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2006/11/01

Tamas Wells / A Plea En Vendredi ('06)

春の海を最後に見たのはいつのことでしょう?私はもう十数年来見ていません。ぎらぎらまぶしい夏の海と違って、春の海は淡いパステルカラーの波で心の中を洗ってくれそうなイメージ。日頃、なるべくほんわりと、楽しく生きていたいと思っているのですが、春の浜辺で波音を聴いたら、「ああ、ほんとうはまだまだ肩に力が入っていたんだ」などと気付いてしまいそう。もしかすると涙など流れてしまうかもしれないし、頭の中がごちゃごちゃしていても、来し方や未来に思いを馳せながら光る水面を眺めれば、大切なものと瑣末なものが篩にかけたように整理されていきそうな気がします。

こんなこと書くと「どーしたんだ!グラちゃん疲れてる?」とか言われてしまうかもしれませんが(笑)。このCDを聴くと、どうしても春の海を連想してしまうのですよ。

Plea
Tamas Wells / A Plea En Vendredi ('06)

これはTamas Wellsのセカンド・アルバム。Tamas Wells(タマス・ウェルズ)はバンド名でもあり、フロントマンの名前でもあるそうです。写真に写るタマスの風貌、思わず向こう側に何があるのか確かめたくなりそうな、透き通った青い瞳が印象的です。ミャンマー生まれのオーストラリア育ちという、ユニークな経歴の持ち主。
Tamas
その透明な瞳と同じくらい、イノセントな彼の声。試聴してみるきっかけになったのはHMV渋谷の試聴コーナーに書かれた「シガー・ロスのヨンシーを超える天使の歌声」という謳い文句でした。個人的にヨンシーとは全く別路線だと思いますが、とにもかくにも、春の海のように、優しくもほのかに悲しみをたたえた歌声とメロディーです。
アコースティックでシンプルなので、楽曲的にはサイモン&ガーファンクルとか、ニック・ドレイク系統ですね。新しさはありませんが、エヴァーグリーンな魅力を湛えた良曲揃い。インスト曲も深みのある叙情性にあふれています。

春の海に癒されたくてもなかなか行けない、という方。
(つか、秋ですしね。今。 笑)
しばし、Tamas Wellsに耳を傾けてみてはいかがでしょう?
ただ「聴きやすい」だけでなくて、静かに深く、耽溺せずにはいられない何かがあります。

Australian Music Online: Tamas Wells
(3曲試聴可。1,2曲目はファーストアルバムからで、3曲目がセカンド収録。)

Myspace
(3曲試聴可。3曲ともファーストから)

☆iTunes Store:ファーストA Mark On The Pane

☆日本盤販売レーベルhueのページ (セカンドより3曲試聴可)

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コメント

「どーしたんだ!グラちゃん疲れてる?」

とは程遠く、春の海に思いを馳せてうっとりしてましたよ。
で、私の感想は『グラちゃんのりのり~♪』です。
やっぱり海ってなんでものみこんで綺麗に浄化してくれるイメージがあるからね。こんな喩え方をされたら、もう海に行かずにはいられない。お清めしなきゃ!
そして、今度またご一緒した時は、CDショップ内ではグラちゃんの背後に引っ付いて行動をしかと見守ろうと思いましたぁ~

>chikaさん
いや、実はちょびっと疲れてるのよ(なーんて 笑)。
ま、全く疲れてない大人なんてあんまりいない世の中ですよね!

またCDショップ行きましょうね♪
それまで、ぜひネットでタマスくんを試聴してみて下さいな。
さりげないようでいて、かなり中毒性があります!

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