オープニングにふさわしいナンバーです。
T2:fallen angel  この曲、すごく好き(涙)!まさに私のツボです。何にも足さない、何にも引かないでオール・オッケー!
T3:fugitive motel  重力を感じさせる8ビートのT2から、この曲は浮遊感、漂流感たっぷりの8分の6拍子。哀しげなメロディがとっても美しいです。
T4:snooks(progress report) いきなり乾いたエスニックな雰囲気。これが良い「箸休め」になってます(笑)。でも決して浮いていないし。個人的にはPeter Gabrielをなんとなく連想する曲。
T5:switching off オルガンにのせた賛美歌のような美しいナンバー。
T6:not a job ポリスの「みつめていたい」を思わせるギターのアルペジオから引き込まれる。柔らかい風のように駆け抜ける、せつない曲。
T7:i've got your number アコースティックな弦のきしみが響く、あえて「すきま」の多い曲。その「すきま」に入り込んでくる歪んだギターや鉄琴系の音も絶妙です。
T8:whisper grass ミニマルなピアノの繰り返しとスペイシーな音響がからむ淡々としたAメロと、ドラマチックに盛り上がっていくBメロ。大人だね~(意味不明)!!
T9:buttons and zips ボーカルとユニゾンで動くギターがざっくりとした質感。でも、ところどころにしのばせた電子音がすごく効いています。
T10:lay down your cross これも賛美歌風(笑)の曲。聴いていると、素直な気持ちになってしまいそう。
T11:crowling with idiot 夢の中でさまよっているような、とろーんとした曲。
T12:grace under pressure T1と同じくゴスペル・コーラスを起用した、じわじわ盛り上がるナンバー。ドカドカ響くドラムスで引き締められているのがT1との大きな違い。
T13:flying dream 143 T12の壮大な大団円で終了とみせかけて、小品で終わる。粋です。

決して派手ではないけれども、細部まで緻密な音作り。音のボキャブラリーが豊富なんですね。○○風、××調、と言い切れない曲が多く、言えたとしても、必ず違うエッセンスも巧みに盛り込まれているんです。レディオヘッドしかり、シルヴィアンしかりなんですが、そういう、一つのジャンルで括れないところがとても好き。
elbow、ぜひ多くの人に聴いていただきたいです♪
公式サイトもご覧あれ。

そうだ、シガー・ロスの新譜も今日発売なんですよね。この秋はホントにすごいわ‥‥。

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2005/09/05

DIRECTORS LABEL アントン・コービン BEST SELECTION

すごい雷雨です。これをアップする頃にはRadio Sakamotoを聴いているはず♪

antoncorbijn
シルヴィアンの初ソロアルバムBrilliant Treesからのシングル、Red GuitarのPV監督をつとめたAnton Corbijn(アントン・コービン)のDVDが10月28日に発売されます。
これ、海外盤が先に出たものの、日本では見られない仕様だったのでプンプン立腹していたのですが、日本盤の登場。
タイトルは「DIRECTORS LABEL アントン・コービン BEST SELECTION」 。アマゾンでは¥4.032です。
シルヴィアンはヴァージン在籍時のPVをDVDなどにまとめる予定は無いと言っているので、Red Guitar1曲が収録されているだけでもファンにとっては稀少価値があるでしょう(テレビから録画したもののダビングならブートで回ってますけれども)。でもさらに、他のラインナップも豪華です。

redguitar

Propaganda - Dr. Mabuse
David Sylvian - Red Guitar
Echo and The Bunnymen - Seven Seas
Golden Earring - Quiet Eyes
Echo and The Bunnymen - The Game
Depeche Mode - Behind the Wheel
Joy Division - Atmosphere
Joni Mitchell with Peter Gabriel - My Secret Place
Depeche Mode - Enjoy the Silence
U2 - One (director’s cut)
Nick Cave and The Bad Seeds - Straight to You
Depeche Mode - Walking in My Shoes
Nirvana - Heart-Shaped Box
Henry Rollins - Liar
Metallica - Hero of the Day
Metallica - Mama Said
Depeche Mode - Barrel of a Gun
Depeche Mode - It’s No Good
Herberg Grönemeyer - Bleibt Alles Anders
Mercury Rev - Opus 40
Mercury Rev - Goddess on a Hiway
Joseph Arthur - In the Sun
Herberg Grönemeyer - Mensch
U2 - Electrical Storm
Travis - Re-Offender
The Killers - All the Things That I’ve Done

おお~、プロパガンダ!デペ!エコバニ!ジョイ・ディヴィジョン!U2!ニルヴァナ!
(なんかメタリカだけ異質な感じもしますが^ ^;)

海外盤の情報ですと、インタビューやコメント(With U2, Depeche Mode, Travis, Samantha Morton, Metallica, Nick Cave, Echo and The Bunnymen, Mercury Rev, New Order, Joseph Arthur, Kurt Cobain, Herbert Grönemeyer他)、ブックレットの特典も充実しているようです。日本盤にも付いているよね?

さらに、マーク・ロマネック、ジョナサン・グレイザー、アントン・コービン、ステファン・セドゥナウィ4人の監督作品4本+特典1本がパックになった「DIRECTORS LABEL 4+1枚組スペシャル・パック (初回限定生産) 」¥15,120(アマゾン)もあるそうです。感涙もののコレクションなのですが‥‥お財布が悲鳴を‥‥。

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2005/09/04

Nine Horses続報&Reaymade FC

ninehorses

DS.netの掲示板に、どういう経緯か分かりませんが、すでにNine Horsesの新譜を手にした人の書き込みがあるのを見つけました。その人の主観的感想を省いた情報;

・とても冬らしいサウンドスケープ(あ、これは主観的?)
・やはりフリップの参加は無し
・バッキング・ボーカリストが多用されている
・コラボの内訳は、デヴィッド+スティーヴ共作が4曲、デヴィッド+フリードマンが5曲。ただし、スティーヴは全曲で演奏に参加

‥‥ですって!

☆2001年発表のアルバムBoldでDavid Sylvianをゲストにむかえたフランスのハウス/エレクトロニカ系アーティスト、ReadymadeFC(Jean-Philippe Verdin;Boldの時はFCの付かない「Readymade」名義でした)。
Blemish('03)のリミックス・アルバムThe Good Son vs. The Only Daughter('05) でもFire In The Forestのリミックスを担当していましたね。彼がこの秋出すニューアルバムBabiloniaにも、Fire In The Forestが収録されているそうです。
これが、The Good Son vs. The Only Daughterと同バージョンなのか別ミックスなのか‥‥?地味~に注目しておきたいと思います(笑)。(情報ソース:DS.net&Peacefrog

readymadebold
Bold / Readymade
(AmazonJPでは在庫切れ、USに在庫あり)
デヴィッドの参加はSugarfuelという曲

theonlydaughter
The Good Son vs. The Only Daughter


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2005/09/02

「ひじ」、購入してみました^v^

以前のエントリで書きましたが、スティーヴ・ジャンセン@アップルストア銀座のイベントでiTunes Music Storeの5曲無料ダウンロード・カードを貰いました。
さて、この5曲、何にしようか‥‥。無料といえども、いざ購入となるとものすごく迷ってしまって。

好きなサウンドなら、アルバム全曲まとめて買った方がお得。だから、一部の曲だけ好きであとはそれほど‥‥っていう作品を探そうとしても、なかなか都合よく見つからない。
んじゃ、シングルで行こう!と方針を固めていろいろ試聴して、気に入ったのがこれ。

forgetmyself

ELBOWのニューシングルForget Myself(8/29発売)。
タイトル曲のサイケデリックにうねるギターのリフを聴いて、80年代育ちの私はEcho&The BunnymenやThe Cureなどを連想しましたが、たぶんルーツはもっとさかのぼって60年代・70年代なんだろうな。ボーカルの声は、繊細でありながら芯は骨太な印象。英国ならではの暗さと湿度をともなったグルーヴ感。その中にいろいろな要素が盛り込まれていて、なかなか緻密。
やっぱ好きだ~、この空気!ぶりてぃっしゅ・ろっく万歳!!
カップリング曲はThe Good Day。こちらはForgetMyselfよりは小粒ながらサイケ&レトロなロック・ナンバー。

気に入ったので、3曲入り同名EPの方の収録曲Strangeways to Holcombe Hill In 4:20とMy Fingerもダウンロードしちゃいました。前者、音響的要素とロックな要素が絡まる、かなりかっこいいダークなインスト曲です。後者、繊細なアコースティック・ナンバー。うむむ、幅広いじゃないか、ELBOW!!

このグループを聴くのはこれが初めてですが、マンチェスター出身の5人組だとか。
ファーストアルバムAsleep In The Back('01)が英国でゴールド・ディスクに輝いているそうです。
elbow1st

セカンドCast of thousands('03)を経て、
elbow2nd

サードアルバムLeaders Of The Free Worldが近日発売予定(Amazonで日本盤9/7、UK限定盤9/12、US盤9/27)だとか。
elbow3rd


☆こちら公式サイト。映像・音源・インタビューがもりだくさん!画面左下の絵の、左から二人目の人物にポインタを置いてAUDIO/VIDEOの文字を表示させ、AUDIO/VIDEOをクリックしてください。
ファーストセカンドはAmazonで試聴できます
v2recordsのサイトでセカンドから、fallen angel という曲のPVがフルで見られます。
BARKSでファーストより2曲(New Born, Powder Blue)+PV1曲(Any Day Now)が試聴できます
↑特にNew BornとPowder Blue、すっごく好みです~♪

興味のある方はぜひ、お試しあれ☆

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2005/09/01

Heartbeat(Tainai Kaiki II)

heartbeat

もともと坂本龍一とアート・リンゼイの共作曲をデヴィッド・シルヴィアンが気に入り、別のメロディー・歌詞を付けて歌いなおした1992年の作品。これのPVが8月30日付でDavid Sylvian.netにアップされています。(追記:見るにはQuickTimeVer.7が必要ですが、このリンクから無料ダウンロード画面に飛べます。)
大好きな曲ですが、実は、PVを見るのはこれが初めて。
この映像、色の使い方があまり私好みではないと思ってしまいました‥‥。ちょっと安っぽい感じの色使いではないかと。あと、歌詞をそのまま映像化しすぎちゃっているように思える。シルヴィアンの歌詞は映像的なものが多いので、そのまんま勝負すると、映像が歌詞の奴隷になってしまう。でも、教授の若々しさにはちょっと感動!

つねづね、この曲のイメージは「真っ白いシャツのボタンを上まできちんと閉めた状態から漂ってくる色気」(=究極のストイシズムによる色気)だと思っていたけれども、デヴィッドとイングリッド、まさに白シャツ着て抱き合ってる(笑)。イメージそのまんまw。
イングリッドにすばやくキスをして顔を引っ込めるシルヴィアンの横顔ときたら、心底うれしそうで、いい表情。その後のふたりがどうなったのかを知っているだけに、ちょっとせつなくなってしまいます。

色々けなしてしまいましたけど(笑)ネットでこういう映像を見ることができるなんて、うれしい限りです。しかも近々、この映像のメイキングもアップ予定とか!著作権とかはどうなってるんだろう?と思わないではないですが、DS.netのことなので、一応デヴィッドのマネジメントサイドの了承を得てやっているのかな。

ついでに、私の大好きな曲Linoleum(Tweaker featuring David Sylvian)のビデオもあるので、まだの方はぜひ!

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2005/08/30

The Books / Lost and Safe ('05)

lostandsafe

マサチューセッツ州に住む二人組、The Books。
あのBrian Eno先生をして、「最新アルバムをリリースした後で知ったバンドなんだが、タイミング的に本当に良かった。もしそれ以前に耳にしていたら、それまで作り上げていた曲や素材を全て捨て、アルバムを作り直していたと思う」(サウンド&レコーディング誌2005年8月号)と言わしめた、The Books。
これは、彼らの3枚目にあたる最新作。

サンプリング音の使い方が、斬新で。真っ白な紙にサンプリング音を主役に音楽をコラージュしていくようなイメージです。チェロやマンドリン、ギター、バンジョーなどのアコースティック楽器も使われていますが、サンプリング(特に人の声)の方があくまでも主。実験的なそぶりを見せながら、繊細でメロディアスなフレーズもしのばせたりするバランス感覚が心憎い限り。特にこのアルバムは前2作に比べると、フォーキーな歌声が多用されているので、親しみやすく感じる方も多いのではないでしょうか。

T1:A Little Longing Goes Awayの消え入るような声の加工の仕方には、EnoのAnother Day On Earthのボーカル処理に近いものを感じます。もっとも、Enoが絶賛していたとはいえ、彼のサウンドとはかなり違うので、Enoの延長線にあるような音楽を期待すると裏切られます。

4月~5月にUSツアーを行ったそうですが、この音、どんな編成でどんなライブをやるのか?とっても気になります。
公式サイトもなかなかおしゃれ。ご本人たちは、おしゃれというよりは、アキバ系な風貌ですがw。
こちらでインタビューも読めます。

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2005/08/29

david byrne / david byrne ('94)

davidbyrne

ごめんなさい!ごめんなさいっ!!平謝りでございます。
chikaさんのブログでTalking Heads / David Byrneネタで盛り上がり、懐かしんでいたところ、このCDがラックにあったのをふと発見。
持ってたことすら、完璧に忘れてました~(滝汗)!!ほとんど聴いてません~!!

さっそくiPodに取り込み、聴いてみると‥‥う~ん、少々地味だけど、いいじゃないですか!
切れ味のいいカッティング・ギターにドラムとベースが後から合流するT2:Angelsのイントロ、めちゃかっこいい。この曲はかなりTalking Headsっぽいですね。
Talking Headsから半歩抜け出た魅力を感じるのがT3:Crashです。ひねくれ感とせつなげメロディーがビタースウィートにブレンドされていて、ギター、ドラムスもすごくカッコいい。こういうメロディーはTalking Heads時代にはあまりなかったと思うので、David Byrneの変化・進化を物語っています。
T4:A Self-Made Manもやわらかいメロディーで、さらにメロウさを増しています。
かと思うとT5:Back In The BoxはまたTalking Heads節満開。

すごく分かりやすく、「過渡期の音」といえるかも(笑)。でも、当時のByrneが、「これが自分の音なんだ」って自信をもっていたのが、名前をアルバム名に冠していることにも表れていると思います。

最終曲T12:Buck Nakedがまた、すごくせつなく優しいメロディーで。あの、知的でアーティスティック、先鋭的な男David Byrneにこういう優しさが加わっちゃったりなんかすると、めちゃめちゃキューンとするじゃないですか!!

心を入れ替えてGrown Backwards('04)、Look Into The Eyeball('01)もこれから聴くことにします。m(_ _)m

それにしても、なんでこのアルバム聴かずに放置しちゃったんだろう?と悔やまれるのですが、94年、仕事が死ぬほど忙しかったんですよね~。ストレスたまりまくってCD一気に10枚とかオトナ買いして、でも聴く時間がなくって‥‥っていう、そんな時期でした‥‥。

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2005/08/20

DVD : Sting / Bring On The Night

bringonthenight

これのCDを聴いて「カッコよすぎる!!!」と涙していたのが、つい昨日のことのように思い出されます。(年寄りっぽくて嫌ですね~^ ^ )
最近のスティングは聴かなくなってしまったのですが、今年になって名ライブBring On The NightがDVD化されたと知り、思わず購入しました。
スティング若い!!20年前ですものね。

ソロになったばかりのスティングが、気鋭のジャズ・ミュージシャンを集めた渾身のライブ。この映像版はバンドがどんどんタイトにまとまっていくリハーサル過程からパリでのライブ映像まで、インタビューや奥さんの出産シーンも盛り込んだ良質のドキュメントでもあります。リハーサル中のスティングの茶目っ気たっぷりの青い瞳は、とてもとても素敵です☆

スティングが「ジャズのソロでは、ソロに入ってから盛り上がるまでウォーミング・アップが許されるけれども、ロックではソロに入った瞬間から燃えていなくちゃいけないんだ」というようなことをインタビューで言っていますが、まさに、どこを切っても最高のテンションです。
良いものは時間が経っても古くならないとあらためて実感!

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2005/08/09

「時間の記録」展&イヴェントコンサート

オペラシティー4階のICCで行われている、ローリー・アンダーソン「時間の記録」展と、関連イヴェントコンサート 『The Record of the Record of the Time』に行ってきました。

イヴェントコンサートは朝10時に現地で整理券発売ということだったので、6時40分に家を出て並びました。ICC到着は7時半。すでに結構な人数が並んでいます。最初の方はいったい何時から並んでいらしたのでしょう?2時間半の待ち時間でしたが、空調がきいているし、床はつやつやきれいな大理石タイルだったし、思ったよりもはるかに快適に待つことができました。

整理券を無事ゲットし、さっそく展覧会の方を見てみます。
これまで知らなかった、アーティストとしてのローリーの作品が様々な形態で展示されています。映像あり、オブジェあり、音楽あり。直接触って体感できる物もたくさんありました。率直に言って、「発想は面白いけれども、出来上がった作品そのものはそこまで面白くない」と思うものも多々ありました。それから、意匠面でもっと見ごたえのあるものにしてほしかったと感じずにはいられないものもありました。でも、ローリーの発想の豊かさ、探究心の軌跡としては楽しむことができました。彼女の音楽にも通ずる発想もたくさん見ることができて。

handphonetable

一番気に入ったのが、↑この「ハンドフォン・テーブル」。テーブルに肘をついて耳を覆うと、腕の骨や頭蓋骨を振動させて音が伝わってくるのです。なんだか、自分の体が楽器になったような気分になりました。傍から見ると、二人の人間が落ち込んで頭を抱えているように見えるのも面白い!
この展覧会は10月2日まで開催されています。

☆☆☆
展覧会を見終えると一度帰宅し、一仕事してから着替え、またICCに逆戻り。いよいよコンサートです!
整理券番号が比較的若かったので、前から2列目に座る(床に直接)ことができました。すごく狭くて足も思うような方向に置けず、とてもしんどい!でも、ステージはほんとに目の前!ステージの高さは床からわずか20センチほど!つらい体勢ながら、ワクワクしてスタートを待ちます。

30分ほど待ったでしょうか?ようやく皆さん、ステージに登場です!ほんとに近い!良く見える!
教授は白のTシャツに黒いネックレス、黒っぽいジャケット、ゆったりしたふくらはぎ丈パンツと、リラックスした服装です。スティーヴは黒いブルゾン+ジーンズ。他の皆さんは略(笑)。左からスクーリ氏、スティーヴ、教授、フェネス、小山田くん(敬称ぐちゃくちゃですみません)の順に着席します。スティーブ、教授、フェネスの前にはそれぞれラップトップが。教授のiBookにはステッカーがペタペタたくさん貼ってあります。「WAR IS OVER」と書かれたステッカーも。教授、着席すると、なぜかお香に点火。

今回の主役はローリー・アンダーソンの音楽監督を務めているという、スクーリ氏だったような印象を受けました。6弦ベースを叩いたり、ひっかいたり、e-bow(だと思うんですけど)を使ったりして色々な音を出していきます。そこに小山田くんがギターなどで繊細に音を加えていく。ラップトップを使用している三氏は、誰がどの音をだしているのか私には分かりません。フェネスは時々ギターも使ったけれども、主にラップトップ中心でした。ローリーの朗読の音声を入れたりしつつも、ほとんどがノイズの海。お尻があんなに痛くなかったら、もっと気持ちよくこの海に浸ることができたと思うのですが(苦笑)‥‥。小山田くんが面白い音を入れると、教授が小山田くんの方を見てニコっとうれしそうに笑うのがとてもチャーミングで、印象的でした。

一旦終了しバックステージに戻った一行ですが、鳴り止まぬ拍手の中、ふたたび登場。アンコール曲(?)は、スクーリ氏が6弦ベースを激しくかき鳴らす音をベースにした轟音系で、やや短めに終わりました。最後、教授にプレゼントを渡そうとしたのに受け取ってもらえなかった女性がいて、可哀相でした‥(ToT)。受け取ってあげて~。

それにしても、あんなに至近距離(フェネスまで1.5m、教授まで2mくらい)で豪華メンバーの即興ライブを堪能することができて、満足して帰途に着きました。朝から並んだ甲斐があったというものです。

☆☆☆
そうそう、わすれちゃいけない(?)ミーハー目線。
照明の中に浮かび上がる、スティーヴの顔。iBookのディスプレイを見つめる真剣な目。
もう、めちゃめちゃ美しかったです。この世のものとは思えないほど!

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2005/08/03

Laurie Anderson / Strange Angels ('89)

「歴史っていったい何?」
「歴史は天使さ。
 未来に向かって後ろ向きに吹き飛ばされていく天使。
 歴史は瓦礫の山なんだ。
 天使は時間をさかのぼり、修復したい。
 壊れたものを直したいんだ。
 けれども楽園から激しい嵐が吹きすさび、
 天使を後ろ向きに、未来へと吹き飛ばす。
 この嵐、この嵐が、『進歩』と呼ばれているんだ」
 The Dream Before (for Walter Benjamin)/ Laurie Anderson

strangeangels

いま新宿ICCで「時間の記憶」という回顧展が開かれていると知って懐かしくなり、90年頃よく聴いていたLaurie AndersonのStrange Angelsを引っ張り出して聴いています。恥ずかしながら、アーティストとしての彼女の側面についてほとんど知らずに来ました。持っているCDもこの1枚だけ。
上のリンクで遅ればせながら、スピーカーが内臓された改造バイオリンと生演奏の「デュエット」などをはじめとする、多様なパフォーマンス・アートを行ってきた人だと知りました。

パウル・クレーの「新しい天使」に触発されて、歴史観に天使を重ねたベンヤミン。そのベンヤミンに触発されたローリー・アンダーソンの曲が、冒頭で引用したThe Dream Before。これは坂本龍一のオペラLifeにも使われました。チェーン・ミュージックのように、インスピレーションがアーティスト(&思想家)からアーティストにつながっていく様に、大きな知の連鎖を感じます。

このStrange Angelsは、こんな具合に歌詞やコンセプトがなかなか奥深いのですが、そんなことを抜きにして、ポップ・ミュージックとしてもとことん楽しめるところがすごいのです。フックたっぷりの親しみやすいメロディ。ローリーの歌もいい。個人的には、夏の夜にリラックスして聴きたい1枚です。

☆8月8日新宿ICCにて「時間の記憶」展関連イヴェントとして、坂本龍一ツアーメンバーによるスペシャル・セッションがあります。行きたい!

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2005/07/31

最強のお掃除ソングとは?

ライブにサイン会、展覧会と、いろいろ楽しかった1週間。ふと気付くと(ほんとは気付きながら無視していたんだけど)家の中がすごいことに!!(画像は自粛^^;)
もう、どこからどう手をつけていいか分からない。なにしろ床が見えない。こうなったらブルドーザーでガアーっと中身を掃き出したい‥‥いや、もういっそ火をつけちゃいたい(物騒ですみません)。

半日ほどウダウダ逃避したあと、ようやくあきらめて行動開始。
とても丸腰で立ち向かえる状況ではないので、夫の部屋のドアを叩く。

私「なんかこう、自分がブルドーザーになったように錯覚できるCDない?思いっきりハードなやつ。掃除がはかどりそうなやつ。」
夫「えっ‥‥。う~ん。じゃあ、glasshouseの趣味を考慮にいれるとコレ、とかコレかな」
私(私の趣味ってどう認識されているんだろう?とギモンに思いつつその場でちょこっと試聴)
夫「そんなことやってる時間があったら片付け始めた方が早くない?」ああ、現実的なおコトバ。
私「だって。ああなっちゃうと、音楽の勢いでも借りないと立ち向かえないもの」
夫「立ち向かわなくてもいいんじゃない?あのまんまで(笑)」
私「‥‥(--;)」
こういうヒトだから、私のような者が妻をやっていられるのですが。しかしこのままでは、我が家はゴミに埋もれてしまいます。

貸してもらったのはJane's Addiction / Ritual De Lo Habitual と Voivod / The Outer Limits。

プレイヤーにセットして、決死の覚悟で戦場に向かいます。おらおら~!床の上にほったらかしのおもちゃは捨てられても文句は言えないんだからね!!アイス・キャンディーのセロファンと棒をテーブルにそのまま放置するヒトは一週間アイス禁止!!‥‥あらっ、私の荷物もあちこちに置きっぱなし(恥)。ヒトのことは全然言えないのでした~。

そんなこんなでズンズンズズズン、ジャンジャカジャンジャカとJane's Addiction1枚とVoivodの半分くらいでなんとかお掃除終了。万歳!久しぶりに床が見える!
どこのどなたかは良く存じ上げませんが、Jane's AddictionさんとVoivodさん、ありがとう。

すっきりした気分で2階に行くと、あぁーっ!!寝室が荒らされてる!ノンノン2号(2歳)の仕業です~(ToT)。
‥‥いいや。今日できることは明日やろう(笑)。本日閉店。

というわけでお掃除がはかどる音楽をご存知の方、教えてください。
ほんとは、もっと子どもと一緒にお片づけ習慣をつけないといけないんですけどね‥‥☆

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2005/07/21

Brian Eno / Another Day On Earth ('05)

anotherdayonearth
Brian Enoの新譜、Another Day On Earth。

最初に聴いた時の印象は、彼のアンビエント作品のように宇宙的なスケールを感じさせる、ゆったりとしたアルバム、というものでした。円熟、癒し、という言葉が似合うような。
でも2~3回聴いていくと、歌詞の断片がいくつか気になりはじめました。すると、どんどんひっかかりが生まれます。実は、「癒し」などという生半可なものではなく、かなり深いアルバムではないかと、本腰を入れて聴くようになりました。

イーノ本人の意向ということで、日本盤にも歌詞や対訳が付いていません。かならずしも明瞭に発音された歌ばかりではないし、ヴォーカルがサウンドに埋もれるようにミックスされている部分がかなりあります。なので、完全に歌詞を聴き取ることは難しいのですが、だからこそ、耳を澄まして聴き入ってしまいます。印刷された歌詞を「読む」のではなく、音と一緒に言葉の断片を受け取って、想像を膨らませる。これがイーノの意図なのかもしれません。
それは、海にただよう壜を拾って、中に入れられたメッセージを解読していくようでもあります。
Bottle drifting on the wave
Holding just a few poor words on nothing at all
…..
There’s nothing here that I could change at all
Nothing at all
(T5: caught between)

最もストレートな「歌」であるT7:how many worldsでイーノはこう問いかけます。
How many worlds do we ever see?
And how many people can we ever be?
If we wake up
If…ということは、われわれは目覚めていない、という思いがあるのかもしれません。

ユートピア的な願望をにじませるT8、T9もありますが、最終曲(ボーナストラック除く)は自爆テロを連想させる女性の独白で終わります。
I waited for peace
And here is my peace
Here in this still lost moment of my life… a….a….a….a(声が爆音のような音へ変化)

このアルバムの海外盤と日本盤の発売日の間に、ロンドンで「あの事件」が起きてしまいました……。

以上、歌詞をいくつか書き取ってみましたが、やはりイーノの意図どおり、言葉と音を一緒に聴くべきアルバムなのでしょう。苦い現実を見据える歌詞がある一方で、宇宙から見た地球の美しさに感嘆するような、美しい広がりを持った音に包まれている。その重層性が、このディスクに込められたイーノの世界観ではないか。大げさですが、そんなことを感じました。

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2005/07/17

Keane / Hopes And Fears ('04)

昨日から息子、ノンノン1号がひどい頭痛を訴え、ダウン。頭痛なんて初めてだったので心配したけれども、夏風邪でした。
子どもの体調が悪いと、私も引きずられて微妙にブルーになってしまうのです。だいぶ前、息子のアトピーがひどかった頃、美容院で耳の後ろを美容師さんに触られてとびあがってしまったことがありました。「そ、そこは……!…ん?」よく考えたら、アトピーで耳の後ろがジュクジュクしていたのは、私じゃなくて息子なのに。なんだかシンクロしてしまうの、なぜだろう?

薬を飲ませ、アイスノンと冷えピタをあてがって一安心。ブルーな気分を拭い去ろうとKeaneのHopes And Fearsを聴くことにしました。ColdplayやTravisと一緒くたにされることの多いKeaneですが、私、コープレとトラヴィスはやっぱりどうも好きになれないのです。
でも、Keaneは好き。

冷たい小川の水にそっと手をさらすような感触。
透明感のあるボーカルとピアノ。無防備なほど素直なメロディは、メランコリックでありながら爽やかでもあって。
サウンド面ではピアノが注目されることが多いですが、さりげなくサポートしているシンセやボーカルのリバーブが作る空間こそが、全体を気持ち良く成立させている影の立役者かも。
一切の構えや衒いを感じさせないのは、ファースト・アルバムだからこそかもしれません。セカンド以降、彼らがこの持ち味を維持するのか、変容させていくのか、とても気になります。
hopesandfears

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2005/07/15

風景と人、音と声

sr0508
本日発売のサウンド&レコーディング・マガジン2005年8月号にはブライアン・イーノのプライベート・スタジオでのインタビューが掲載されています。機材のことなど全く分からない私ですが、イーノのインタビューは珍しいし、スタジオの写真も見たいので買ってみました。

その中で興味深かったイーノ発言。
「風景しか描かれていない絵画を眺めるとき、人の目線は極めて複雑な軌跡を描きながら全体を動き回る。しかしそこに人影を描き込めば、それがどんなに小さなものであろうとも、目線はその人影を基点とした動きをするようになる。つまり、必ず人影に戻ってから次の風景部分へと移るようになるんだ。同じことは、サウンドスケープの中に声を投入したときにも言える。だから今回、ボーカルを入れようとしたとき、久しぶりに人物を描こうとする風景画作家のような感じでいろいろ迷ったものだ。"人物をどこに入れたらフィットするだろうか?などとね」

最近、とあるアルバムを聴いていて(イーノじゃありません)ボーカル・トラックとインスト曲のバランスに疑問を感じていたので、我が意を得たり!という感じ。
ボーカル曲とインスト曲、それぞれなかなか良い出来。なのに、ボーカル曲の配置や曲数のバランスのせいか、どうしても耳の焦点がボーカル曲に収束してしまう。なんとかならないかな~と思っていたんですよね。

まだAnother Day On Earthは聴いていないのでした~(汗)。

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2005/07/03

Out of Time

thinktank

昨晩はLIVE 8、全然見ないで寝ちゃいました~☆
Radioheadも出ないし、もともとフェスとかイベントとか万博(関係ない?)とかあんまり好きになれない体質です。
今日はなんとなく、しばらく聞いていないCDから何か聴きたいと思ってガサゴソ探し、結局Blurをあれこれ良いとこ取りして聴きました。Blurってトータルで好きなアルバムはないんですが、曲単位では結構好きです。

And you’ve been so busy lately that
You haven’t found the time
To open your mind
And watch the world spinning gently
Out of time

Feel the sunshine on your face
It’s in a computer now
Gone to the future way out in space
Out of Time from the album “Think Tank”)

……忙しいみなさん、週末はゆっくりできました?

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2005/06/27

王道ポップス

ここのところ、ずっと暑いですね。
暑い中あちこち歩き回った一日の後、ざあーっと浴びるシャワーは格別です。
体がすっきりした後は、軽いポップスで頭と心の中もさっぱりさせたい。
20年前の作品ですが、私好みのポップスの王道(その1)がこれです。

easypieces

LLOYD COLE AND THE COMMOTIONS / EASY PIECES (1985)
キャッチーなんだけど、適度にヒネリもきいていて◎。
グラスゴー大学で文学と哲学を学んだというロイド・コールの書く歌詞は散文的で、アルバム全体が一冊の短編集のようです。
特に気に入っているのはT4のGraceという曲。ギターのリフ、アコーディオン、さりげないストリングス遣い、軽快なドラムス。う~ん、王道!

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2005/06/25

東京タワー

東京タワーに行こう、と夫がいきなり言い出した。
ほんの数年をのぞいてずっと東京在住なのに、東京タワーに行ったことがなかった。このまま死ぬまで記録保持しようと勝手に決めていたのに(笑)。でも子どものためだもの、行きましょう、行きましょう。
新宿から12分。大江戸線のおかげでかなり便利。
特別展望台は思ったほど高くなかった。以前超高層のオフィスに勤めていたせいか、むしろ低いと思った。
でも、天気が良いのでなかなか気持ちよい。ホテルのプール、冷たそうでうらやましいな。
大展望台1階のガラスの床もおそるおそる乗ってみる。怖いけどちょっと快感☆
2階のフードコートで黒タピオカ入りミルクティーを飲んで、さあ帰ろ。

家を出てから帰るまで、ずっとこの曲が頭の中でリピートしていた一日。

carnaval

「東京TOWER」(ZELDA)
東京TOWERのてっぺんから
足をそろえて×××××
世界で一番大きなキス
地球に最後のプレゼント

ほんとは落ちてるはずなのに
どんどん私 昇ってゆく
空と雲が落ちてきて
だんだん地球は遠くなる

アルバム『CARNAVAL』より
(勝手に一部伏字にして失礼!)

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2005/06/21

Everyday I Write My Blog ( not really ;-)

もうすぐライブDVDが出るエルヴィス・コステロですが、Pitchforkのニュースによると、9月にそれとはまた別のDVDがリリースとか。日本盤も出るよね?
特にボーナス・マテリアルがそそります。
Bonus material:
01 "Granada Report"/"So It Goes" (UK TV, 1977) - "Alison (excerpt)", "Lip Service", "No Dancing"
02 "Revolver" (UK TV, 1978) - "This Year's Girl", "Radio Radio"
03 "Countdown" (Dutch live club show, 1979) - "Oliver's Army", "Accidents Will Happen", "Watching the Detectives", "You Belong to Me"
04 Pinkpop (Dutch live outdoor festival, 1979) - "Lipstick Vogue", "Watching the Detectives"
05 "What's In" (UK TV, 1981) - "Shot With His Own Gun"
06 "The Tube" (UK TV, 1983) - "Shipbuilding", "Everyday I Write the Book", "Clowntime Is Over", "TKO (Boxing Day)"
07 "Mandagsboren" (Swedish TV, 1983) - "Big Sister's Clothes", "Peace in Our Time"

欲しい!!……ああ、またお金が飛んでいく。

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2005/06/08

あの人は今?――Carla Bruni

carlabruni
去年の6月、来日コンサートがあったんですよね。元スーパー・モデルのCarla Bruni。
フランスで100万枚以上売り上げたというデビュー・アルバムは、ネット・ショップfnacのカスタマー・レビューが21ページ分も書かれていることからも、反響の大きさがうかがえます。
しかも、「最高!」「すばらしい才能!」「なんという声!」(10点中10点)というものから「最悪」「聞くに堪えない」「にせアーティスト」「単調で眠くなる」(10点中0点)という辛辣なものまで、意見がぱっくり分かれているのが面白い。それだけ彼女の声と作品には好き嫌いが出るみたい。
私はザラッとした彼女の声が好き。彼女のシンプルでアコースティックな作品は、淡々としているけれどもブルース・フィーリングがあるし、ユーモア、デカダンス、ノスタルジー……様々な機微をふくんでいて味わい深いと思う。
そろそろ次のアルバムを出さないかな、と期待しています。それとも大騒ぎされすぎて嫌になっちゃったかな?

「る・しえる・きすくしゅ」(=暮れゆく空)って言葉の響きがかわいくて♪いつも耳に残ってしまいます。

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2005/06/04

Midnite Vultures

雨のそぼ降る深夜、ふと目が覚めたのでついつい手にしてしまったBeckのMidnite Vultures。
その後、眠れなかったのは言うまでもありません。

ブログの他にホームページを併設しました。アルバム・レビュー(というよりアホ・コメント)などはそちらを中心にしていこうと思います。まだまだ建設途中のページですけれども。

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2005/02/22

’Til Tuesdayつながり

昨日の書き込みで'Til Tuesdayというバンドをなにげなく思い出したのだけれど、書き込みを終え、とあるCDのライナーを読み始めたら「ティル・チューズデイ」って文字が目に飛び込んできた。奇遇というか、なんというか。……このライナーは何度か読んでいたはずなのに、これまで全然「ティル・チュ―ズデイ」の部分には目が行ってなかったわ。

largoそのCDとはジャズ・ピアニスト、ブラッド・メルドーの「LARGO」。ジャズはどちらかというと苦手な私ですが、RADIOHEADのParanoid Androidのカバー目当てで買ったこのアルバムはけっこう面白いと思えます。その面白さに一役も二役もかっているのが、このアルバムをプロデュースしたジョン・ブライオン。彼は元ティル・チュ―ズデイのツアー・メンバーであり、その後エイミー・マンのプロデュースなども手がけているとか。

1曲目は(ド素人の私のイメージでは)「いわゆる普通のジャズ」の印象。でも2曲目では途中からピアノの音が右耳の奥の方で響いてきたりして(最後はセンターに)、ちょっと意表をついた音響バランス。3曲目はドラムスの音がかなり前面に出ていて、スネアの音も力強く、ロックに近い迫力を感じる。4曲目、ビュイーン、ビュイーンと不思議な音(ギターで出しているのか?)が聴こえる。だいたい不思議系の音はジョン・ブライオンが担当しているらしい。そして5曲目がParanoid Android。低音域の弦にパテを塗ったピアノを使っているのも面白いけれど、やはりメロディの美しさが胸に沁みます。特にrain down, rain downの部分はジャズというよりクラシックのようにしっとりと聴かせてくれます。最後にはじけて終わるエンディングが少し短くてあっけないように感じるのは私だけでしょうか?
疲れたので以降の曲のコメントはパス(苦笑)。でも、ビートルズのDear PrudenceとMother Nature’s Sonのカバーあり、ブラック・サバスへのアイロニー(とライナーには書いてあるけどオマージュ?)ありで、ジャズの範疇におさまらないチャレンジ精神が好きです。
ということで、これからちょっとジョン・ブライオンに注目します&ライナーはもっと丁寧に読みましょうと反省。

メルドーは他にもアルバム「Songs: Art Of The Trio Vol.3」でExit Musicを、「Anything Goes」でEverything In Its Right Placeをカバーしていますけれども、本音を言えばクリストファー・オライリーみたいに1枚まるごとRADIOHEADのカバーアルバムにしてくれると嬉しいのに。

日曜の夜もこの「LARGO」を聴いていたのですが、奇しくもその晩、東京でメルドー氏のコンサートがあったそうです(というか、チェックが甘いぞ>自分)。こうも偶然が重なると「生で聴きなさい」というお告げのように思えてきます。いつかはコンサートに行かせてもらいますね、メルドーさん。

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2005/02/21

It's just another manic ***day♪

曜日の名前の入ったポップ・ソングって好きです。
単調になりがちな毎日に彩りを与えてくれるような気がするからでしょうか。

いま思いつくものは、
Sunday Bloody Sunday / U2
Sunday Morning / The Velvet Underground & Nico
Sunday Afternoons / Vanessa Daou
Monday, Monday / The Mama’s And The Papa’s
Blue Monday / New Order
I Don’t Like Monday / The Boomtown Rats
Manic Monday / Bangles
Ruby Tuesday / The Rolling Stones
Love You Till Tuesday / David Bowie
Thursday's Child / David Bowie
Thursday / Morphine
Friday I’m In Love / The Cure
Saturday Night / Bay City Rollers
Saturday In The Park / Chicago

iwish_cure特に好きなのはBlue Monday、I Don't Like Monday、Friday I'm In Loveの3曲。 (画像はThe Cureのアルバム「wish」)
それにしても古い曲が多くて年がバレるね。リアルタイムより前のもけっこうあるよ~と言っておきましょう(^^;)。
番外編:'Til Tuesdayというグループがありましたね。今もあるのかな?
The Velvet Underground & NicoのAll Tommorow’s Partiesの歌詞にはThursdayとSundayとMondayが出てきますよね。ボウイのThursday’s Childはこの曲から来ているのかもしれません。

こうしてみると、月曜日が多いですね。水曜日は思いつかない!「ウェンズデイ」なんて、音の響きカワイイと思うんですけど、人気無いのでしょうか?がんばれ、Wednesday !
でも、きっと私が知らないだけで、他にも曜日の名前の入った曲はたくさんあるのでしょう。
ご存知の方々、教えてくださったら嬉しいです。

ところでU2のSunday Bloody Sundayを口ずさもうとすると、なぜかいつも「Sunday, bloody Monday~♪」になってしまうのです。私の中では「bloody」の途中で日付が変わるらしい。

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